1年3組からのトピック


だいすき

 小学校生活で出会う、様々な初めてのもの・こと・ひとを「だいすき」になってほしいという願いをこめて、1年生は学年目標「だいすき」でスタートしました。
 子どもたちは、学校探検をして学校にいる先生や上級生のお兄さんお姉さんと仲良くなったり、多摩川探検では、多摩川の自然の中で思いっきり遊んで、自然が大好きになったり、ヒマワリやサツマイモを育てて、大きくなっていく様子を見守りながら身近な草花や生き物への関心を深めてきました。

 1学期、子どもたちが一番心を動かされ、夢中になったのは、ヤギのゆきちゃんとの出会いでした。ヤギのゆきちゃんを迎えるまでに、子どもたちは、飼いたい動物について調べてきたことを発表し、3組のみんなで飼えるかどうかを相談してきました。最終的に、ヤギか羊かどちらをお世話するかとなったとき、ヤギの好奇心が旺盛なところや活発なところが自分たちに似ているという意見が出て、ヤギに決まりました。
 ヤギに決まって、はじめに伝えたのは自分の家族でした。休日当番に一緒に来てくれるかをお願いするためです。おうちの方からは「決まって良かったね」「(決まるのを)待っていたよ」と言ってもらえたと、嬉しそうに報告してくれました。次は、学校で飼うための許可を校長先生にもらいました。福田牧場の福田さんに、ヤギを連れてきてくださいとお手紙を書いて、7月はじめに白い子ヤギが学校にやってきました。
 真っ白な体を見て、ゆきちゃんという名前になりました。ゆきちゃんは走るのが好きで、お散歩も上手です。柵の隙間から抜け出して、庭の外で1頭だけ草を食んでいたこともありました。元気で物怖じしない3組にそっくりな性格です。これから、ゆきちゃんともっと仲良くなって、ゆきちゃんのことをもっともっと大好きになっていきたいです。