5年1組からのトピック


「わりばしアート 〜遊園地・厳島神社・熊本城をつくろう〜」

 全校から集まったわりばしは二万膳以上。使ったわりばしの回収にも、多くの協力をいただきました。10月の宿泊活動の際に使ったわりばしも、黒姫の冷たい水で洗って持ち帰りました。

 集まったわりばしを使った制作活動も本格的に始まりました。これでうまくいくはずと考えたアイデアですが、作っていると、見た目がわるくなっちゃう問題、熊本城の石垣の角度問題、観覧車ストロー問題、大鳥居のカーブ問題…などなど、次々と問題が発生しました。それらの問題を、少しずつ乗り越えながら、クラスが目指すアートに向かっています。

2年3組からのトピック


「つくろう!大すきな竹で」

 9月、学校説明会で、夏休みの自由研究で竹の発表会をグループで行いました。多くの園児や保護者の方々に聞いていただき、発表する自信もつきました。発表した作品は、「ランプ・動物・箸・皿・ぽっくり・竹とんぼ・かご」などでした。初めて竹にふれ伐ったり組み立てたりして、堅くて大変だったと感想を述べている子が多かったですが、楽しくて充実した作業だったようです。地方に行って体験したり近場で取り組んだ子もいました。竹を調べた子どもの中に「竹の種類は、どのくらいあるのだろう」という疑問が出てきたので、11月24日に富士竹類植物園へ見学に行くことにしました。
 集めてあった学校の竹の子の皮を自由に使って、「髪飾り・バッグ・舟・クジャク・ブックカバー・包み箱」など楽しんで作りました。竹の子に興味がある子どもたちは、竹の子の皮はどうなっているのかなと、竹林に行ってみましたが、ありません。「きっと、土の中・風で飛ばされたかもしれない」と予想しました。少しの竹の子の皮では作品が作れません。買ってきた皮を使い、工作用紙で作った箱の周りに小麦粉を溶かして貼りましたが、白くなったりすぐはがれ落ちてしまったり。次回(1月)もう一度取り組むことにしました。

 11月、竹を伐って作品を作りたいと願っている子どもたちは、授業参観・総合デーで竹伐りをしました。保護者がサポートしてくださりグループの子どもたちが協力して取り組みました。学校で初めて竹を伐った感想を子どもたちが書き、保護者の皆様も書いてくださいました。2回目は、竹で何を作ろうか考えながら伐りました。コップが出来上がりました。他にも竹でどんな物が作れるのか子どもたちの思いは、竹に向かっていきました。
 富士竹類植物園は静岡にあり観光バスで2時間かけて行きました。竹の研究を長年なさっている柏木さんから植物園見学と竹の説明があり、子どもたちからあらかじめ質問も用意してあった中で「かぐや姫はどの竹にいたのですか」「パンダが食べる竹は?」「花はいつ咲くの」などどんなものにもてきぱきと答えてくださいました。見学したことで、「竹が大好きになった」という子が多かったです。
 そして12月になり、竹筆作りに取り組んでいます。

4年3組からのトピック


「自然 火おこし・最高!」

 夏休みに「まいぎり式火おこし器」に出会った子どもたちが「意外と簡単に火がついたよ」と報告してくれ、みんなでまいぎり式火おこし器作りを始めました。4人1グループで作ることにしました。「なるべく自然の物を使って作りたい」という子どもたち。火おこし器作りで出会った方から「買った物でも材木なら自然のものだよ」と教えていただき材料集めから行いました。

 火おこし器が完成するといよいよ火おこし。夏休みに経験した子が中心になって挑戦。火種ができるまでも苦労しましたが、火種が出来ても完全に火がおきるまでにはなかなかいきませんでした。

 また、かまど作りも並行して行うために多摩川に石を取りに行きました。校長先生からかまどを作っていい場所を聞き、かまど作りに挑戦…のはずでしたが、インフルエンザのために学級閉鎖となり、かまどができるまでには至りませんでした。

3年1組からのトピック


「土」

  1学期から『土』をテーマに活動しています。2学期はどろだんご、陶芸、土壁、レンガ作り、土染めのグループに分かれて研究を進めてきました。
 土染めは、夏休みを利用して個人的に研究してきたことをもとにして、真っ白な布を土できれいな色に染めることができました。これからクラス全員で挑戦する予定でいます。
 陶芸は、自分たちで多摩川から採取してきた粘土を使って作り、オーブントースターで焼いてみましたが、固くはなったのに水につけると溶けてしまい、失敗してしまいました。このあと、市販の粘土を混ぜることでしっかり焼き上げる予定なのですが、どのくらいの量ずつ混ぜればできるのか、実験していく予定です。
 レンガと土壁は、図書室で作り方が書かれた本を見つけたことで研究が進むようになりました。レンガはなんとか形がくずれないくらいのかたさにはできるようになりましたが、まだ十分なかたさとは言えません。さらに固く、できれば火にも強いものを作れるように試しています。土壁は、これまでのようにすぐにひび割れしてしまうことはなくなりました。まだ小さな大きさでしかできていないので、材料を準備して、大きくしてもできるようにしたいと思っています。
 人数が一番多いどろだんごは、1学期のようなチョークや絵の具を混ぜて色をつけるのではなく、まずは土だけでピカピカでかたいどろだんごが作れるように何度も何度もチャレンジしてきました。2〜6人でグループを作り、どろだんごコンテストも開催して、ピカピカにする技を披露しあいました。作ってからビニール袋で一晩休ませると固くなる、葉や布でこするとピカピカになっていく… ピカピカどろだんごの作り方を自分達で発見し、発表することができました。
 この後も、「もっとピカピカに!」「色をつけたい!」「もっと大きく!」「もっと固く!」やりたい思いはたくさん。
 残された時間でどこまで研究を深めることができるでしょうか。3学期もみんなでがんばります。

2年1組からのトピック


「大すきなみらいの毛で」

●羊毛を洗う
 7月から羊の毛洗いを行っています。何度も試して、水ではなくお湯で、そして毛専用の洗剤を使うと色が白くなることがわかりました。ところが、洗い上がると毛玉のように固まり、ふわふわな感じには仕上がりません。ある子が「ふわふわにするのはどうしたらいいのだろう?」とつぶやきました。  9月私たちの洗っている様子を見た3年生が教えてくれました。「これ、だめ〜。ひょっとして、お水で洗っている?お湯がいいの。あと、毛を入れて揉んだり触ったりしているんじゃない?お湯に入れたらさわっちゃだめだよ」今まで、私たちは昨年の6年生の人たちがしていたように、足で踏みつけながら洗っていたのです。その日から皆の洗い方が変わりました。また、洗い終わって固まってしまった毛にカーダーをかける子が現れました。

●大すきなみらいの毛で
 市販で売られている毛糸をある日、分解してみました。「わあ、すごい!羊の毛にもどった!」子どもたちにとって驚きでした。その日から、自分たちも羊のみらいの糸を紡いで何かを作りたいという思いが強くなりました。  11月菜箸でスピンドル作り。カーダーで毛をほぐして筒状にし(一組ではロールケーキと呼んでいます)、糸紡ぎを始めました。一見簡単そうですが、同じ太さに紡いでいく、そして次の毛とつなぐということが難しいです。「どうすればいいんだろう?」という声がよくあがります。すると、近くにいた誰かが「教えてあげようか」と。互いに教え合いながら糸紡ぎの活動を進めています。

4年2組からのトピック


「よろこびあふれる つるしびな」

 夏休み中に、伊豆の稲取などの「つるしびな」の本場に行き、「つるしびな」を作る体験をしてきた子どもたちの発表やその作品を見て、皆が驚きました。「えーこんなに上手に作れるの」「自分一人で作ったの。どうやって作ったの」と次々に質問が出ました。つるしびな教室の先生に教えてもらい、お母さんにも手伝ってもらいながら作り上げたと聞き納得する子どもたち。いつか自分達だけで上手に作る願いをもちました。
 そして、いよいよ布を使って作り始めましたが、上手くいきません。家庭科の授業は5年生からで、玉結びや玉どめもわからない子が多くいました。手芸クラブの子が教えてくれるのですが、縫い方のコツがなかなか伝わりません。そこで、家庭科の先生に来てもらって、糸を針に通す方法や針の使い方、はさみの使い方などの基礎をしっかりと教えてもらいました。すると、ひとつ、またひとつと作品が完成し始めました。でも、「あれ、綿が中から出てきちゃった」「縫った糸が丸見えで格好悪い」と満足できる作品ではありませんでした。
 その後、参観日や授業に来てくれたお母さん方にコツを教えてもらいながら、徐々に満足できる作品が出来てきました。
 12月になり、きれいに作れる子も出てきました。でも担任が「吊すにはいくつのかざりが必要なの」と聞いてみたところ「最低でも9個。奇数なんだよ」と返事が返ってきました。「わー、大変。9個か。まだまだだね」「でも9個じゃさびしいかも」「出来れば2つ。対で作れたら良いな」など様々な意見が出されました。
 現在、同じものや似ているものを作っている人のグループで、相談しながら活動しています。すると徐々にですが作るペースが上がってきたように思います。
 3月3日に作り上げてひな祭りのお祝いをするのが最終目標です。

6年2組からのトピック


「極め出汁 〜オリジナル出汁を作ろう〜」

 2学期にチャレンジした出汁は3種類。あご出汁、かつおと昆布の合わせ出汁、そして干し椎茸の出汁。中でもかつおと昆布の合わせ出汁には、研究を重ね3度も挑戦しました。
 「あれ、なんだか薄いなぁ」テーマが決まって最初の挑戦はあご出汁。しかし「お醤油ある?」「塩入れよう!」あれよあれよと言う間に調味料が加えられていき…味は濃くなったものの、何だか腑に落ちない活動となってしまいました。そこで、本格的な出汁屋の出汁を飲んでみることに。すると、調味料なんてなくても口いっぱいに広がる深い味わい、塩や醤油をほんのちょっと加えるだけでいっそう豊かに変化していく旨味が、そこにはありました。これこそが“おいしい出汁”。「私達が目指すのはこれだ!」と方向性を確かめ、こうして、かつおと昆布の合わせ出汁研究がスタートしたのです。
 6人ずつのチームに分かれ、分量から手順まで、自分たちで調べ、考え、実践しました。使う材料はとてもシンプル。しかし不思議なことに、6チームそれぞれ驚くほど違いのある、各々の味に仕上がります。1回目の振り返りを生かした2回目。「昆布の種類が違うからかな」「かつおの量が多かったかも」「なんだかえぐみが出ちゃった」思い通りの味を目指して、様々に原因を探しました。けれども、結局何が決め手になって味に変化が生まれるのか、見極めることはできません。「理科の実験みたいに一項目だけ変えてみれば、もっとはっきり、ここを変えるとこういうふうに味が変わるって言えるんじゃない?」クラス全体での話し合いをきっかけに、活動は次のステップへと進みました。
 分量や材料の種類、水の量など、各チーム、一項目だけが異なる2種の出汁作りに挑戦した3回目。ここでは“予想に反する味の変化が表れる”という問題が勃発しました。振り返りの結果、「一項目だけ変えたつもりでも、お湯の温度や材料を引き上げる時間、出汁のこし方にも影響されて、味が変わってしまう」ということが明らかに。予想よりもずっとずっと、奥の深い出汁の世界。しかし挑戦すればするほどに、いつの間にか夢中になっていきます。自分たちが満足のいく“おいしい出汁”をオリジナルとして発表できるよう、6年2組の極め出汁は続きます。

6年3組からのトピック


「寄木細工」

 2学期は、夏休み中に箱根の寄木工房を訪ねた人たちの報告会から始まりました。クラスの半分ほどの人が、箱根に足を運んでいました。多くの子が寄木細工作りを体験してきたことから、すぐに工房を見学するのではなく、キットを買って学校で互いに教え合えばより総合らしくていいのでは?ということになり、みんなが気に入った工房の寄木のキットを購入しました。1セット800円と金額が高かったので予算のことも考えて、何度も相談して注文数を減らしたり、自分たちのお金も出し合うことで納得して購入しました。
 届いたキットを使って4人グループごとに色々な模様を作りました。連続性や規則性を意識しながら四人で一つの模様を考えました。すき間なく接着することの難しさがよく分かり、木によって色も香りも固さも大きく異なることも分かりました。
 その後、自分たちで木を選び、木を切って「種木」を作りたいということで、練習用に頂いた木材を電動のこぎりや手のこで1cm角の角材を切る練習に没頭しました。が、やはりすき間なく接着できるような正確な角材を自力で切り出すことは、かなり難しいことがわかり、3学期には切ってある角材を購入したり、大工さんに頼んで切ってもらうところから初め、寄木の模様作りの方に進むことになりました。自力で一からできないのは、とても残念ですが、「木を切るだけで終わってしまう。」「模様を考える楽しみを味わいたい。」という願いの方が強かったのです。

4年1組からのトピック


「みんな大好き! 大豆広場!!」

 大豆からいろいろな食品が出来ていること、大豆がいろいろな食品に変化していることに興味を抱き、テーマに選んだ子どもたち。2学期は、いよいよその大豆から出来ている食品づくりに挑戦しています。
 いろいろある中から子どもたちと話し合いで絞った食品は、何回か挑戦できる「豆腐」と「納豆」。というのは、「醤油」や「味噌」は熟成させるのに時間が掛かることを知ったからです。そちらを中心にやってしまうと、結果が出るのは来年度…。それでは試行錯誤していくことが難しいのでそのようにしました。
 月1回をペースに豆腐と納豆づくりに挑戦しています。1回目はとりあえず「やってみよう!」。2回目はグループで1つ拘りをもって挑戦(水や大豆の量・水や大豆の質・にがりの量や入れるタイミングなど)。そして、3回目は2回目の結果をグループ毎にプレゼンし、お互いの経験をシェアしてよりよい方法へと進めるという形で進みました。回数を重ねるとやはり「こうすれば…」ということが少しずつわかってきます。だんだんと豆腐・納豆らしいものへと変わってきたグループがありました。一方で「ここはこうしてみたら…」と工夫したつもりが逆に上手くいかなかったグループもありました。やっぱり「これなら!」というものを見つけるまでの道筋はまだまだ険しそうです。
 11月には、醤油と味噌づくりにも挑戦しました。これは先にも述べたようにくり返すには時間的な無理があります。でも、子どもたちは「やってみたい」という思いをもっていたので、「どうなるかはわからないけど」ということで仕込んでみました。味噌は煮た大豆に麹や塩を混ぜます。醤油はやはり煮た大豆に麹、そして小麦、水、塩を混ぜます。そして、どちらも容器に入れて…。今、みんなの思いを込めて熟成させています。
 冬休みが明けたら、また4回目・5回目と挑戦を続けていきます。

6年1組からのトピック


「あずま屋〜みんなが憩える場所〜」

 2学期に入りましたが、「これから大きな家を建てるのは無理だろう」と教頭から待ったがかかりました。さあどうしよう…そこで皆から出されたのが「あずま屋」でした。早速ネットや近くの公園へ行って調べてくれた子がたくさんいました。これなら柱と屋根をつくれば何とかなりそうです。
 そこで、あずま屋の模型を各自で作りました。でも、あれれ?敷地の広さを決めたのになぜか形や大きさが違います。そう、模型への縮尺という概念が不足していました。実際の縮尺を用いて模型を作ったTくんやMさんの作品を見ると、ずいぶん広そうです。
 その頃、「いよいよ具体的に動き出さないと間に合わないよ」というクラスの声を受けて、総合委員さんが役割分担を決めました。設計係と資料係は、ちょうど4畳分の広さ(2.7m×1.8m)は良いのではないかと決定しました。柱は1本では倒れやすいので、間に板を固定してそれをベンチの背もたれにすると一石二鳥になるのではないかと考えました。地面の凸凹は粘土で埋めたら良いのではないかと実験もしました。屋根の形は片切り型。屋根材はポリカ製の透明波形。調達係は学校内にあった、廃材を片っ端から探し出し、使えそうなもののリストを作成しました。11月には学内の松の木を切るというので、柱として8本分もらいました。
 2学期末。まだ一本も柱は建っていません。3学期に入ってからみんなで一致団結して、皆が憩えるあずま屋を建てます!