3年3組からのトピック


「サンサンかげ絵げき団『かがやき座』」

夏休みの自由登校日の総合では、「ウサギとカメ」というシンプルな影絵劇を作ることにしました。台本作りチーム、人形作りチーム、背景作りチームという3チームに分かれて活動しました。2学期の最初の総合では、それぞれのチームの成果を影絵劇という形に集約させて、クラスに向けて発表してみました。すると、セリフを言うスピードが早すぎて人形の動きが追いつかなかったり、背景の場面転換がうまくいかなかったりと、チーム間の連携が難しいことがわかりました。10月はこの台本をベースにして、グループでアレンジを加えて発表することにしました。楽器の効果音を加えたり、場面を増やしたりして、各チーム独自のウサギとカメが仕上がっていきました。11月1日の総合DAYではおうちの人に各チームの影絵を観て感想やアドバイスをいただくと同時に、「お客さんに影絵を観ていただき笑顔になってもらいたい」という3組「かがやき座」の原点を体験することができました。また、このとき、劇団「かかし座」さんから飯田様にご来校いただき、各チームへ向けてアドバイスをいただくこともできました。2学期後半は、この学びを生かして、クラス全員で作る影絵劇「かみなりむすめ」に挑戦しています。ストーリーも長く、人形作りも格段に難しくなりますが、「かがやき座」オリジナル劇を作り上げて、たくさんのお客さんに観ていただきたい一心で頑張っています。

3年3組からのトピック

「かげ絵人形げき(仮)」

初めてクラス替えを経験した3年生。まずはこれまで各クラスで取り組んできた総合について発表し合いました。元1組は「ひかりの出産と遊び場作り」、元2組は「クローバーの毛染め」、元3組は「とわの出産とマリオネット作り」など、それぞれ生き生きと発表する姿が見られました。そして、今年度取り組んでみたいテーマを考えました。「かげ絵」「豆腐作り」「手もみ茶」「ドライフラワー」「ミニチュアの世界」など、どれをとっても1年間研究するのにふさわしいテーマばかりです。話し合いや投票を重ねて、「かげ絵」が一番人気あることが分かりましたが、あと一歩が踏み出せない人も数人いました。そこで「かげ絵」と次に人気があった「豆腐作り」の2つを体験しようということになりました。まずは、かげ絵体験です。人形を作ってスクリーンに映します。簡単だと思っていた人形作りでしたが、カッターで切り抜いたり、セロハンを貼ったりするのは技術的に難しいことが分かりました。また、スクリーンに映してみると、のっぺらぼうのおばけになってしまうなど、どこを黒くして、どこを白く切り抜くのか、人形をデザインするのは難しかったです。この体験がきっかけとなり、「豆腐作り」体験をやらずして、全員一致でテーマが「かげ絵」に決まりました。その後はグループごとに「ストーリーと背景を加えて、劇発表をして1学期を終えました。2学期は、もっと本格的なかげ絵人形劇をしたいと、みんな意気込んでいます。