みんなで土で遊ぼう!
3学期もどろだんごを作りたい
2学期は竹藪の土や荒木田土を主に使って作っていましたが、3学期は信楽粘土や多摩川粘土にも挑戦して作りました。多摩川粘土は昨年多摩川探検の時に子どもたちが見つけて学校に持ってきて保管してあったものです。昨年の取り組みから、粘土質の土だとどろだんごが作りやすく光ることがわかり、テラコッタ粘土や信楽粘土へと活動が繋がりました。
学習発表会
今年も学習発表会は、オンライン開催となりました。これまでのクラスの取り組み、そして、自分が活動してきた取り組みを他クラスの児童や保護者の方に伝えすることができました。子どもたちの多くは発表が始まるまでは「きんちょうする」と言っていましたが、いざ発表が始まると画面に向かって自分が光るどろだんご作りで学んできたことを精一杯伝えようと頑張っていました。
どろだんごの色つけ&パンフレット作り
3月「どろだんごに色をつけたい」と言った子がいたので、子どもたちは調べてアクリル絵の具またはチョークで色つけを行いました。どろだんごの表面が乾いてからアクリル絵の具を塗り、さらにびんなどで磨くと光沢が現れました。チョークの方は、ざるなどで粉状にしてから土に混ぜ込んで作ろうとしている子や粉に直接つけて磨こうとしている子がいましたが、なかなか上手く色が出なかったようです。
そして、学習発表会がオンライン開催となったため、その時は作成しなかったのですが、パンフレット作りにも最後に取り組みました。どろだんごの光らせ方は土の種類やその子の作り方によって違います。一人ひとりの子が思いを込めて低学年用、高学年用向けに光るどろだんごの作り方を書きました。他学年の児童に届けることができ、子どもたちは満足気でした。嬉しかったのは、それを読んでくれた1年生数名が翌朝体験に来てくれたのです。子どもたちは優しく作り方を教えてあげました。「土」と楽しく向き合った一年間。土の感触の気持ちよさを改めて味わい、光るどろだんごを目指して試行錯誤し、仲間と助け合いながら土が光る面白さを味わった活動となりました。