6年1組からのトピック


思い出の校舎を残そう ミニチュア作り

2学期の終わり頃、ようやく各担当箇所のミニチュア模型の形が見えてきました。しかし、スチレンボードで作った白い箱の形だけでは教室らしくありません。すると「机や椅子も作ろう」「本物そっくりの色を塗ろう」「黒板やロッカーも作ろう」「窓やドアも本物そっくりにしたい」など次々と目標が生まれました。9つのグループに分かれていたのですが、色を作って塗る人、机や椅子を作る人とグループの枠を超えて手分けして作業を進める人たちが出てきました。
そして、カリタス小学校の改築・新設工事を請け負っているSOU建築設計室の方々がアドバイスに来てくれ、カッターの使い方や細かい部品を接着させる方法などを教えてくれました。
2月の学習発表会までに、完成出来ませんでしたが、それぞれが目標を持って、進んで製作に没頭することが出来、学習発表会当日は来校者に、苦労したことや工夫したことに自信を持って伝えることが出来ました。
最後の総合の日は、自分のiPadで製作した作品を撮影していました。ところがiPadは大きすぎてミニチュアの内部に入れませんでした。私のスマートフォンだと中まで動画が撮影できたことから、保護者会の日に保護者の皆さんにスマートフォンで撮影していただき、思い出の校舎を動画で残すことにしました。
「この校舎のミニチュアをどこかに飾ってほしい」「新入生に前の校舎はこうだったんだよと教えたい」などの思いを残して36人は卒業していきました。