6年1組からのトピック


ランタン

 小学校生活最後の総合。悔いのない検討の末に、ランタンづくりに決まりました。一言にランタンと言っても、様々な種類、材料、作り方があります。吊り下げて灯すランタン、ヘリウムガスを入れて空に飛ばすスカイランタン、川に流す灯籠流しなど・・・。その中でいくつかにしぼって、まずは作ってみようとしています。
 テーマが決まってからは、まずは布で作るランタンに挑戦しました。多くの子が、針金や木材で骨組みを作り、そこに布を張る方法をとっていました。骨組みの作り方も様々です。半球のドーム状に作る子や、直方体に作る子、三角錐のような形に仕上げる子。針金でつくる骨組みは思ったより丈夫ではなく、布をかぶせるときに形がゆがんでしまうこともしばしばありました。布を張るのもまた一苦労。それでも完成したランタンに明かりを入れて暗いところで灯してみると、とても綺麗でした。「心にランタンが灯されたようにあったかい気持ちになりました」とある子はふり返っています。見た目の完成度はまだまだ改善の余地はありますから、これからのランタンがどのようにパワーアップしていくのか、とても楽しみです。
 二学期からは、やりたいことが盛りだくさんです。ランタンの材料となる和紙を一から自分たちで作ること。懐中電灯などに頼らずに自分たちで明かりを作ること。秋祭りに向けてランタンを作って灯すこと。最終的には作ったランタンの光だけで夜の学校に泊まり、空にスカイランタンを打ち上げたい!と考えているようです。どこまで実現できるかは子どもたち次第ですが、これからも色々な目標に向けて歩き続けていきます。