「見立ての世界」
ミニチュア作家の田中達也さんの作品のように、身近にある文房具や生活用品を別のものに見立てながら、ミニチュアの街を作っています。田中さんの作品には、「えー、これがこんなものに置き換えられるのか?!」と驚いたり、「なるほどねえ。」と感心したりで、その発想の豊かさ、視点のユニークさに本当に驚かされます。私たちもそのような作品を目指して、想像力を豊かに働かせて見立てようと努めていますが、これがなかなか難しい……。
しかし、「見立て」がないと、ただの工作になってしまうので、やはりそこは6年生らしく難しいことはやりがいがあると考えて、みんなで持ち寄った材料や100均ショップの素材とにらめっこしながら、アイディアを出し合って取り組んでいます。
また、細かい作業はとても時間がかかり、思うようにははかどらないことも悩みの種です。
今年は新型コロナウィルス感染拡大のため、どこにも行けずにステイホームを余儀なくされた私たちですが、こんな所に行きたいな、こんなところで遊びたいという思いを、せめてミニチュアの世界で叶えられるように、見てくださる方が楽しめるような街作りをめざして3学期も励みます。