6年2組からのトピック


極上!魚の塩焼き~多摩川第二章~

 2学期は『投網を編む』ことを中心に活動しました。1学期に決めた編み方では縦糸同士が絡まり、何度も編み直すことになってしまうことから、縦糸の絡まりを防ぐ方法や別の編み方を模索しました。最終的に、網針を使って網を編んでいくという方法が採用されました。また、網の素材や太さも試行錯誤をくり返した結果、『0.3ミリのナイロンテグス』に決定し、本編みが始まりました。網を編むだけでなく、川崎河川漁業協同組合の組合長さんからお借りすることのできた子ども用の投網を使い、実際に多摩川で投網を打つという活動もしました。想像していたよりずっと難しい投網に苦戦しながらも、笑顔にあふれた活動となりました。
 また、昨年度からの目標であった『多摩川の最初の一滴を見に行く』ための笠取山登山が、二度の延期を経て実現しました。たくさんの方の協力のもとに実現した笠取山登山。達成感と同時に、大きな岩を滴り落ちてきたあの一滴が、やがて自分たちがよく知っている多摩川になるのだという驚きと、感動に似た思いを味わうことができました。

6年2組からのトピック


極上!魚の塩焼き~多摩川第二章~

 昨年に続き、6年2組では多摩川が総合のメインフィールドとなりました。多摩川についてもっと知りたいという気持ちから、多摩川の歴史を調べていた子から、多摩川ではかつて鵜飼いや投網で漁をしていたことがあるという情報がもたらされました。実は多摩川の魚を食べてみたいという願いは昨年も出ていたのですが、実行できずにいました。そこで今年は、多摩川の伝統的な漁のやり方を踏襲し、魚をとって食べたいという意見が出されました。さらに調べていく中で、昔は多摩川の河口にある川崎の地域で塩作りをしていたことも分かりました。そこで、今年度は多摩川河口付近の海水から塩を作り、多摩川で採った魚を塩焼きにして食べることに決まりました。
 1学期は、投網の編み方を学び、実物を見てそのしくみを知り、塩の作り方を調べ、海水を採りに行く計画を立てるという活動をしました。
 また、昨年度からの願いである『多摩川最初の一滴』を見に、笠取山を登るという計画も6月に立てていたのですが雨で二度目の延期となりました。次回は10月に再挑戦の予定です。雨が降らないよう、祈るばかりです……。