だいすき
「おたまじゃくしとりたいな」
1年1組の総合はおたまじゃくしをとりたいという声からスタートです。しかし、捕まえるための道具などを何も準備していなかったので、なかなか捕まえることができず、1回目は1匹しかとれませんでした。2回目、網を用意したりペットボトルを用意したりして三角池へ。「とれた!」ついにおたまじゃくしを捕まえました。子どもたちからも自然に笑顔がこぼれます。その後は次々とおたまじゃくしを捕まえることができましたが、まだ道具が足りずにとれない子も多数いました。おたまじゃくしを捕まえた子は、どうやって飼うのか、調べて、早速自分で育てます。また、調べるではなく、「どうやって飼うの?」という友だちに聞いてみるというのもとても大切な方法です。すでに調べている子や育てている子から必要な物など、いろいろな情報を聞き、それぞれの方法で育て方を学びました。
「おたまじゃくしの足が生えたよ!」
おたまじゃくしを育てている子から、「足が生えた!」という報告がありました。飼っている生き物の成長が目に見えて分かるのがおたまじゃくしです。その変化は嬉しさにもつながり、クラス全体でも発表して伝えることになりました。育てているおたまじゃくしの発表がしばらく続く中で、「わたしはまだおたまじゃくしを捕まえてない!」そんな声が子どもからあがりました。それならと、もう一度、三角池におたまじゃくしを捕まえにいくことになりました。そして、捕まえていなかった、心残りがあった子も無事、おたまじゃくしを捕まえることができました。「はじめておたまじゃくしがとれた!」と喜ぶ子どもの姿は本当に輝き、生き生きとしています。
クラスで育てる動物さんは「ひつじ」になりました。「クラスみんなの気持ちを合わせる」ことを合言葉にたくさんの話し合いをして決まりました。おたまじゃくしという小さな「命」から「命」を育むことの大切さがあるということを振り返りながら、ひつじさんとの絆を深めていきたいと思います。