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「劇(仮)」




二学期最初は活動計画を立てるところからスタート。劇の「目標」と「内容」を話し合いました。目標とは、劇を通して伝えたい事で「感動」で一致。「演者の私たち自身も感動できる劇にしよう」と盛り上がりました。内容については「元ある話をアレンジ」「社会問題」「戦争」「震災」と様々なジャンルが出され「脚本を書いてみたい」という子も数名出てきました。その中で「脚本作りにチャットGPTを使ったら?」という新しい意見が出て、皆、興味津々。「ちょっと試してみよう」とキーワードを入力しながら自分の構想が脚本になっていく体験もしました。しかし「自分たちの力で作りたい」という気持ちが強く、結局選んだものは「いじめ」をテーマに男子が書いた脚本でした。脚本作りはとても時間がかかることが分かり、しかも、時間は限られている。「皆がそれぞれ役割を持って進めた方がいい」と「脚本部」「衣装部」「音楽部」「背景部」「道具部」に分かれて、それぞれ準備を始めました。10月の総合デーでは、そこまで仕上がった脚本を披露し、保護者の方からアドバイスを頂きました。完成したのは10月中旬。そこから猛スピードでチーム決め(2チームに分かれて同じ劇を演じることに決定)、役決めをし、11月には舞台を使って練習を始めました。声出しの大切さは、ミュージカルを習っている2人の女子から提案され、音読集「しおさい」の『口の体操』を毎回読んで始めることにしました。体ほぐしは、11月の関東地区研修会で授業をしてくださった先生に教わった「アイスブレイク的な活動」を取り入れ、自然と声を出すことができるようになってきました。現在は、ひたすら脚本を読み、グループで台詞の読み合わせをしたり、舞台が使える時は舞台練習をしたりを繰り返しています。照明やスポットライトの操作も全て自分たちで行うので、体験し、興味を持った子が多かったです。当日は道具の移動も行います。2月の学習発表会で舞台発表することを目標に、今後も全力で取り組んでいきます。
4年2組からのトピック
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「自然遊び(仮)」



4年2組では今、ゲーム作りを通してクラスの仲を深めています。ゲーム作りの条件は、石や砂、木の枝など「自然を使った遊びであること」、「オリジナルのゲームであること」、そして、「誰もが楽しめるようなゲームであること」です。いくつかのグループに分かれ、話し合いや遊びを重ねながら、ゲーム作りやルール作りを頑張っています。
しかし、季節によって得ることができる自然の恵みは変わるもの。冬になると、花や葉は枯れてしまいます。そうすると、ゲームに必要な材料に困ってしまうチームも現れ始めました。そこで、「学校の近くの多摩川ならば必要な材料があるかもしれない、行ってみたい!」という声の元、多摩川に材料を取りに行くことになりました。
帰ってきた子どもたちの手には、たくさんの自然の恵みがありました。理想の材料でなくても、納得のいく材料を集めることができたようです。このお恵みに感謝しながら、より楽しいゲーム作りをしていきます。
1年2組からのトピック

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「みんなだいすき」




出会ったときは「こと」だったものが日々関わりあううちに「私のヒマワリ」「私たちが植えたイネ」「1年2組のヒツジ・・・あいちゃん」と変わり、子どもたちのかかわり方に子どもたちの気持ちがこもってきます。
2学期に入り、「夏休みのあいちゃんの様子」について話し合いをした時のことです。「あいちゃんの首のところの毛が剥げてきている!」「この前サランが毛を食べていた!」あいちゃんを守らないと!と「あいちゃんを守るための散歩」が始まりました。そのうちによく見ているとサランだけでなくつむぎも毛を食べていたという報告が!またまたよく見ていると毛ではなくて毛についたワラを食べていることもわかり始めました。そこで毛がなくならないように「あいちゃんの首にワラがついていたら、ワラをとること」をみんなで心がけることにしました。そのうえ、3組の子どもに話をよく聞いたら、なんとあいちゃんもつむぎの毛を(毛についたわらを)食べているとのこと。一緒に生活をする動物たちも、いろいろ関係を深めて?います。
順調に育っていたイネのところでは、鳥たちがイネの穂をついばんでいます。「自分たちのイネを食べている」と考えると「自分たちのイネ」なくなってしまうのは悲しいので、①キラキラしたもの②防鳥ネットなどを使って、鳥対策をしました。そんな中「アッ!白いのが見える!」カブトムシの幼虫は土の中で静かに大きく成長中です。教室の前ですくすく育っていたサツマイモ。様子を見に行った子どもたちから「サツマイモが(土から出てきて)見えてたよ」という話が届きました。そこでサツマイモを収穫し、ツルはクリスマスリースにして教室に飾りました。ツルから取り除いた葉は、乾燥させて「あいちゃんのモリモリサラダ」に?!1学期に蒔いた「種」が様々な「実」になってきています。
1年1組からのトピック
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「みんなだいすき」


七月から育て始めたやぎのサランちゃんは、にくぜんの下にこぶがあり少しずつ大きくなってきています。福田牧場の福田さんからは、「こぶがどれだけ大きくなったら心配なのかは分からないが、毎日よく健康を見て元気がなくなったらすぐに連絡してね。」と教えてもらいました。休み時間の小屋掃除とお散歩も頑張りながら、体重を毎月量ったり、毎日のうんちを一粒ずつ拾って変化がないか確認したりと健康チェックも子どもたちの手で欠かさず行ってきました。そんな中、一年生の秋祭りのお店を話し合う際に「サランちゃんの健康が心配でご飯をたくさん食べてほしいということがお客さんにも伝わるように、サランちゃんごはん玉入れをしたい」という思いが生まれていきました。ダンボールで作ったサランちゃんにみかんやナスなどのボールを投げ入れます。秋祭り後も、お家から野菜を持ってきたり、みかんの皮を持ってきたり、サランちゃんの健康を願ってともに活動を続けています。
この二学期、サランちゃんの他にもう一つの「いのち」に出会いました。ヤモリのちょろろです。九月に動物小屋で見つけたヤモリをどうしても育てたいということで、準備もお世話も全て自分たちでやることを約束に教室に迎え入れました。休み時間になると、子どもたちはちょろろのエサとなる蜘蛛を学校中に探しに出かけ、捕まえてきます。どんどんと愛着が湧いていました。そんな中、11月も半ばを過ぎたころ、いつもちょろろのお世話を頑張っていた1人の子がみんなに「ちょろろを逃がさないか。」と提案をしました。冬が近づき蜘蛛が少なくなってきていること、冬眠をするには教室は暖かすぎることから、寂しいがちょろろの幸せを願うと逃がしたいとのことでした。ずっとちょろろと一緒にいたい思いとちょろろの幸せを考えて逃がしたい思いが一人ひとりの中でぶつかります。最終的には、ちょろろは逃がしてあげることにしました。ちょろろの歌を歌い、みんなでちょろろの絵を描いてお別れしました。「いのち」と触れ合う経験は、時に気持ちが揺さぶられながらも多くのことを教えてくれます。
6年1組からのトピック
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「書道パフォーダンス」








書道パフォーマンスとダンスを合体させるという案で、このテーマに決まったものの、融合するというのはなかなか難しく、一人一人の思いが微妙にずれていて、活動が思うように進まない時もありました。それでも、話し合ってみると、その活動によって「周りの人への感謝を伝えたい」というクラス全員の大きな目標があることが確認でき、そこに向かって今頑張っているところです。
踊ることが大好きなダンスチームの人たちは、休み時間にも集まって自分たちのスキルを磨く一方、みんなのダンスが上達するように指導をしてくれています。自己申告で好きなジャンルとレベルに応じた3つのチーム(かわいいダンス、かっこいいダンス、難しいダンス)に分かれてもらって練習です。場所を確保して音楽を流しながらの練習は大変ですが、短時間でも工夫しながらみんなが真剣に取り組み、お互いの発表を見て、よいところを伝えあっています。
一方で、書道の時間をとって、筆文字で自分の好きな言葉や、興味のある書体の文字、イラストや外国語(アルファベットやハングルなど)も書いて(描いて)みました。どれも個性的で楽しい作品が並びました。カラーも入れると華やかになるという感想もありました。一番みんなの思いを表現できるメッセージを考え中です。
映像で高校生の書道パフォーマンスを見ていた子どもたちは、最終的にそれなりの大きな紙に書くことを考えています。半紙をつなぐだけでは到底足りず、模造紙をつないでこれくらいかなという大きさになるには20枚が必要でした。紙だけではありません。その下のブルーシートも張り合わせて作り、太い筆、大量の墨、掃除のための雑巾、新聞紙。さらに最後に紙を立ち上がらせるための支柱も必要でした。どうしようか迷っているときに、竹を使った総合活動をしている3年1組と4年1組がお世話になっている川崎市公園緑地協会の方に声をおかけしたところ、クラス全員で竹林に行って、細くて真っすぐな4mの竹を伐採し、支柱として提供していただくことができました。感謝です。その竹の節にヤスリをかけて丁寧に磨き、紙の裏に接着して持ち上げます。しかし大きな紙だけに紐で両脇からひっぱらないと、紙が破れてしまうこともわかってきました。
学習発表会で、みんなに自分たちの思いを表現して、最高のコンディションでみてもらうためには、まだまだ準備すること、練習しなければならないことが満載です。納得のいくダンスをして、大きな紙面にどんなメッセージを描くことができるのか。35人の豊かな発想力と協力なしには実現しません。子どもたちの挑戦は続きます。
6年2組からのトピック
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「みんなで協力して自然の中で泊まろう!」
心を一つに同じ方向に向かおうと確認した1学期。2学期は、奥多摩に宿泊したある子が「星空を見たかったけど曇って見えなかった。残念でした。」という日記を出してくれました。それを全体に投げかけると、「じゃあ、星空がきれいに見える場所に泊まろうよ!」といい、ある子の日記が、クラス全体の想いへと変わり、活動が始まりました。星空がきれいに見える場所を探し、「八ヶ岳自然の家」に泊まることを総合の着地点としました。

それから子どもたちは、宿泊するための資金を稼ぐために、それぞれのグループで何を販売するのかという活動が盛んになりました。「ジオラマグループ」は、多摩川で集めたシーグラスでアクセサリーや自分たちオリジナルのテノリウムを作りました。「昔の遊びグループ」は、どんぐりアートを、「植物グループ」はリースやハーバリウムを作り、「火おこしグループ」は、焼き芋販売を始めました。販売するための商品を作るだけではなく、販売場所を確保しなければいけません。そのために、中高カフェテリアや幼稚園、さらには、一般の人にも買っていただきたいという想いがあり、登戸駅前での販売も行いました。カリタスの中高や幼稚園は買ってくださる方がたくさんいたけど、一般の方にはなかなか売れないなあという現実も知ることができました。
そういった現実を知りつつも、子どもたちは買い手の立場に立って、どうすれば買ってもらえるのか、どれぐらいの値段設定がいいのかということを問い続けながら、販売活動をしてきました。
3学期は、目標金額を達成するために、地域の方を巻き込んだ「お祭り」を企画しています。地域の方へのチラシ配布、「父親の会」への依頼、各グループお祭りでの出店をどうするかを考えています。どれだけの人が集まってくれるのでしょうか。そして、盛大なお祭りを開催することができるのでしょうか。楽しみは膨らむばかりです。
2年3組からのトピック
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「ゆきちゃんだいすき」





2学期に入ってから、ゆきちゃんに発情が来るようになって(正確に言えば、ゆきちゃんの発情のサインに私たちが気づくようになって)、10月15日に福田牧場からオスヤギの「レオくん」が来て「けっこん」をしました。次の発情の周期である11月5日前後でゆきちゃんに発情のサインがなかったことで、ゆきちゃんは、おそらく「けっこん」が成功したんだ!と。それから毎朝ゆきちゃんの食べたものやうんちの様子、気づいたことを朝の会で報告したり、定期的にお腹回り・体重を測ったりして、ゆきちゃんの健康状態を確認し、ゆきちゃんの母子手帳に記録するようになりました。けれど、思ったようにゆきちゃんの体重も増えず、お腹回りも大きくならず、「本当にちゃんと赤ちゃんができているのかな?」と心配になってきました。聴診器をゆきちゃんのお腹に当てて、赤ちゃんの気配を探そうと試してみましたが、「これはゆきちゃんの心臓の音かな?赤ちゃんではなさそう…」やはり確信が持てません。福田牧場の福田さんに子どもたちの心配の声を伝えたところ、12月4日、牧場の獣医さんと一緒にゆきちゃんの様子を見に来てくれました。獣医さんが持ってきてくれたのは、エコー検査機!ゆきちゃんのお腹に検査用のゼリーを塗って機械を当てると、ゆきちゃんのお腹の中が見えるのです。小さな機械の画面をみんなで覗き込んでいると、ピクピク動く小さなものが映りました。4センチほどの大きさの赤ちゃんが、ゆきちゃんのお腹にいました。小さいけれど、よく動き、なんとあばら骨まで見えました。みんなで大喜びし、やっと安心できた一日となりました。
そんな中、1年生のころからのみんなの願い「ゆきちゃんと多摩川に行こう!」を決行しました。このときはまだゆきちゃんのお腹に赤ちゃんがいるかどうか確認はできていませんでしたが、「年を越すとゆきちゃんのお腹が大きくなって、遠出ができなくなってしまうかも…」と、ゆきちゃんがまだ身軽に動き回っているうちに、多摩川に連れていくことにしたのです。当日は急に冷え込んで、時折小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、みんなの熱意とおうちの方の温かい見守りと、何より一番おりこうさんでついてきてくれたゆきちゃんのおかげで、心も体もホクホクの楽しいお散歩が叶いました。ゆきちゃん、私たちと一緒にお出かけしてくれてありがとう!寒い日々が続きますが、きらちゃん、ゆきちゃん、そしてゆきちゃんのお腹の赤ちゃんが元気に冬を越せますように。
3年1組からのトピック
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「ホウキ(仮)」






暑い暑い夏休みも、これまで行ってきたホウキモロコシとホウキギ(コキア)の水やりと収穫と続けていきました。ホウキを作る材料にするわけですが、量は不十分。9月現在、手元には使える材料は何もありません。
「校庭に生えてたねこじゃらしでやってみよう!」
「山中湖(宿泊場所)の湖畔でとらせてもらったススキを使いたい!」
など、身近なところにある植物に目を光らせ過ごしていきます。
何日かすると、
「近所の畳屋さんで畳をいただいたんだけど、こうやって“さけるチーズ”みたいに1本ずつにするとホウキにできると思う」
「通学路にホウキギ(コキア)があって、管理人の人に聞いてみたら、使わないからいいですよってもらえたよ」
と、日に日に「可能性」が広がっていきました。さらに、「みごホウキ」という稲穂の穂先から第一節までの部分である「みご」を使ってホウキができると本に見かけたことをきっかけに、近隣の農家さんから稲わらを大量にいただいたりもして“エコ”な材料が集まっていきました。
その他、実は1学期に、持ち手は「竹」でできることを話していました。「竹」と言えば、ペアクラスの4年1組さんが、昨年度行っていた活動内容です。交流のある先輩方に問い合わせると快く提案してくださり、昨年度から整備しているという「竹林」へ出向いて竹をいただけることとなったのです。
ホウキづくりでは、学期を追うごとに、本数が増えたり、糸の巻き方が上手になったり、持ち手がつくようになったり…と、少しずつ少しずつ上達していっています。黙々と没頭する時間、困ったときに手助けする時間、最後は“自作のホウキ”を手にお掃除に励む時間―。どれもが、この教室の大切な時間でした。
クラスのみんなで決めた年間の活動名は『みんなで目指せ!35人のホウキ職人』。
効率を求める現代に逆行した人間本来の営みであろう「手作業で時間をかけてイチからモノを作ること」に、引き続き取り組んでいこうと思います。