「みんなで手作り糸ボール」
1月になってすぐ、産休に入られた学年の先生から譲って頂いた繭から糸を取り、ランプシェードを作りました。どのような糸車にすると糸が取り出しやすいのか班ごとに相談し、オリジナルの糸車で糸取りに挑戦しました。4つの繭を使ったのですが、2時間では取り切らず、小さな繭からとってもとっても糸が出てくると驚いていました。
次に、9月に取ったカラムシの繊維をよって糸にし、クラスで1つの大きな糸ボール作りをしました。「カラムシから糸を取りだしたのは、カリタスで初めてだ」と校長先生から伺い、根気のいる糸作りにもやる気が出ました。みんなでつないだ糸は教室2周半。糸ボールにするときは、みんなが手に持って少しずつ巻き付けました。
そして、学習発表会が終わってから、みんなで育てた蚕の繭を使って、工作をしました。どんな工作をしようか、自分で調べ、好きな物を作りました。蛹を捕りだして指人形にする子、蛹を入れたままお守りにする子、もう一度糸を取りたいと再挑戦する子など様々でした。