2年3組からのトピック


「さい後の一年 あかね・ゆき・きらら」

1年生の時に育てていたあかね、ゆき、きららが、カリタス小学校に戻ってきました。半年ぶりに会う動物たちはひとまわり大きくなっていたので、はじめはおそるおそる近づく子もいました。朝の動物当番も始まり、少しずつ掃除や世話の仕方に慣れていきました。

ヤギのあかねに赤ちゃんを生んでもらいたい
クラスでは、「ヤギのあかねに今年は赤ちゃんを生んでもらいたい」と七月から話し合ってきました。そのために、「オスヤギを連れてこなくちゃ」と福田牧場の方にお願いして、オスヤギを連れてきてもらいました。前髪がクルクルしているのでついた名前は「クリーム」。穏やかな性格でその愛くるしい表情に、子どもたちは魅了されすぐ人気者になりました。ヤギが結婚(交尾)するには発情した時であること、発情のサインを見逃さないようにすることなど、いろいろ調べました。そのうちにあかねの発情を迎えました。休日だったので当番の子どもしかいませんでしたが、オスヤギのクリームとメスヤギのあかねを一緒にしました。でも、結婚はうまくいきません。このチャンスを逃さないよう、福田さんが急遽別のオスヤギを連れてきてくれて、あかねは結婚することができました。予定日は3月11日です。その日が待ち遠しいです。

毛刈りした羊毛で・・・
あかねの結婚が落ち着いた頃、羊のゆきやきららの毛刈りした毛で何か作りたいと活動してきました。まずは毛洗いです。羊の毛はわらや糞がついていたり、油分でベトベトしているので洗わなければなりません。はじめは要領がわからず、毛を洗うとぼそぼそになってしまいました。その原因を皆で考え、洗い方を見直しました。今までゴシゴシ洗っていたのを、優しく押し洗いをすることで毛は固まらなくなりました。そして、カーダーにかけると、よりふわふわすることも学びました。今は、手作りのスピンドルで 一生懸命糸を紡いでいます。