「みんな笑顔で カリタスイッチ」
オンライン授業からスタートした今年度は、総合のテーマ決めもオンラインで始めました。2学期に学校が再開してからも話し合いを続け、9月の半ばに『ピタゴラスイッチ』に決まりました。初めは自由に色々な仕掛けを作っていたけれど、活動のゴールが見えない・・・。そこで改めてクラスで何を目指すのか話し合った結果、カリタスの一日をピタゴラスイッチで表す『カリタスイッチ』を作ろう!ということになりました。登校できなかった1学期に、改めて感じたカリタスの魅力や友だちと過ごす楽しさ。そんな想いをピタゴラで表現するために試行錯誤を重ねました。学校生活の一日の流れを表すために、『登下校』、『朝休み』『1H国語』、『2H算数』、『20分休み』、『3H外国語』、『授業間の休憩』、『4H音楽・総合』、『お弁当』、『昼休み』、『5H社会』、『6H宗教』、『掃除』のグループに分かれて活動しました。魅力が伝わるようなるべくリアルに再現したいという想いからミニチュア制作にも力を入れ、各教科や時間の楽しさが詰まったコースや仕掛けを作りました。13グループ全てを繋いで、ひとつのビー玉を自分たちに見立てて転がすことを一番の目標に頑張ってきました。しかし、グループ個々で作っていたものを隣のグループと繋げる時には、物理的な調整のみならず心理的な調整も必要です。「私のグループはこの高さからスタートしたいんだけど・・・」「隣のグループの坂が緩やか過ぎて、自分のグループに入ってからビー玉が止まってしまう。」など、友だちとたくさん悩みながら微調整を繰り返しました。学習発表会の時は、手動でないと転がらないところもありましたが、その後の活動で改善し、全てのグループが自動でビー玉が進むようになりました。カリタスが大好きだという気持ちを、ピタゴラの中で、そして活動している姿から感じ取ることができました。