5年2組からのトピック


「未定」

 クラス替えを経て、新しい仲間と集った5年2組。総合の時間になると「待ってました!」とばかりに目を輝かせる人が大勢いて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。きっと、今までの総合の中で、楽しい思い出や達成感をたくさん得てきたからでしょう。
 いくつか挙がっているテーマをしぼっていくために“どんな”テーマがいいかをみんなで考えました。すると「研究しがいのあるテーマがいい」「達成感の得られるテーマだといいよね」「自然のものを取り入れられるテーマが良かったよ」など、多くの意見が出てきました。それぞれ理由を求めると、「4年生の総合でも…」「私が前にやったテーマでは…」と、誰もが経験を元に話し出します。“善し悪し”を見極める目が、総合のテーマという点においても育ってきていることを感じました。
 5年2組で現在挙がっているテーマは7つ。こんにゃく、石けん、染め物、香り、うちわ、食品サンプル、蚕で生糸。何かを”作る”テーマが多いようです。今は、詳しく調べた資料や実際に作ったものを持ち寄り、互いのテーマをアピールしているところです。
 また「蚕で生糸」については、ちょうど蚕の幼虫を手に入れた理科の先生がいらっしゃり、幼虫を分けてもらうことができました。教室の片隅で、飼育を始めています。初めは「気持ち悪いよ〜」と話していた子の中でも、見ているうちに徐々に慣れてきた、という子が増えてきました。繭をつくり、さなぎになり、羽化して交尾をして早速卵を産む蚕たち。元々の種類なのか、どの蚕も体が小さく、一般的なサイズまで育つ前に、繭を作り始めてしまいました。産んだ卵からふ化する場面を見届けたい、もう一度幼虫の姿の蚕に会いたい…といった声も挙がっています。
 何はともあれ、テーマを早く決めて活動に入りたい、でも、みんなで納得してテーマを決めたい、という気持ちはクラスで一致しています。各テーマの良さや難点をさらに具体的に話し合い、テーマ決定に向けてペースアップしていきます。

1年1組からのトピック

「だいすき、いっぱい!」

 「そうごうって、なに?」入学したばかりの4月。「一年生の総合では、たくさんの『いのち』にふれて、自分の体と頭と心を思い切り使ってお勉強するんだよ」とお話しました。そうです!一年生の総合はまさに「命と命の触れ合い」の連続です。4月の移動動物園では動物たちと触れ合い、5月の多摩川探検では沼で生き物をさがし、花摘みをし、竹の子を収穫しました。これからも毎月多摩川へ探検に出掛けます。四季折々の多摩川で「自然遊びの名人になろう!」と目標をかかげました。また、5月にスタートした学校探検も6月15日で終わります。なんと45人もの先生との出会いを経験し、シールを集めた人もいます。花壇ではヒマワリが、畑ではサツマイモがすくすく育っています。今週はいよいよ学校に羊たちがやってきて、子どもたちと羊たちの生活が始まります!これから、どんな『いのちの物語』が紡がれていくのか、楽しみです。

6年1組からのトピック


「未定」

5つのテーマについて話し合っています。
それぞれのテーマの目標やよいところ、具体的な活動について発表しました。
これから、テーマ決定に向け話し合いが続きます。

①競技かるた…百首を覚えて、それぞれの和歌に親しむ。競技の技を覚え、みんなで楽しむ。
②黒板アート…黒板やチョークなども手作りしたい。アートを極めていく。行事ごとにウエルカムボードを作りたい。
③歴史の道具作り…できるだけ、当時の道具や作り方で社会の学習にでてくる道具を作る。作ったものを並べて、歴史博物館のように展示したい。
④食品サンプル…いろいろ作ったら楽しそう。いろいろな作り方や技術を使って作りたい。
⑤アレルギー抜き料理…アレルギーがある子にも、美味しく食べてもらえる料理を作りたい。

今のところ、
①〜③に取り組みたい子が10人ほどと多数派。
④〜⑤が少数派です。

3年3組からのトピック


「最高の総合にしよう!」

〜最高の総合にしよう!〜
 社会で梨のことをやっていると、「梨を総合にすればいいんじゃない?」という声があり、ここから3年3組の「総合」がスタートしました。本格的な話し合いが始まると、「百人一首」「ダンゴムシ」「砂金」「工作」「多摩川(化石・梨)」などいろいろなテーマが出てきました。「おもしろそう」「楽しそう」そういった声があがり、総合への期待も高まりましたが、まず問題になったのが「どうやって決めるの?」ということです。2年生まで総合でいろいろな話し合いをしてきていますが、総合のテーマを自分たちで出し合い、本格的に話し合って決めるのは3年生が初めてです。子どもたちは、どう話し合えばいいか、ということから考えました。

〜次に向けての話し合い〜
 まず、最初に行なったのはそれぞれのグループでの発表です。各チームがテーマ毎に調べ、発表します。しかし、いざ発表になると、なかなかうまく発表することができませんでした。そこで、次回からは「発表の練習も含めて話し合いの時間」としてみんなで頑張りました。
 すると、どのチームもスムーズに発表を行ない、調べたことを伝えることができました。砂金は何でとれるのか。百人一首の楽しさは何か。なぜ好きか、などどのテーマも聞き応えのある発表をすることができました。1週間ほどの出来事ですが、子どもたちの適応力の凄さを垣間見ることができました。
 みんなで良い発表ができたという充実感はありました。そして、どのテーマにも「取り組めばおもしろそう」という期待が膨らみました。しかし、どのテーマも良いことが分かって、どうやって決めればよいのか、さらに迷うことになりました…。
 そこで、どうやって決めるのかをクラスで話し合いました。「多数決」「話し合い」「合わせる」「他のクラスの決め方を聞いてみる」などの意見が出ましたが、話し合いを進めていくうちに、「人数が少ないチームもいるから、多数決はかわいそう」「多数決にしても、もう少し話し合いをしっかりしてから多数決にした方がいい」という意見にまとまりました。こうして、大変だけれども「話し合う」ことが決定しました。

6年3組からのトピック


「未定」

 昨年度の総合は「玉川焼〜お米を炊こう!作った土鍋で〜」というテーマ・目標で活動してきました。土鍋作り、目止めまでは出来たのですが、肝心のお米をたくことは時間がなくてできないまま5年生を終了しました。ですから、6年生のはじめはまずお米を炊きました。1回目はガラスの鍋で練習をし、2回目はいよいよ自分達で作った土鍋で炊きました。土鍋のふたを開けると、真っ白な湯気と甘い香りが広がりました。ちょっとお米の芯が残っていた班もありましたが、きちんとおいしく炊くことができました。おこげもおいしかったです。5年生での目標を達成でき、皆で喜びました。
 さて、ここから6年生のテーマはどうするか。まずは、総合で大切にしたいことを出し合いました。「目標があり達成感が持てるもの」「失敗をしながら極めていけるもの」「学習発表会のための活動にならないもの」など、たくさん挙げられました。次にやりたいテーマを出し、どんな活動ができそうかを発表することにしました。それから、総合で大切にしたいことと照らし合わせながら話し合い、テーマを決定する予定です。今までは、「オリジナルソープ」「玉川焼」をやりたいと考えた人が発表しました。これからもどんな発表がでるのか、どう話し合っていくのかが楽しみです。6月中にはテーマを決めたい・・・と考えています。

1年3組からのトピック


「いのちにふれて感じよう」

 五月に第一回多摩川探検を実施しました。川原の色とりどりの草花が咲く草むらで花摘みをしたり、雨でできた沼をガサガサしたり、木登り、笹の子採りなどもして、初めての多摩川をおもいおもいに楽しんできました。
 花壇のひまわりも二葉、本葉が出てきて、葉っぱの数が日に日に増えています。水やりの当番も楽しそうにこなしています。さつまいもの苗も植えました。
 動物飼育では、飼いたい動物をヤギかヒツジにしぼって調べ学習をしました。2年生の飼っているヤギ・ヒツジにエサをあげてみたり、触らせてもらったり、羊毛洗いの活動に参加させてもらったりもしました。クラスの気持ちは今、ひつじに傾いていますが、果たしてどうなるかな?

4年2組からのトピック

「ふっくらパンを作ろう!(仮)」

昨年度はじっくりと話し合い、テーマを決めた4年2組の子どもたち。今年度も、「米」や「ダンボール工作」など、いくつかの候補が出ました。しかし、「来年度はクラス替えになってしまうから、早くテーマを決めてたくさん活動したい。」という思いから譲り合う姿が見られました。そして、今年度のテーマは「パン」に決まりました。決まった瞬間、「イエーイ!」という歓声と拍手が沸き起こりました。
「せっかく早く決まったのだから、まずはみんなで作ってみない?」と投げかけると、子どもたちはやる気満々!早速レシピを調べてきました。班ごとに違うレシピで作り、どの班がうまくいくか実験的に試してみることになりました。
さて、いざ調理が始まると…どの班も大パニックに!「強力粉を量るのに、容器の重さはどうやって引くの?」、「◯mLって何g?」など、分量を正しく量ることに苦戦していました。そうして、ドロドロ、ボソボソの生地ができあがりました。さらに「発酵って何?」という問題も。よくわからずにそのまま放置したため、発酵しすぎて生地がしぼんでしまった班もありました。「これは、うまくいかないだろうなあ。」と思いましたが、ひとまず全て焼いてみました。すると、驚いたことにふっくらと焼けた班があったのです。また、膨らんでいなくても自分たちで初めて作ったパンに思い入れがあるようで、「おいしい!」「先生たちにも食べてもらいたい!」と満足そうな笑顔がたくさん見られました。けれど、「ヒビが入っていて見た目がよくない。」「発酵時間が守れなかった。」など、反省点もたくさん出てきました。まずは、みんながふっくらおいしいパンが作れるところを目指していきたいです。

6年2組からのトピック


「未定」

 カリタス小学校生活最後の「総合」テーマ決めが始まりました。
 テーマの候補は、クラスの人数分、36種類!出揃うかと思いきや、はじめに出たテーマは6種類でした。「もっと自分の考えをもっていこう!」皆で考えました。議題は、「総合で大事にしたいことは何か」。
 ○文化祭は“やる”が多いけど、総合は“学習”を見せるものだと思う
 ○誰のためでもない、自分たちのためのものにしたい
 ○たくさん時間をかけて知恵をしぼって一つひとつ積み重ねるものだと思う
 ○納得のできるものにしたい
36人全員が一言ずつ、自分の考えを伝えていきました。初めによく挙げられていた「楽しいものにしたい」とは異なった言葉で、信念が語られていきました。それからというもの、「迷い中」「検討中」という人がじわじわじわ…。真剣に悩んでいる証、心から推薦できるテーマを探している証でした。

 アピールタイムも、だいぶ具体性を帯びてきました。本を紹介する、模造紙にまとめてきて発表する、お家で作ってきて試食会をする、お家で作ってきたときの失敗談を話す、休みの日に川へ行ってきて生きものに触れあう…。発表に見入る友達からは「へぇ〜」という感嘆の声、「それって○○なの?」という質問の声が自然と出てきます。本物に触れ、実物をもとにして伝えるアピールは、興味をそそるようです。

 現在の候補は、「科学で遊園地」「食品サンプル」「葉脈標本」「お化け屋敷」「リラックスアロマ」「生の川 調査隊(多摩川)」「パンカン」「インスタントラーメン」「燻製」の10種類。魅力探りの真っ最中です。さて、5月末の運動会、6月初旬の宿泊活動が終わりを迎え、テーマ決め本格化シーズンの到来です。総合活動から、目が離せません!

4年1組からのトピック

「今年は『みんなでつくる』を目標に!」

 この学級は、前年度からクラスメンバーはそのままで、担任だけが替ってスタートしています。
 今年度の総合をスタートさせるにあたり、これまでの経験を子どもたちと一緒にふり返ることをしました。このクラスの子どもたちは、1・2年時は、羊や山羊と一緒に過ごしながらお世話をしながら生命と向き合ったり、学校からすぐの多摩川を教室にして自然からたくさんのことを学んだりしました。そして前年の3年時。「土」をテーマに取り組みました。前半は、どろだんご・ブロック・土壁・粘土・砂絵・土染め・陶芸など、土を利用してできる活動をグループに分かれて取り組み、後半は「ビッグどろだんごプロジェクト」と称して、大きな大きな泥だんごづくりに挑戦しました。グループ毎に作り方を工夫し、何とか大きな泥だんごを完成させようと頑張りました。「できた・できなかった」は別として、1つのことに向いながらあきらめない気持ちや、仲間と一緒に活動を進めていく中で大切なコミュニケーション能力が高まったようでした。
 さて今年度は…。ふり返ってみると、昨年度は「グループ」が中心だったことに子どもたちと気づきました。「土」は共通でしたが活動はそれぞれ。そこで、今年は「みんなでやろうよ」という声が上がります。また、「ものづくり」に興味がある子どのたちのようで、「何かをつくりたい」という気持ちも。そこで、「みんなでつくる」を目標に具体的なテーマを探り始めています。  今、具体的にあがっているのは、工作系の「つくる」では「オルゴール」や「アスレチック」「竹細工」「ジグソーパズル」「ボードゲーム」「彫刻」と、表現系の「つくる」では「劇」。その他に、「おつけもの」や「塩の結晶」といった研究系のものも出ています。同じものに興味が沸いた子同士で集まって、ポスターを描き、クラスでプレゼンをして絞っていきます。担任の私も、密かに1つ「みんなでつくる」を目指せそうなテーマを提案してみようかと思っています。