みんなでチャレンジ! みんなとジャンプ!!~しろちゃんといつもいっしょ~
☆やぎのしろちゃんとのくらし
・けんこう手ちょう
しろちゃんがちゃんと大きくなっているのか…えさは足りているのか…体のあっちこっちを計測して記録することを始めました。体重、首回り、胴回り、耳の長さ、前足の長さ、つのからしっぽの長さ、胸からおしりの長さ、地面から背中の高さ、つのから鼻先。グループで分担して紙テープで長さを測りました。7月⇒10月⇒11月。12月は測らないで終わってしまいました。
・赤ちゃん問題
1年生の頃から「赤ちゃんを産んで欲しいからヤギにする」と考えていたみんな。でも、「痛そうだからかわいそう…」「少しでも危険なことがあるならやめた方がいい…」と考える子もいました。どんなふうにしたら赤ちゃんができるのか…どんなことに気をつけなければいけないのか…赤ちゃんが育つためには…様々なことを調べて発表し、話し合いを続けました。
この夏は猛暑だったことや日照時間の影響か…なかなか発情するようすもなく…そうかな?と思ったことはありましたが、見極めることができずに、とうとう牧場に来ていた雄ヤギが栃木に帰ってしまい、赤ちゃんは断念することになってしまいました。
・遊び場作り
9月から、まずはイメージする遊び場を絵に描いて…模型を作って…6種類のものを作ることに決めて…グループを作りました。丸太の道、すのこ、伸び上がる台、フラフープの遊び場、坂道、高くて寝やすいすのこベッドです。
学校に残っていた材木を集めたり、家の近くの材木屋さんにたずねたり、家で余っている板や棒を持ち寄ったり、高学年が宿泊でお世話になっている黒姫のホテルから丸太を送っていただいたり…簡単に何でも買って作るのではなく、細々ですが、材料集めを始めました。以前に家づくりをした先生からはたくさんの釘をもらったり、電動ドリルを借りたりすることができました。そうこうする中、卒業生のお家の大工さんに連絡をしてみたところ、ちょうど倉庫の整理をされていたこともあり、大量の様々な種類の材木、木切れをいただくことができました。
次に、学校にあるのこぎりや金槌を探し、まずは正しい使い方を覚えるために、学園の管財の方に来ていただいて、説明、実演をしていただきました。そこから全員がのこぎりで切る練習、金槌で釘を打つ練習…はじめは「両刃のこぎりは怖いからやりたくない!」と言っていた子も、友だちのようすを見て、やってみて…すっかり楽しくなりました。そして、グループに分かれて 製作を開始しました。
☆過ごしやすい気候になって…多摩川たんけん楽しみました!
多摩川探検には、9月、10月、11月と3回出かけました。9月はまだまだ暑く、早めに切り上げて帰ってきましたが、その後は気持ちのよい秋晴れの中、活動を楽しみました。クルミ拾い、木登り、草すべり、秘密基地作り、石わり、色水、シーグラス探し、リース作り…。9月には水に入ってエビや小魚を捕まえることができましたが、秋も深まると水は長靴越しでも冷たくて、つかまえるのが難しかったようです。秘密基地は、他のグループと協力したり、川沿いの離れたところに別荘風の基地を作ったり、ホントの秘密の場所を見つけたり、かなりバージョンアップしました。多摩川探検は、飽きることがありません。