オリジナルげき団「リナ&姉妹たちのお宝合戦」
夏休み中も総合のことを考え、オリジナルの台本を作ってきた子どもたち。「せっかく作ってきてくれたから全部やってあげたい!」という声から、2学期は、6つのグループに分かれてその台本を演じるところからスタートしました。総合Dayでは練習したそれぞれの劇をお父さんお母さんに発表し、アドバイスもお褒めの言葉ももらうことができました。
10月に入り、総合Dayでもらった意見も参考に、最終的に学習発表会で演じる劇「リナ&姉妹たちのお宝合戦」が決まりました。ただ、そこからもやることは盛りだくさん。あらすじや登場人物の性格をみんなで考えたり、台本を作ったり、役決めをしたり、忙しい毎日の中で、みんなで進めていきました。役決めではオーディションも行い、残念ながら希望する役になれず涙を流している子もいましたが、慰め合ったり、選ばれた子が「選ばれなかった子の分までがんばらないといけない」と決意を固めていたりと、大切な時間を過ごすことができました。
11月になり、台本も役も決まり、いざ練習が本格的に始まりました。空いている日は体育館も使いながら、自分たちで練習を進めていきました。ただ、その中で、「練習がなかなか始まらない」「アドバイスをしっかりと聞いてくれない」など問題も子どもたちの中で起きていました。そんな中、総合リーダーから「もめてしまうことがあるから、みんなで改めて練習の進め方を考えたい」との要望があり、考える時間も作りました。話し合いの中で、最後には、「見る人もやる人も笑顔になるげきを作る」という目標のために、クラスみんなで協力してがんばろうと気持ちを新たに持つことができました。
3学期になると、幼稚園への発表、他のクラスへの発表、最後には学習発表会での発表と続いていく予定です。3学期、子どもたちが「見る人もやる人も笑顔になるげきを作る」という目標に向かってどのようながんばりを見せてくれるのか楽しみです。