つくろう そうぞうをこえる 理想の町!!
やってみる→話し合い→やってみる→話し合い
「町づくりには基本がある」絵→設計図→模型→実際の町へ
いよいよ本格的に活動がスタートしました。どんな物を作りたいか、各グループで作っていくものも決まり、あとはどんどん作っていくのみです。
「これまでの活動を糧に」
これまでも何度かお試し町作りをしてきました。作るものに合わせて、ダンボールを使ったり、粘土を使ったり色々な素材で挑戦してきました。今回の理想の町作りではそれらの経験が糧となり、素材選びから完成に向けての見立てもとてもスムーズです。粘土の使い方もとても上手に器用に作り上げていきます。算数で作った三角形のように定規で測ったり、建物の縦と横を合わせたり、「見栄え」にも自然と改良されている点が見ていても分かります。
「緑が多く、生活に関わる町」の原点へ!
ずっとそれぞれのグループで活動してきましたが、少しずつ発表会が近づいて来たので、教室に町を移動させることになりました。教室に移動させてみると、各グループの町がお互いに見られ、「おおっ」とお互いにとても良い刺激となりました。そんな中、「緑がテーマなのに、緑が少ないのでは?」と校長先生からアドバイスをいただいた子がいました。すぐに他のグループにも投げかけ、みんなでお互いの町の良いところと改善点を出し合うことにしました。緑を増やす、町並をきれいに、秋っぽくなどなど、それぞれの良さが分かるとともに、改善点を洗い出すことにより、最後の仕上げにむけてもとても良い話し合いができました。学習発表会では、自分たちが作り上げた「理想の町」のこだわりをたくさんの方々に聞いてもらえました。たくさんの方があたたかい眼差しで町を眺め、耳を傾けてくださっていたことに感謝です。
学習発表会が終われば終わりではなく、完成していなかったチームは最後まで完成に向けて取り組みました。それぞれのグループの思いが詰まった、理想の町、こだわりいっぱいの素敵な町になりました。