「(仮)うどん」
「総合のテーマは、多数決ではなく話し合いで決めたい」という子どもたちの強い願いがあったからこそ、自分と違うテーマを推している人の意見もしっかりと聞き、受けとめられるようになりました。そして、6月8日に総合のテーマが「うどん」に決まりました。
ちょうど国語で『新聞を作ろう』の単元に入り、子どもたちは「うどん新聞が書きたい」「グループで協力して書きたい」と言ってきました。総合のテーマが「うどん」に決まった理由の1つとして「協力出来る活動がしたい」という願いがありました。そこで、グループで大きな模造紙1枚にうどん新聞を書くことになりました。
この新聞作りのおかげで、「かんざし」がいいと言っていた子どもたちが、うどんのことを調べたり、記事にまとめたりすることで、うどんに夢中になってきたように思えます。
7月4日の「総合Day」では、カリタスの入学を希望する方がたくさん見に来てくれました。「うどん新聞」作りや出来上がった新聞の発表を見てもらう活動でしたが、なんと33人もの子どもたちが、来校者に何かしら話をしたことがわかりました。質問に答えたり、説明をしたりすることが出来たそうです。
「うどん新聞」は何のために書いているのか確認したところ「自分達が、うどんのことをもっと知りたいから」「どれか1つのうどんに決め、みんなで作りたいから」と返事が返ってきました。
2学期は、1つのうどんに絞って追究しながらのうどん作りが始まりそうです。