2年2組からのトピック


アイとアンと38人の仲間たち 

  2学期は探究が深まる学びの場がふんだんにありました。その軸となったのはアンとの日々です。羊毛洗いはそこに行きつくまでに紆余曲折があり、昨年度のあんこの羊毛を何度かにわけて検証しながら進めました。つけ置きの時間、ぬるま湯の温度、羊毛の扱い方はその都度課題が残り、12月に辿り着いたアンの羊毛洗いでようやく理想に近い仕上がりになってきたのです。時間をかけることで羊毛だけではなくアンとの想いも深めてきた子どもたちです。短い3学期でどこまで羊毛の活動をつなげていけるかは未知数ですが、大事に生かしていくことでしょう。
  このほか多摩川たんけん、アンとの多摩川へのお散歩、いのちの絵本を作ることへの動き、聾話学校の子どもたちとの交わり、アンの姿を表現する絵画による表現などものやことに直に触れて問いをもつ物語のある毎日を子どもたちは駆け抜けました。