「わたを育てて、作ろう」
綿(育て方・活用法など)について、クラスの友だちが調べ発表した時のことです。実際に綿の実の中から種を取り出した友だちがいました。その様子にクラスのみんなが興味津々です。“ふわふわ”を触ってみたい!!とクラスのみんなの気持ちが綿の“ふわふわ”に引きつけられています。そしてやりたいことについて総合の時間にアンケートをとりました。すると「色(そめもの)」「実験(自然のものを使って)」「育てる(植物)」「綿をそだてる。綿でつくる。」というキーワードがあがりました。・・・みんながやりたいことは綿につながっているということでテーマ名は「わたを育てて、作ろう!」に決まりました。
総合デーでは、クラスの友だちが家で体験した紅茶染めに取り組みました。紅茶を使った染液の色の濃さや香りにびっくり!塩で媒染し水洗いをすると、できあがったハンカチの染まり方を見比べて??みんな同じ色じゃないと気付きました。どうしてかな??一日して乾かすと色が薄い???どうしてかな??
また新たな「?」が出てきました。これから「?」を「!」にする総合の道は続きます。
テーマについて話し合いをしている間も綿はどんどん育ち、鉢には4・5本の芽が育っています。このままでは綿を大きく育てることができないので、間引きをしなくてはなりません。観察をしながらその中から3本を選び、抜いたものは家に持ち帰ることにしました。その後も観察を続け、最終的に各鉢に1本になるように間引きをして、1学期が終わりました。
夏休みの間は輪番で水やりに来ることに決まりました。わた、元気に育ってね!!