4年2組からのトピック


「おいしさ米るパン作り」

 子どもたちは、夏休みに、パン教室に行ったり、分量を変えて実験したりして、もっとおいしいパンにするためにどうすればよいか調べてきました。そして、3回目のパン作りは、塩の量や、こね方を変えて作ることになりました。その結果、見事に2回目よりも膨らんだパンが出来上がりました。先生達に試食してもらうと、「前回よりおいしい!」という評価をもらうことができました。

 しかし、今度は、中が層になってしまうという新たな問題が発生。「乾燥」が原因だということがわかり、4回目のパン作りでは、打ち粉を減らし、生地になるべく触らないようにしました。すると、層になるグループが少なくなりました。さらに、どのチームも焼き目がついて、見た目もおいしそうでした。4回目のパンは、お家の人に食べてもらいました。「想像以上においしくできていて、びっくりしました!」と、たくさん褒めていただきました。

 5回目は、いよいよプロの方に試食してもらうことに。何と、料理家の吉永麻衣子さんが来てくださることになりました!吉永さんは、子どもたちの作業の様子を見ながら、ガス抜きや成形の仕方など、たくさんアドバイスしてくださいました。

 吉永さんが6チームのパンを一つひとつ試食していく様子を、子どもたちは、どきどきしながら見守っていました。そして、吉永さんの、「どのチームもおいしいです。満点!」というコメントに、みんな大喜び。評価していただいた後は、吉永さんの活動について、お話を伺いました。「忙しいお母さんたちでも、子どものために作れるようなパン作りを広めたい。手作りのパンには、愛情がつまっています。」という吉永さんの思いを聞いて、「吉永さんのパンは、『愛こめパン』だね」と話していました。