「ゆき・きららの毛で ゆき・きらら・あかね・クリームを作ろう!!」
毛刈り
子どもたちは、1年生の時お世話をしていた、ゆき・きらら・あかねに画面越しですが、久しぶりに会うことができました。毛が伸びて、見るからに一回り大きくなっていた ゆき・きらら。そこでヒツジたちにとって初めての毛刈りをしました。いつもは大暴れしているのですが、この日は静かに座って毛を刈られるままです。そしてあっという間に毛刈りが終わり、まるでヤギのような姿に変わりました。その様子を心配そうに見守っていた!?きらら。ゆきが無事なことがわかると少し安心して毛刈りに臨みました。この2頭からいただいた毛、大事な毛をこの後どのようにしていくのか、総合の時間を使って話し合いを続けた1学期でした。
目の前に・・・
2学期が始まり学校へ登校し、動物たちとの生活が始まりました。そして画面越しに見ていたヒツジたちの毛に出会いました。初めの感想は「・・・(きたないとは言えないけど何も言えない)」か「汚い!何これ!でもゆきの匂いがする!」「当番の時のスモックの匂いだ」など毛を触ることも嫌がっているようでした。そこで1.苦手でもじっくり観察2.この毛を使って何を作りたいかを話し合う3.やってみる(今の段階では「洗う」)4.振り返りと次回への提言という活動を繰り返し行うことにしました。
そのうちに洗剤をつかうと毛にいい香りがして、カーダーをかけると少し?色が白くなって、フエルト化していないふわふわの毛に洗い上げることができるとわかってきました。すると上手に洗えたグループの話(コツ)を聞きに行き、そのコツと自分たちで編み出したコツをグループで話し合って練り上げ「次はこの方法!!」と決めて取り組んでいきました。
またカーダーをかけるうちに、よく観察していたら指で糸紡ぎもできるように。3組はスピンドルを使って、糸紡ぎをしています。こちらも気になる様子です。 その上、休み時間にはオープンスペースで羊毛ボール作りが大流行。友だちの発表していたマスコットはこの羊毛ボールを使ってつくります。これも気になる!!
2学期最後にきららの毛で本番の毛洗いをしました。すると洗い方が上手になったはずなのに、何だか洗っても毛が黄色いままでフエルト化した班もありました。きれいになった感じがしないのです。
さて来学期、残りのきららの毛と大事なゆきの毛を洗って、ゆき・きらら・あかね・クリームをつくることはできるのでしょうか。まだまだ鍛錬が必要なようです。