4年3組からのトピック


「自然・火おこし 最高!」

 2学期の間、調べたことや夏休みに体験したことをもとに、子どもたちだけで挑戦してきた“火おこし”。火種はできるものの、その火が大きくならず、かまどまで移せないことに悩んでいました。

 そこで、火おこしの専門家の方に教えていただくことにしました。3人の子どもが夏休みに川崎市市民ミュージアムの小薬さんにご指導いただき、まいぎり式火おこし器を作ったり火おこしに挑戦したりしていたので、連絡を取ってもらいました。小薬さんは来校してご指導くださることを快く引き受けてくださいました。子どもたちはずっと挑戦し苦労してきただけあって、小薬さんのアドバイスがスーッと入ったようでした。その後は火種が大きくなり、かまどでその火を絶やさないことに成功しました。

 最終目的とした「自分たちで作った火おこし器で火をおこし、料理をする」に大きく前進しました。「料理」と言っても「べっこう飴」「スライス焼き芋」を作ることにしました。これも何人かの子どもが実際に家で「弱火でも簡単にできるもの」ということで実践し、みんなで決めました。

 学習発表会では、初めから最後まで食べ物を求め、長蛇の列が途切れませんでした。ただ、「火おこし体験」をたくさんのお客様にしてもらい、自分たちの歩んできたことを知ってもらいたかったので、少々悔いも残りました。

4年3組からのトピック


「自然 火おこし・最高!」

 夏休みに「まいぎり式火おこし器」に出会った子どもたちが「意外と簡単に火がついたよ」と報告してくれ、みんなでまいぎり式火おこし器作りを始めました。4人1グループで作ることにしました。「なるべく自然の物を使って作りたい」という子どもたち。火おこし器作りで出会った方から「買った物でも材木なら自然のものだよ」と教えていただき材料集めから行いました。

 火おこし器が完成するといよいよ火おこし。夏休みに経験した子が中心になって挑戦。火種ができるまでも苦労しましたが、火種が出来ても完全に火がおきるまでにはなかなかいきませんでした。

 また、かまど作りも並行して行うために多摩川に石を取りに行きました。校長先生からかまどを作っていい場所を聞き、かまど作りに挑戦…のはずでしたが、インフルエンザのために学級閉鎖となり、かまどができるまでには至りませんでした。

4年3組からのトピック


「自然のものを使って料理をしたり、遊び道具を作ったりしよう(テーマ名未定)」

 6月6日にテーマが「自然のものを使って料理をしたり、遊び道具を作ったりしよう」に決まりました。かまどを作って料理をするのですが、火をおこすことから始めるのか、または、火はマッチでおこしかまど作りから始めるのか、意見が分かれました。前者は「自然のものを使うから当然火おこしから始めたい」、後者は「火おこしだけで1年終わってしまっては私達のやりたいことができない」といいます。「何事もまずやってみなければできるかできないかはわからない」ということで、とりあえず火おこしから始めました。

 1学期は班毎に2回同じ方法で火おこしをしました。4つの班は丸太にロープをこすりつけるやり方、残り5つの班はきりもみ式発火法で挑戦しました。結果は前者は全く気配なし、後者は「煙が一瞬出た」「臭いがした」という班もありますが、火花まではいきませんでした。

 そこで、夏休みの自由研究で、火おこしや火おこし道具作りの体験を勧めました。別のよい火おこし道具、火おこしの方法に出会えるでしょうか?期待しています。

4年3組からのトピック


「未定」

 3年生までのテーマをふり返り「なるべく違う分野の活動をしたい」という子どもたちが大半でした。そして、テーマを出し合う前に「総合で大事にしていること」を出し合い、「テーマを考える際、常にここに立ち返って決めていこう」と確認しました。
 今は「お化け屋敷(からくり屋敷・迷路)」「外国語カルタ」「楽器作り」「ダンボール工作」「バレエ」「自然の物を使って火を炊き料理」「和」が出ています。それぞれやりたいテーマについて調べ、その発表を聞いてから意見を出し合っています。
 早くテーマを決めて、早く活動に入りたいという思いは誰もが持っています。