「自然・火おこし 最高!」
2学期の間、調べたことや夏休みに体験したことをもとに、子どもたちだけで挑戦してきた“火おこし”。火種はできるものの、その火が大きくならず、かまどまで移せないことに悩んでいました。
そこで、火おこしの専門家の方に教えていただくことにしました。3人の子どもが夏休みに川崎市市民ミュージアムの小薬さんにご指導いただき、まいぎり式火おこし器を作ったり火おこしに挑戦したりしていたので、連絡を取ってもらいました。小薬さんは来校してご指導くださることを快く引き受けてくださいました。子どもたちはずっと挑戦し苦労してきただけあって、小薬さんのアドバイスがスーッと入ったようでした。その後は火種が大きくなり、かまどでその火を絶やさないことに成功しました。
最終目的とした「自分たちで作った火おこし器で火をおこし、料理をする」に大きく前進しました。「料理」と言っても「べっこう飴」「スライス焼き芋」を作ることにしました。これも何人かの子どもが実際に家で「弱火でも簡単にできるもの」ということで実践し、みんなで決めました。
学習発表会では、初めから最後まで食べ物を求め、長蛇の列が途切れませんでした。ただ、「火おこし体験」をたくさんのお客様にしてもらい、自分たちの歩んできたことを知ってもらいたかったので、少々悔いも残りました。