3年2組からのトピック


「みんなで!はじめての手作り紙」

3学期には、学校で育てているヤギやヒツジのフンで紙を作りました。
フンを集め、煮溶かし、きれいに洗い、ゴミを取り除いて漂白します。特に煮溶かす作業が大変!鼻をつまみたくなるようなにおいが辺りに広がります。出来上がった紙を見てみると…「あれれ、ゴミが多い」「わらとかをもっと取り除いた方がいいなぁ」という振り返りが。第二回はきれいな紙を目指してゴミ取りを頑張ることにしました。
第二回ではさらに、この学年の子たちが育てていた「あかり」「マロ」「ふわり」のフンを福田牧場から送っていただくことに!子どもたちは懐かしい思いを胸にして、においを我慢しながら第二号を作り上げました。頑張りの成果もあって、第二号はきれいな紙が完成!オンライン学習発表会でも好評でした。
学習発表会ではロイロノートで準備したスライドを見せながらzoomを使って「総合のあゆみ」を語りました。一人一人が自分の言葉で発表し、質問に答えている姿に成長を感じました。
最後はお世話になった方々(いなだ・子どもふるさと会/スリオンテック/福田牧場/産休に入られた先生/教育実習にいらっしゃった先生など)に向けて感謝の気持ちを手紙にしました。作った紙にも一言添えて送ったところ、お返事もいただいて子どもたちはうれしそうにしていました。
残った時間で「自分が紙にしてみたい材料」で紙作りをしました。今までの経験と方法を使った実験で、うまくいった人もそうでない人もいました。いずれにしても「繊維があるのか」「繊維が太いのか」「繊維が長いのか」ということに目を向けられたことが学びになりました。