4年3組からのトピック


木で色々なものを作ろう(仮)

持ち上がりクラス、二年目の総合。
「去年やりたくてできなかったから今年も…」
「去年みたいに最終締切日決めてやろう!」
など、昨年度の経験を生かした充実したやり取りで教室は賑わっています。

「大繩」「蚕「ミュージカル」「匂い袋&ウクライナ支援」など、候補は11個。各テーマの魅力を伝えようと、調べ活動や全体発表〈写真1〉に、みな前のめり。11あったテーマが減っていき、時には涙も流れる中で…3つにしぼられていきました。

最終候補は、「アニメ制作」「木で色々なものを作ろう」「スクラッチ(SDGsのプログラミング)」。元々、落選したテーマをやりたかった子は、どのテーマが最もふさわしいかと考えていくわけですが、話し合いを超えるのが、実際に「体験」してみること〈写真2&3〉。各テーマで体験をし、実感とともに、自分の考えを決めていきます。
最終投票。4年3組のテーマは『木で色々なものを作ろう』に決まりました。

元々、「倒れた木を使うなどして、環境を壊さないように、大切にしながら物作りをしたい」という願いがありました。昨年度のテーマ「みつろうラップ」に引き続き、SDGsに関係する総合となります。

改めて調べてみると、「体験のときにキットで作った“木のストロー”は、小学4年生の力では現実的に厳しいみたい」と、詳しい人から聴いたことを伝えます。早速、壁、出現。
仮のテーマ名も「色々なものを」というけど何作る?
材料となる木はネットに頼らずどう手に入れる?
去年出会った養蜂家の塩原さんみたいに近くに詳しい方、いらっしゃらないかなぁ?
作った後はどうする?使う?売る?
夏休みに体験できるものはないかなぁ?
など、一年間の学びの地図を描きます。翌日…は大げさですが、数日すると、「体験、申し込んだよ!」「区役所に電話して、多摩川の木をどういうときにとっていいのか聞いたよ!」という声が舞い込んできます。

この自分で切り拓く『行動力』が、総合教育活動の醍醐味、カリタスっ子の真骨頂!これからの活動に、乞うご期待!です。