劇団流星群
最初の授業で、総合教育活動とはどんな活動かを話し合いました。「みんなで協力して活動する」「みんなでできる」「達成感が最後に味わえる」「1つのことに向かって作業する活動」「まだ、知らないことを学べる」「1人または家とかではできないこと」「深め合って、試行錯誤できるもの」・・・子どもたちが、自分の総合観を今までの経験から述べ合いました。その話し合いの様子から、子どもたちに安心してテーマを考えさせてみようと思いました。
次に、具体的に今年取り組みたいテーマを考えました。提案されたテーマは幾つかありましたが、何度か話し合いを重ねていくうちに、「劇」と「ウクライナの国のために」が残りました。「今まで、私たち劇に取り組んだことがないのです。だから、今年是非取り組みたい」「ロシアとウクライナの戦争のことを学んでいて、私たちはウクライナの国のために募金をしたい」・・・どちらも子どもたちの強い思いがありました。合体案も一度は出されましたが、結局決定には至りませんでした。6月、両方のテーマを全員で体験してみてテーマを決めることになりました。「劇」は、過去に行われた学芸会(劇)を見たり、実際に自分たちも「みつばちみつひめ」の台本を見ながら台詞を言ってみたりしました。「ウクライナの国のために」の方は、募金のお礼に渡そうと考えていた米ぬか石けんを作りました。「3票以上差がついたら、そのテーマに決めてもいい」という意見に全員納得したので決を採りました。「劇」19票「ウクライナの国のために」10票、「どちらのテーマでもいい」6票で、「劇」に決定しました。今、クラスでどんな作品に取り組もうか考えています。お楽しみに・・・。
ちなみにテーマ名の「劇団流星群」とは、きらきら輝く流れ星のように、夢中になって劇に取り組み、輝いていきたいという願いが込められています。