「人の中で生きるわたし」
4月に「どんなクラスをみんなで創ろうか」考えました。「人に優しくできるみんなになりたい」「人のために自分ができることをしたい」と子どもたちは言います。「じゃあそんな学級にするために総合でできることはないか」みんなで模索を始めました。考えて動くのではなくて、動きながら考えるのです。「校区探検をしていたら老人ホームがあったよ。お年寄りに会えるかな?」「中野島駅の広場のお花が寂しいな。みんなで明るい色のお花が咲かせられないかな?」「この町に保育園や幼稚園はないかな?」と具体的なイメージがわき始めました。
そんな矢先にカリタス幼稚園のチューリップ組さんがお散歩の流れで2組の教室にやってきました。興味津々の園児さんたちは小学校という器に驚きながらも大喜び。そんな訪問が続く中で子どもたちの関心はチューリップ組の仲間たちにフォーカスされていったのです。7月に入ってからも一緒に画用紙のバッグを作ったり幼稚園を訪問して園舎を案内してもらったり、今ではいつも“共に時を刻む小さな仲間”が小学生を待ってくれています。
9月の再会が待ち遠しい子どもたちです。