極上!魚の塩焼き~多摩川第二章~
2学期は『投網を編む』ことを中心に活動しました。1学期に決めた編み方では縦糸同士が絡まり、何度も編み直すことになってしまうことから、縦糸の絡まりを防ぐ方法や別の編み方を模索しました。最終的に、網針を使って網を編んでいくという方法が採用されました。また、網の素材や太さも試行錯誤をくり返した結果、『0.3ミリのナイロンテグス』に決定し、本編みが始まりました。網を編むだけでなく、川崎河川漁業協同組合の組合長さんからお借りすることのできた子ども用の投網を使い、実際に多摩川で投網を打つという活動もしました。想像していたよりずっと難しい投網に苦戦しながらも、笑顔にあふれた活動となりました。
また、昨年度からの目標であった『多摩川の最初の一滴を見に行く』ための笠取山登山が、二度の延期を経て実現しました。たくさんの方の協力のもとに実現した笠取山登山。達成感と同時に、大きな岩を滴り落ちてきたあの一滴が、やがて自分たちがよく知っている多摩川になるのだという驚きと、感動に似た思いを味わうことができました。