「だぁいすき!」
9月になり子どもたちと羊さんとの日々が流れ出しました。1組の羊さんはアンと命名されました。アンは仏語の「1」・・・ 1年1組のみんなに囲まれて安心して暮らしてほしいという願いがあります。小屋の中のお掃除、散歩、休日当番も力を合わせて一生懸命にします。時には失敗するときもアンの動きが思い通りにならないこともありますが仲間と協力しながら頑張りました。
アンの眼を写生する、お話しする、身近な人に説明をする文章を書く、遊ぶ、散歩をしながら糞の回収をする・・・ それらのいとなみを共有しながらクラスの関係が築かれつつあります。アンがクラスの一員として大切な存在になった2学期でした。
また秋祭りに代わるクリスマスマーケットを1年生みんなで楽しみました。親子遠足に出かけて木の実を拾い、オーナメントや写真立てゲームコーナーなどを手作りで制作し小さな力が集まると大きな喜びを分かち合うことができることを知りました。
栽培活動ではタマネギの苗を植え、サツマイモを収穫し、植木鉢にチューリップの球根を植えました。2年生になる日につながる活動も増え、気持ちは新年度にも向きつつあります。
更には多摩川にも探検に出かけました。秋から冬にかけての季節の変化を活動に没頭しながら肌で感じています。沼の生きものを捕まえ、基地づくり、木登り、草滑りなどを経験するなかで五感を駆使しています。いつの日かアンと探検に出かけることがみんなの夢です。