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「みんなだいすき」




一学期末に仔羊のつむぎを迎えた子どもたち。みんなは護るべきいのちとの暮らしを始めました。朝の小屋の掃除、お散歩が毎日あり、目と目を合せて対話を味わい、みんなの想いが生きたことばになって包み込んでいきます。つむぎはすっかりクラスの一員になったのです。いのちとの対話、発意、行動はまだまだあります。残暑が厳しい時期から冬の気配を感じさせるまでの自然を満喫した多摩川探検。枯れてしまったヒマワリの姿との遭遇、サツマイモの収穫、来春の入学式に咲かせたいと願って2年生と植えたチューリップの球根…。どれもこれも周囲のいのちを肌で感じる子どもたちの足跡になりました。
10月の創立記念の際、中央の階段に掲げられている数年前の全児童によるちぎり絵に表現された創立者の姿に心を動かされ、つむぎのちぎり絵を始めました。一人ひとりの気持ちを地道に埋め込む作業は来学期まで続いていくことでしょう。
2025年度-1年3組
1年3組からのトピック
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「みんなだいすき」




入学後に総合と出会った子どもたちのささやかな物語です。4月以降校舎内の見学から学校探検に発展。たくさんの先生方と触れ合うことができました。1組の仲間からの提案を受け、ヒマワリの種を蒔くことにした子どもたち。その一粒を写生するときに瞬きもせずに見つめました。サツマイモの苗を植えたのもこの頃です。ふと気がついたら土ともすっかり仲良くなっていました。
2度の多摩川探検では河川敷の草花や昆虫…沼のエビや稚魚、大きな石に生い茂る樹木、真上の青空と風がみんな感性を包み込みます。
そして動物の飼育について4月の移動動物園以降、約2ヶ月半にわたってみんなで話し合ってきました。命を預かるには子どもたちなりの覚悟が必要だからです。草食動物について調査し、それもまた参考にしました。お母さんが自分のためにしてくださっている日常にも目を止めました。育てる覚悟が芽生え始めます。また前述の小学校の先生方や上級生、種、川の生き物などもまたみんなを取りまく「命」だったのです。
命の大きさはみんな同じ…。だからこそ育てるにあたっては山羊でも羊でも注ぐ愛情は等しい…。こうして7月の最終週に羊さんがやってきました。願いを込めて「つむぎ」と名づけ、1年3組は38人かぞくになったのです。つむぎとのドラマは幕を開けました。夏休みにこの物語は延長されています。