3年2組からのトピック


「こまっぷ!」

  夏休み明け、子どもたちは自由研究の発表をしました。「こまっぷ!」に関わることでは、こまの産地を調べてきたり、ご当地のこまを実際に作ってきたり…、とにかく様々なこまに触れました。

 その後、子どもたちは実際にどんなこまを作っていくか、ということの相談へ。(1学期に希望していたさかだちごまから一転、)たたきごまを作りたいと思っていますが、まずは自分たちでも作れそうでシンプルなひねりごまから、ということに。材料についても、お金をかけずに木を集めよう!となったところ、工事現場から廃材を譲り受けてきたり、自分の家で切ってきたり…、自分たちに必要な物なんだ、という思いが木材の数になって表れました。集まった木をのこぎりで切り、やすりで削って…。さらに、カリタス小学校の近くにお住まいの大工、手塚さんからいただいた木も併せて、やすりでけずってこまの形へコツコツコツコツ…。いま、手塚さんからいただいた木でつくっているこまの胴体はほぼ完成形に。(木がやわらかく加工しやすかったのです。)そのこまに心棒をさして、どのくらい長く回るか試しているところです。この心棒も、太さをどれくらいにしたらよいか、長さをどれくらいにしたらよいか、悩みどころです。

 また、先日はこまの産地を大きな地図にまとめていくことへ向けて、100枚に分割された日本地図をパズルのように組み合わせました。ちょうど教室の壁一面くらいの大きさ。この中にこまの種類ごとの産地をまとめていくことになると思います。
 自分たちで集めた木を使って作るこま(とたたきごま?)、そして地図への産地まとめ、3学期の活動も大忙しです。