2年3組からのトピック


「ゆきちゃんだいすき」

 2年生は、育てたい野菜調べからスタート。6月の宿泊活動に向けて、すでに1年生の冬からタマネギとじゃがいもを育てて準備しているが、その他にも春から夏に向けて色々な野菜が育つことを知り、1人一鉢ずつ育てようということになった。それぞれミニトマトやエダマメ、オクラ、ナス、ピーマン、トウモロコシなど、自分が育ててみたい野菜について調べ、ミニトマト・ピーマンについては苗から、エダマメとオクラなどは、タネから育てることになった。他に、畑では中玉トマト、きゅうり、ナス、トウモロコシを植えた。
 野菜を育てるために、畑やプランターの準備、観察、水やりや草抜きなどやることが次から次と出てきて、総合の時間がどうしても野菜のお世話中心になってしまう。そんな中、「2年3組の総合では、どんなことを真ん中にしてやっていこうか」となったとき、やっぱり子どもたちは、「ゆきちゃんと多摩川たんけんに行きたい」という、1年生の時からの願いをしっかり持ち続けていた。一方、ゆきちゃんも大きくなって(5/8時点で体重28.85㎏)力も強くなり、散歩の時に言うことを聞かずあちこち引っ張られて苦労している現状もあった。そこで、ゆきちゃんと私たち2年3組が安全に多摩川へ行くための練習、「ゆきちゃんの交通安全教室」を始めることになった。歩道のないところを広がらないように、よそのお家の草花を勝手に食べないように、車が通る場所で飛び出さないように…注意しなければならないことは山ほどある。まずは、学校の敷地の中でお散歩コースを作り、みんなで役割分担をして練習をした。ゆきちゃんをリアカーに乗せて運ぶ練習もした。けれど、まだまだ交通安全教室は、道半ば。夏休み明けもゆきちゃんとお散歩の練習に励まないといけない。2学期は、少しだけ学校の外にも出て練習することができたらいいな。
 6月の宿泊では、学校の畑で採れたじゃがいもとタマネギ、きゅうり、にんじんをみんなで食べることができた。猛暑の続くこの夏休みも、毎日お当番の人が水やりをして野菜を収穫している。2学期になったら、秋冬に向けて新たな野菜調べが始まるかも!?

2年2組からのトピック


「やってみよう!ワクワク!ドキドキ!」

  022の総合教育活動は、本校で取り組んでいる「学びのサイクル」の中の「発意」から始まりました。まずは、子どもたちの「やってみたい!」「こうしたい!」「どうして?」「なんで?」を表出するために、みんなでイメージマップを作成しました。
  クラスで一人1意見として、全員に聞きました。子どもたちの考えは幅広く、本当に色々な考えが出てきました。大きくまとめると、「工作グループ」「探検グループ」「多摩川グループ」「宿泊グループ」「動物グループ」「探しグループ」の6つになります。例えば、先日は「探しグループ」の活動で、木の実を集めてきました。集めていると、子どもたちから「え~っ、この実は何の実だろう?」「名前は何!?」という疑問や困り感があります。また、スケッチをして木の実の形や色、特徴などをじっくりと観察すると、それぞれの実の違いにも気付きます。その疑問や困り感・気付きが大切で、「この実を調べるためにこの後はどうするのか?」「何をしたら良いのか?」と、学びのサイクルでいう「構想」に繋がっていきます。
  まだ、考えて決めなくてはいけないことがたくさんあります。しかし、子どもたちの考えや想いを大切にして、自分たちで1番「発意」を感じられたものを、022の総合教育活動としていければ良いなと考えております。

2年1組からのトピック


「Jump Together」キラキラきらちゃん

☆おかえりきらちゃん 2年目のくらし
 4月の移動動物園で、きらちゃんが牧場から帰ってきました。牧場に帰って少し大きくなって、毛もふわふわになっていました。さっそく毛刈りをしました。きらちゃんの毛はまっ黒だけど、内側の方はもっともっとまっ黒!「なんか…かっこいいね!」と言いながら見守りました。毛の量は、2.1キログラムありました。この毛を使って何をしようかな…楽しみです。
 1年生の時にも7回、洗い方を研究してきて、だいたいのことはわかっていますが「まずはもう少したくさんの毛を上手に洗えるようになりたい!」とルンちゃんの毛を引き続き洗うことになりました。ほぐして、ゴミをとって…25グラム~30グラム。モノゲンを使ったつけ置き洗いで、二人組で行いました。まぁまぁふわふわな洗い上がり♪1学期の後半には、カーダーを使って毛をとかすことにも挑戦しました。ゴミはとれるし、ふわっふわになるし…楽しくて仕方がありません。
 2学期には、いよいよキラちゃんのまっ黒な毛を洗ってみます。

☆もっと行きたいなぁ~ 多摩川たんけん
 多摩川には、4月と6月に2回行きました。グループが新しくなっても、計画の話し合いを上手に楽しく進めることができるようになりました。
 チョウや虫を追ったり、エビや魚、アメンボをつかまえたり…秘密基地にピッタリな場所を探したり、斜面をよじ登ったり、キレイなシーグラスを探したり…思いきり活動しました。川の近くを渡る風が心地よく、小川の冷たさが長靴ごしでも気持ちよかったです。冬はまっ茶色だった景色が緑でいっぱいの草むらになって…季節の変化を感じることができました。宿泊後の7月にも行ってみたかったのですが、気温が高くて計画できませんでした。

☆やさいを育てて、Jump Together お泊まり会!
 1年生の時から玉ネギとジャガイモ、にんじん(これはほんの少し)を畑で育てていました。他に育ててみたい夏野菜を調べ、みんなの希望をグラフにしてみて…畑にはきゅうり、中玉トマト、なす、とうもろこしを植えました。各自の鉢には、ミニトマト、えだまめ、ピーマン、オクラ、ししとう、モロヘイヤなど一人一人が育ててみたい野菜を選んで植えてみました。ミニトマトやピーマン、ししとう、オクラはできた人から持って帰って家族で味わいました。枝豆は夏休み中にできそうです。暑さであっという間に水涸れしたり、虫が葉っぱを食べてしまったり、どれも簡単には育たないことがわかりました。
 6月には、楽しみにしていた「お泊まり会」をすることができました。大きな数の筆算やおつりの計算、時間の計算を頑張り、カレーの作り方を調べて家で練習して、準備をしました。自分たちでスーパーで買い物をして、自分たちで育てたジャガイモと玉ネギとにんじんを使って、自分たちで作ったカレーを食べて、暗い学校の中でスタンプラリーをして…自分たちで作ったランタンの明かりの中、みんなで寝袋に転がって寝て…楽しい、楽しい宿泊になりました。
 宿泊が終わってからキュウリやなすがたくさんとれ始め、順調に収穫できるようになり、夏休みまでに、学年の108人が2回ずつ野菜を持って帰って、おいしく食べることができました。

1年3組からのトピック


「みんなだいすき」

 入学後に総合と出会った子どもたちのささやかな物語です。4月以降校舎内の見学から学校探検に発展。たくさんの先生方と触れ合うことができました。1組の仲間からの提案を受け、ヒマワリの種を蒔くことにした子どもたち。その一粒を写生するときに瞬きもせずに見つめました。サツマイモの苗を植えたのもこの頃です。ふと気がついたら土ともすっかり仲良くなっていました。
 2度の多摩川探検では河川敷の草花や昆虫…沼のエビや稚魚、大きな石に生い茂る樹木、真上の青空と風がみんな感性を包み込みます。
 そして動物の飼育について4月の移動動物園以降、約2ヶ月半にわたってみんなで話し合ってきました。命を預かるには子どもたちなりの覚悟が必要だからです。草食動物について調査し、それもまた参考にしました。お母さんが自分のためにしてくださっている日常にも目を止めました。育てる覚悟が芽生え始めます。また前述の小学校の先生方や上級生、種、川の生き物などもまたみんなを取りまく「命」だったのです。
 命の大きさはみんな同じ…。だからこそ育てるにあたっては山羊でも羊でも注ぐ愛情は等しい…。こうして7月の最終週に羊さんがやってきました。願いを込めて「つむぎ」と名づけ、1年3組は38人かぞくになったのです。つむぎとのドラマは幕を開けました。夏休みにこの物語は延長されています。

1年2組からのトピック


「みんなだいすき」

 入学式のあと教室で読み聞かせに選んだ本の内容は、ちょっと面白く、次の展開を思うとワクワクどきどきする絵本。そう、小学校には「どきどき」「わくわく」するものがいっぱいです。子どもたちは様々な「どきどき」「わくわく」に出会います。お友だちできるかな?授業ってなに?教室を移動するって?持って行くものは?勉強って?宿題!楽しみはおいしい給食!
 1年2組の子どもたちは総合でヒマワリやイネ、カブトムシなどを育てながらいろいろな「こと」に出会いました。ヒマワリの芽が折れてしまわないように雨の日に傘をさして守り、ヤギやヒツジにヒマワリの芽が食べられてしまい悲しむ友だちに代わりの苗をもってきて植えました。バケツでイネを育てようと、クラス全員で協力して重い土の袋を運んで事前に調べた土の配合をし、よく混ぜて無事植え付けました。そしてある日の朝は学校へ登校したらカブトムシが脱走していて、教室で網を使ってカブトムシたちを捕まえました。なんと次の日まで脱走して隠れていたカブトムシも!毎日「びっくりすること」が起きても、みんなで知恵を出し合い気持ちを寄せて、「みんなだいすきだから、何とかしよう!」の気持ちで乗り越えてきました。
 そのような1年2組のみんなは7月半ばに子ヒツジを迎えました。輸送のトラックから出てきた子ヒツジは怖がり、大きな声で鳴いたり立ち止まって動かなくなったり、走ろうとしたり。ヒツジってこんな暴れん坊?!そんな時は、落ち着いて調べてきたことを思い出して、子どもたちと子ヒツジの気持ちを考えてみました。「歩きやすいように道を作ってあげよう」「(周りに)立たないで座ってみよう、ヒツジはさびしがりやだから」「同じ声で鳴いてみよう」そのうちに子ヒツジも落ちつき、小屋へ案内することができました。ここからはじまる子ヒツジ「あいちゃん」と2学期どんな生活がまっているのか、「みんなだいすき」の気持ちで向き合っていきます。

1年1組からのトピック


「みんなだいすき」

 カリタス小学校に入学して、子どもたちはたくさんの「いのち」に出会い、考えてきました。20匹ものアゲハ蝶を幼虫から育てたり、畑を耕してひまわりやさつまいもを植えたり、お家の人に自分が赤ちゃんだった時のことや生まれる前のことを聞いてきたり、移動動物園でたくさんの動物たちと触れ合ったり。もっといえば、友だちとの出会いや先生たちとの出会いも、「いのち」に出会ったということです。その一つひとつを丁寧に丁寧にみんなで経験してきました。時には、アゲハ蝶がなくなってしまったり、さつまいもが大きく育たなかったりと、順調にいかないこともありましたが、それも「いのち」を考える機会となりました。
 そんな経験の先に、一学期の最後にはやぎの「サランちゃん」を迎えました。韓国語で「愛」という意味のサランから名前をとり、みんなに愛される子になってほしいという願いを込めました。毎日、お散歩に小屋掃除に、自分たちがサランちゃんのお父さんお母さんとして頑張っています。また、2組、3組にやって来た羊たちに怖がってごはんを十分に食べることができないサランちゃんのことを心配して、サランちゃんが健康に育つようみんなで考え、夏休みはお部屋を別々にし、毎日自作の健康チェック表で健康観察をすることになりました。やぎの「サランちゃん」とともに育っていく子どもたちが二学期も楽しみです。

6年3組からのトピック


063練り切り~魅力を伝えよう~

 二学期末に問題になった「求肥ジャリジャリ問題」ですが、白玉粉と砂糖を慌てずに少しずつ水に溶かすことが大切だと気づきました。また、サラダ油を少し入れるといいらしい、と調べてきた子の発表から、それに挑戦する所から始まりました。すると・・・何とほとんどの班がなめらかになったのです。これで求肥ジャリジャリ問題は解決しました。ただ甘みが少なかったので、少し砂糖を増やしました。

 もう一度学年の友だちに食べてもらいたい、ということで再び友だちのためにつくることにしました。けれども今度は白あんに水を入れすぎてベチョベチョした練り切りになってしまいました。ベチョベチョなので上手く梅花の形もできない作品がたくさん出てしまいました。これは次回への課題となりました。

 2月、学習発表会がありました。そこで試食をしてもらいたいと思っていた子が多かったのですが、もともと試食をして人を集めるためにこのテーマにしたわけではないこと、試食をするには準備期間が短すぎることを理由に、紙粘土で梅の花の練り切り作り体験をしてもらうことにしました。しかし、これがとても好評で、100人分あれば余裕で足りるだろうと準備していた紙粘土があっという間になくなってしまいました。この時の係担当の子どもたちは、一人で何人ものお客さんを抱えててんやわんやでしたが、皆が口をそろえて「楽しかった」と振り返っていました。また、あゆみの説明では、何度もの失敗から次への工夫につながる学びを詳しく伝えていた子がたくさんいました。

 学習発表会後は、改めて「形」「白あんの水分量」「白あんと求肥の割合」を工夫して最高の練り切りを作ろうと言うことになりました。「形」に関しては、もう一度油粘土で左手と右手の使い方を練習しました。「白あんの水分量」に関しては、「水分量を変えて作ってみよう」となりましたが、実際はこの頃には自分たちの経験から「このくらい」という勘で作っていました。さらに「白あんと求肥の割合」では、作った求肥を全部入れるのではなく、10:1程度で良いのではないか、と言う意見でそうしてみました。最終回には、今までの最高傑作という班がたくさんありました。さらに「この経験を通して、職人さんのすごさがわかったよ」と呟いたり、その奥深さに気づいたりした子が何人もいました。今年の練り切りは、魅力まではたどりつきませんでしたが、練り切りが日本の伝統和菓子である理由に身をもって気づけたことが、大きな学びになったようです。

6年2組からのトピック


極上!魚の塩焼き

 3学期は、網針を使って網を編む速さを競う『あみあみ選手権』で、日々編む技術を磨きました。また、4年生のご近所の方や隣のクラスのお父様などに投網の正しいやり方を伝授していただき、網を円く広げることができるようにもなりました。肝心の投網は、一番長く編めた子の長さ2mにあわせて編み、つなげることができるところからつなげていくことになりました。時間との闘いになることは想像できたのですが、完成形の投網を小さくするという選択はしませんでした。投網のサイズを小さくしてしまうと、一番長く編んだ子の網を切ることになってしまうからです。ここで、『投網を作ること』に重きをおくあまり、友達の作品を切るという選択をしなかった子どもたちは、本当に素晴らしい子どもたちです。「できるところまで頑張ろう」と決め、みんなで協力して取り組みました。結局、円形の投網は完成しなかったものの、2メートル×1メートルの網とそれに近いサイズの網がいくつか完成しました。3月末には、この網を持参し、多摩川の魚を釣ることができる場所に行き、多摩川の魚を食べました。もちろん、自作の塩と一緒にいただきました。

6年1組からのトピック


ランタン

 寒い日が続く冬。今までは敷地内に生えていた雑草や枝を拾って、それを材料に紙づくりをしていた6年1組ですが、庭に生えている草木がかなり少なくなってきました。それを一人の子が課題として挙げたとき、「1年生の動物小屋の捨てちゃうワラとかもらえないかな?」とある子が投げかけました。そこから材料の問題は解決に向かい、引き続き良質な紙を目指して制作を続けました。全ては一から作るランタンで泊まるために。

 二学期までは、草を固めただけのような紙でしたが、何度も試行していくうちに様々な気づきと出会います。重曹を入れて煮込むとより柔らかくなること。煮込んだ後に叩くと繊維がより取り出しやすくなること。紙をすくときに、繊維が偏らないようにすき枠を揺らしながらすくうこと。二学期との大きな違いは、本格的な紙に近づけるためには「繊維」というものが大切であると気づくことができたところです。それ以降、だんだんと子どもたちの作る紙が白く薄く丈夫になっていき、本格的な紙の実現が近づいてきています。

 光を灯すためのろうそく作りも始まりました。給食室から廃油をもらい、一人一人ろうそくを作ります。油がなかなか固まらなかったり、芯となるたこ糸を正しい位置に固定させるのが難しかったり。ろうそく一つでも多くの困難とぶつかります。完成したろうそくの火が小さいことも課題になりました。けれど、芯のたこ糸を4,5本にまとめて太くしたり、芯をティッシュペーパーにしたりすると火が大きくなることに気づき、自分の発見を課題解決に生かすことができました。

 「一から作ったランタンで学校に泊まる」という通年の目標は、年度内には達成できませんでした。それも、「年度内に完成させようと急ぐと、ランタンは中途半端なものになってしまう」という子どもたちの想いからです。そこで、卒業した後の来年度にみんなで集まって学校に泊まることを計画しています。6年1組の総合はまだ続いています。

5年3組からのトピック


野球

 11月にプロ野球球団へ送った手紙は、1月までに12球団中7球団から返信がありました。どのチームからも「直接の指導は難しい」と言われましたが、練習用の動画、資料の送付をしていただき、何より私たちの活動を応援してくださるメッセージが添えられていて、子どもたちの活動の意欲に繋がりました。

 「3学期にやりたいことは?」という質問に子どもたちは迷わず「練習と試合」と答えました。ルールを理解し野球が楽しくなってきたこと、勝ちたいという気持ちが芽生えたことが大きな要因でした。引き続き練習と試合を行いながらも、2月に行われる学習発表会に向けての計画を立てました。実践では「野球の試合をしたい」「私たちが成長したことをおうちの人に観てもらおう」、教室展示では「使っているバットを飾って見てもらおう」「野球の歴史を調べてみよう」「野球が楽しいということを知ってもらうために的当てをしてもらおう」「的当てで高得点の人にはミニバットとボールをプレゼントしよう」に決まり、準備を始めました。

 当日は晴天に恵まれ、外で試合をしました。4チームが総当たりで戦い、どのチームも1勝することができました。教室では、あゆみを熱心に説明する子、的当てに参加する未就学児に優しく言葉を掛ける子をたくさん見かけ、成長を感じました。

 学習発表会後も練習と試合を重ねつつ、6年生、そして先生方と試合をすることに決まりました。6年生との試合はあいにくの雨でできなかったので、学習発表会の的当てを思う存分楽しんでもらいました。先生方との試合では、アドバイスを頂き、子どもたちは満足していました。最後は、横浜ベイスターズのオープン戦を全員で観戦し、本物の野球を観て多くのことを学びました。