4年2組からのトピック


「つるし雛」

 昨年度は「仮面舞踏会」をテーマに総合教育活動を楽しんだ子どもたち。今年度は歴史あるもの、和風な物にチャレンジしたい。そして早くテーマを決めて活動がしたいという願いを持ちました。
 クラスにあったつるし雛の本に興味を持った子が早速調べて、分かったことを皆に発表しました。和菓子、香道、団扇などの発表も続きましたが、つるし雛の「江戸時代から続いている」「福岡、静岡、山形で作られている」「つるし雛の一つ一つの形や色に意味がある」「女の子が無事に成長する願いが込められている」「衣食住に困らない願いもある」など次々と発表が続きました。
 ゴールデンウィーク明けには、つるし雛の飾りの1つである「菊結び」を作って来る子もいました。また、実際に伊豆の稲取に行った際に、つるし雛作りを体験した子もいて、その発表と出来栄えに皆が感心しました。「針を使うのはちょっと怖いけどできそうかな?」と不安そうな子もいましたが、実際に友達が作っている事、このクラスには手芸クラブの子が10人もいることからクラス35人全員が「このテーマなら1年間楽しめそう。夢中になって取り組めそう」となり「つるし雛」に決定しました。
 これからの活動が楽しみです。