和菓子
6年生になり、新たなテーマで頑張りたいという子どもたちでしたが、ふたを開ければ候補が「映画」「和菓子」の2つだけでした。
映画は、グループに分かれて起承転結を意識した自由なストーリーでの作品づくりをしました。監督・演技者・撮影。と仕事を分担して伸び伸びと活動していました。みんなで作り上げる楽しさを改めて感じたようです。
和菓子も負けじと、体験を企画しました。「まずは作る楽しさを感じてほしい」と改築前の家庭科室が使える期間ギリギリにわらび餅を作りました。作戦は大成功、「食べるものを作るって楽しい」という感想がたくさん出ました。しかし、和菓子推薦隊はそれだけではなく、「和菓子の歴史・季節感・芸術性」を追究したいと強く主張していました。
思い残すことがなくなるまで話し合い、最終プレゼンを経て、恨みっこなしでの投票となりました。結果は数票差で「和菓子」に決定、勝った方も負けた方も涙涙の決着となりました。
まずは、和菓子に決まったからには、材料から作ろう、とあんこの材料である「小豆」を育てることにしました。今からなら「秋小豆」に間に合いそうです。急いで種を手に入れ、雨の中畑に肥料を入れ、そして7/18に無事種をまくことができました。今後夏休み期間は交代で水やりと雑草抜きに登校します。
和菓子に決まっても、家庭科室が使えないため、実際に作る活動ができずに、和菓子とは、という調べ活動が中心でした。2学期以降は新しくなった家庭科室で、あんこを主体とした和菓子を作りながら、より深くあんこや和菓子の世界を追究していく予定です。