4年1組からのトピック


「みんな大好き! 大豆広場!!」

 大豆からいろいろな食品が出来ていること、大豆がいろいろな食品に変化していることに興味を抱き、テーマに選んだ子どもたち。2学期は、いよいよその大豆から出来ている食品づくりに挑戦しています。
 いろいろある中から子どもたちと話し合いで絞った食品は、何回か挑戦できる「豆腐」と「納豆」。というのは、「醤油」や「味噌」は熟成させるのに時間が掛かることを知ったからです。そちらを中心にやってしまうと、結果が出るのは来年度…。それでは試行錯誤していくことが難しいのでそのようにしました。
 月1回をペースに豆腐と納豆づくりに挑戦しています。1回目はとりあえず「やってみよう!」。2回目はグループで1つ拘りをもって挑戦(水や大豆の量・水や大豆の質・にがりの量や入れるタイミングなど)。そして、3回目は2回目の結果をグループ毎にプレゼンし、お互いの経験をシェアしてよりよい方法へと進めるという形で進みました。回数を重ねるとやはり「こうすれば…」ということが少しずつわかってきます。だんだんと豆腐・納豆らしいものへと変わってきたグループがありました。一方で「ここはこうしてみたら…」と工夫したつもりが逆に上手くいかなかったグループもありました。やっぱり「これなら!」というものを見つけるまでの道筋はまだまだ険しそうです。
 11月には、醤油と味噌づくりにも挑戦しました。これは先にも述べたようにくり返すには時間的な無理があります。でも、子どもたちは「やってみたい」という思いをもっていたので、「どうなるかはわからないけど」ということで仕込んでみました。味噌は煮た大豆に麹や塩を混ぜます。醤油はやはり煮た大豆に麹、そして小麦、水、塩を混ぜます。そして、どちらも容器に入れて…。今、みんなの思いを込めて熟成させています。
 冬休みが明けたら、また4回目・5回目と挑戦を続けていきます。