(仮)種から育つかな?3頭の遊び場を作ろう!
2年生は、学年で夏野菜を育てています。その苗がとどく前、野菜によっては実の中に種があることを教えてくれた子がいました。そこで、トマトやピーマン、パプリカ、スイカなどを食べた時、種を取っておいて蒔いてみようということになりました。
5月上旬、蒔いた種から次々と芽が出てきました。ミニトマト、パプリカ、ポップコーン・・・次々と出てくることがうれしくて、メロン、カボチャ、キュウイ、アボカドにも挑戦しました。
6月、カボチャとポップコーンの苗が大きくなってきたことから、プランターに植え替えました。「よいしょ、よいしょ」とみんなで協力して教室前にはこびました。トマトやパプリカは個人の鉢に植え替えることにしました。残った苗のうち124こは“苗屋さん”を開き、学年の保護者の方や先生方に持ち帰っていただきました。また、畑をさらに広げて植え替えたり、隣のクラスにも鉢を借りて植え替えたりしました。市販の苗と同じように花が咲き、実がなるのか続けて観察していこうと思います。
数日後、植え替えたポップコーンの苗が山羊のメルルに食べられてしまいました。メルルが好きな葉っぱだったのかもしれません。それから、飼育についての話し合いをしました。その時に出てきた課題は“3頭が、食べてはいけない花壇の花や畑の野菜を食べて寄り道し、散歩に行きたがらない”ということでした。でも、よくよく考えてみたら、それが3頭のしたいことではないかという意見が出ました。そこで、3頭がやりたいことを自由にできるような場所を作ろう!ということになりました。そのため、起伏のある遊び場を作ったり、3頭が好きな草を植えて食べてもいいようにしたりしてはどうかと考えています。
その後、3頭を裏庭に連れて行き、どんな草を好んで食べるのか観察したり、そのとき好きだった草を干し草にしたりする活動をしました。9月からは遊び場作りに取り組む予定です。