6年3組からのトピック


(仮)見る人に伝わるコマ撮りに挑戦!

6年3組の総合は、5年生の総合の振り返りから始まりました。去年の劇づくりでは、様々な壁にぶつかりながらも、最後にはみんなで協力して本番の舞台を成功させ達成感を得られたことが伝わりました。また、その中で見られた友だちの長所や成長を素直に尊敬する姿もありました。「クラスみんなでやり遂げた総合」という充実感があったと思います。
 6年生の総合では「一人ひとりが意見を伝え合い、それぞれの違いを尊重しながら話し合って進めていきたい」という意見がたくさん出ました。このことから、「一人一人が意見を言い合える関係性作り」を子どもたちは求めていることが分かりました。
小学校最後の総合で何を追究するか。最後まで残った2つのテーマは、「動画制作」と「藍染」でした。動画制作では定義が広すぎるので「コマ撮り」としました。それぞれのテーマの喜びややりがいを考えました。「コマ撮り」では、みんなの特技を生かして役割分担し、試行錯誤しながら制作にあたり、最後に見た人から笑顔や反応をもらう喜び。「藍染」では、藍の命をお世話し、藍色を布にうつし出す研究を重ね、布に色が染まった瞬間や作品に残す喜び。どちらのテーマになっても良いという子も多く、投票の結果、「コマ撮り」で活動をスタートさせました。1学期は、7つのグループに分かれて、まずは1つの作品を作り上げてみようと活動してきました。「切り紙」、「人形」、「人間」、「黒板アート」など、班によって様々な素材の作品が完成しました。共通のめあては、「見る人を意識して」制作すること。見る人に伝わる作品になったのか、2学期に検証し、方向性を決めることから始めていきたいと思います。