5年1組からのトピック


「いつもそばのそばにいたい」
 第4回目のそば打ちは1/21、Mさんがお願いをした加瀬名人と一緒に、1つ1つの手順とポイントを押さえながら行いました。その際、水回しが一番大切なこと、菊練りとヘソ出しを丁寧にする事を教わりました。そして麺切り包丁で切ってみたいという意見が出ました。すると、3人の人が持って来てくれました。
 そして1/31の第5回目は、名人に教わったことを皆で1つ1つ確認しながら丁寧に打っていきました。すると・・・どの班も見事成功!さらにそば切り包丁で切ると細く真っ直ぐ切れたのです。「やはり道具は大切なんだな」と何人もの子が振り返りに書いてきました。
 2/7の第6回目は、五割そばから七割そばへと、そば粉の割合を増やしての挑戦です。やはり麺切り包丁のおかげで細い(長くはないのですが)おそばになりました。今回も大成功です。
 すっかり自信を持った子どもたちの最後の挑戦は3/4。いよいよ十割そばに挑戦です。丁寧にそば粉に水を入れてほぐしていきます。でも、捏ねに入ると早速問題点が現れました。生地がぽろぽろとくずれてしまい、上手くまとまらないのです。結局その生地を捏ねて切って茹でても、細くつるっとしたおそばにはなりませんでした。結局おそばらしくなったのは8班中、たったの1班だけでした。やはり十割そばは難しい!自分たちの自信がもろくもくずれてしまいました。
 1年間、テーマ決めとそば打ちで終わってしまった5年1組の総合ですが、総合委員を中心に、失敗を皆で考え、工夫してきた活動をとても楽しみ、一緒に取り組んだことで生まれる団結力や探究心を実感しました。
 学習発表会では、「自分たちのあゆみや調べたことを伝えたい!」と積極的に説明する子が何人もいました。そば打ち体験を粘土で行なうことも子どもたちのアイデアと工夫から実現しました。