3くみ もこもこ ルンルン工房
☆だぁいすきな ルンちゃんの毛で 作品をつくろう!
2学期末までにルンちゃんの羊毛を洗い終え、カーダーかけもだいぶ進んでいました。そこで、3学期はルンちゃんの毛を使った作品作りに取りかかりました。「マフラーもいいし、お人形もいい…コースターやポシェットも作りたいな…」みんなの頭の中には、2年間一緒に過ごしたルンちゃんの毛で何かを作って、ルンちゃんが帰った後も、ルンちゃんも身近に感じていたい…ずっと一緒にいたい…という強い思いがありました。
まずは、一番難しそうな糸紡ぎ。羊毛をねじねじ撚ると糸になる!初めは手で…次に棒を使って…そしてスピンドルというものを知り、菜箸と段ポールやカーペットを丸く切ったもの、木やコルクのコースター、CD、ナットやビー玉…を使って、マイスピンドルを作りました。重さが足りないと、弾力のある毛に負けてしまってうまく回りません。そこで、1人は回す役、もう1人は糸を引き出す役と分担して、少しずつ糸を紡いでいきました。
次にニードルを使って、チクチク、チクチク固めて立体ルンちゃんやフェルトにからませていく平面ルンちゃんを作りました。顔や体を丸く立体的にしていくのが難しかったのですが、自分だけの大事なルンちゃんができあがりました。
その次に、石けん水と摩擦を加えて作るウエットフェルト。羊毛石けんやフェルトボールを作りました。ふわふわな羊毛がかたく固まって、石けんにはり付くことにびっくり!!でした。
学習発表会では、作品を展示して、今までにやってきたことを実演しながら保護者の方やお客さんに説明しました。その後は、ひたすら作品作り…。洗った羊毛を全部カーダーにかけて、糸を紡ぎ、織り機を作って…。最後までたどり着いたのは数名でしたが、羊毛を持ち帰って…大切な思い出の刻まれたルンちゃんの毛を使っての手仕事は、これからも続いていくことでしょう…。
3月15日。アンちゃん、ラメちゃん、ルンちゃんが牧場に帰っていきました。ちょっぴり涙が出ましたが、ルンちゃんのために、福田さんのためにこらえて、トラックに手を振ってお別れしました。「ルンちゃーーーん!元気でねーーー!」ルンちゃんも私たちも、これからも毎日ルンルン楽しく過ごしていきたいです。
☆なんかい行っても あきないよ! 多摩川たんけん
多摩川探検には、1月と2月に2回行きました。季節は冬なので、どのくらい楽しめるのか…?気温が気になりましたが、そこは“ハレハレ”の強運をもっている2年生。2回とも季節外れの穏やかな天候でした。
湧き水の小川は、やはり人気で、水草の下をガサガサガサ…エビがたくさんとれました。ときどきは小魚も網に入っていました。ズボンがぬれても…長靴の中に水が入っても…「もう一回!もう一回!」と挑戦する子どもたちがたくさんいました。今までにつかまえたエビや小魚を家の水槽で飼育して、増やしたり、魚を10センチ以上に育てたりして、多摩川に返しに行った子たちもいました。
他にも、草すべり、秘密基地、ブランコ、宝石屋さん、石の粉や草花を使ったカフェ、魚の骨をひろったり…などなどグループで相談していろ~んな活動ができました。
「3月にも行きたいな…」「3年生でも行けますか?」友だちと行く多摩川は、何度行っても飽きることがありません。多摩川~楽しい時間をありがとう!そして、学習参加して下さったお母さま、お父さまありがとうございました。