「つくろう!大すきな竹で」
9月、学校説明会で、夏休みの自由研究で竹の発表会をグループで行いました。多くの園児や保護者の方々に聞いていただき、発表する自信もつきました。発表した作品は、「ランプ・動物・箸・皿・ぽっくり・竹とんぼ・かご」などでした。初めて竹にふれ伐ったり組み立てたりして、堅くて大変だったと感想を述べている子が多かったですが、楽しくて充実した作業だったようです。地方に行って体験したり近場で取り組んだ子もいました。竹を調べた子どもの中に「竹の種類は、どのくらいあるのだろう」という疑問が出てきたので、11月24日に富士竹類植物園へ見学に行くことにしました。
集めてあった学校の竹の子の皮を自由に使って、「髪飾り・バッグ・舟・クジャク・ブックカバー・包み箱」など楽しんで作りました。竹の子に興味がある子どもたちは、竹の子の皮はどうなっているのかなと、竹林に行ってみましたが、ありません。「きっと、土の中・風で飛ばされたかもしれない」と予想しました。少しの竹の子の皮では作品が作れません。買ってきた皮を使い、工作用紙で作った箱の周りに小麦粉を溶かして貼りましたが、白くなったりすぐはがれ落ちてしまったり。次回(1月)もう一度取り組むことにしました。
11月、竹を伐って作品を作りたいと願っている子どもたちは、授業参観・総合デーで竹伐りをしました。保護者がサポートしてくださりグループの子どもたちが協力して取り組みました。学校で初めて竹を伐った感想を子どもたちが書き、保護者の皆様も書いてくださいました。2回目は、竹で何を作ろうか考えながら伐りました。コップが出来上がりました。他にも竹でどんな物が作れるのか子どもたちの思いは、竹に向かっていきました。
富士竹類植物園は静岡にあり観光バスで2時間かけて行きました。竹の研究を長年なさっている柏木さんから植物園見学と竹の説明があり、子どもたちからあらかじめ質問も用意してあった中で「かぐや姫はどの竹にいたのですか」「パンダが食べる竹は?」「花はいつ咲くの」などどんなものにもてきぱきと答えてくださいました。見学したことで、「竹が大好きになった」という子が多かったです。
そして12月になり、竹筆作りに取り組んでいます。