5年2組からのトピック


みんなの仲を深めよう!多摩川調査

3学期は、学習発表会の準備を進めつつ、2学期に作った部ごとの活動がメインとなりました。イラスト部は『多摩川の最初の一滴』である笠取山の水干から河口までの大きな地図を作り、新たに発足した『河口部』『夜と朝の多摩川調査部』はそれぞれ校外学習の準備を始めました。野鳥部・多摩川基本情報部・二ヶ領用水部・編集部はそれぞれこれまで調査したことをもとに「多摩川BOOK」を作り始めました。また、企画部は多摩川の石で作るマグネットや、多摩川の野草を樹脂に閉じ込めたヘアゴムなどの開発に取りかかり、工夫部は円筒分水の仕組みを説明するための模型を作りました。それぞれが自分の部で活動すると同時に、クラスの目標である『多摩川の源流に行く』『多摩川BOOKを作る』を目指しました。3月には、各部がそれぞれ作成した「多摩川BOOK」の統合をし、一冊にまとめることができました。

5年2組からのトピック


みんなの仲を深めよう!多摩川調査

多摩川BOOK作成のため、多摩川のことを調べていきました。その中で、自分たちの知っている多摩川は『多摩川のごく一部にすぎない』ということに気づいた子どもたち。多摩川はどこから始まって、どこに流れ着くのか調べているうちに、多摩川の最初の一滴を見てみたくなりました。そこで、水干に行く計画を立てたのですが、水干のある笠取山に登るには費用がかかります。そのため子どもたちは多摩川の植物を使って何かを作り、売ることで資金を作ろうと考えました。時期的なことも考慮した結果、松ぼっくりや芋のツルを使ってクリスマスのリースを編むことになりました。休日に公園に出かけて松ぼっくりを集めに行ったのはもちろん、子どもたちの知り合いや親戚の方から資材をたくさんいただきました。また、芋のツルは一年生が育てたサツマイモのツルもいただきました。みんなのやさしさに支えられ心を込めて作ったリースは、全校の保護者のみなさまのやさしさにより完売しました。応援してくださる方々、協力してくださる方々の気持ちに応えるべく、子どもたちは水干を目指す準備をしています。

また、多摩川BOOKのひとつとして、多摩川の大きな地図を作ることになりプロジェクトが進んでいます。多摩川について調べるうちに、学校のそばには二ヶ領用水という多摩川から引かれた用水路があることを知り、二ヶ領用水部が発足、下見をしてクラスのみんなを案内することもできました。

次々と広がっていく多摩川調査、3学期も楽しみです。

5年2組からのトピック


みんなで仲を深めよう! 多摩川調査

 新学期が始まったとたん、総合のテーマとして、たくさんの案が出されました。総合のテーマ決めを通して、友だちを知り、互いに理解し合い、皆が楽しく生活していくための気遣いができるようになってきています。発表の仕方や聞き方も、高学年らしく上手になっています。何度もプレゼンをし、話し合いを重ね、体験をした結果、テーマが『多摩川』に決まりました。高学年らしく多摩川を調査し、来年入学してくる1年生に『多摩川』のことを伝えられるような『多摩川BOOK』の作成を目指します。クラス替えがあった学年なので、クラスの仲間の心が1つになれるようにと、テーマ名を決めました。7月5日に第一回多摩川調査が実施され、懐かしい多摩川で低学年の気持ちを思いだしたところで、1学期が終わりました。