1年1組からのトピック


だいすき

「ふくちゃんとの個人写真、集合写真」
ふくちゃんとの距離が合わず、なかなかうまくいかなった個人写真です。しかし、ふくちゃんを大切に思う気持ちが伝わったのか、個人写真が撮れるようになりました。さらに、「教室で、全員の集合写真」にも挑戦しました。ふくちゃんは、あんちゃんがいないと、不安に感じ、あんちゃんのもとへ駆け寄ることもしばしばあります。教室に入れるのか?不安にならないのか?とても心配でしたが、入れました、落ち着いて撮れました。担任としても嬉しかったですが、よく見ると、ふくちゃんが一番落ち着いてカメラ目線でした。ふくちゃんを大切にしてきた一年間ですが最後に、とある男の子の日記を紹介します。
「今 日 は 、ふ く だ ぼ く じ ょ う か ら き た ふ く ち ゃ ん が 今 日 の 一 じ か ん め に か え っ ち ゃ た で す 。 で も 、ふ く ち ゃ ん と ぼ く の お も い で は ま だ つ づ い て い ま す 。」

「想像よりすごかった」
1組ではふくちゃん、多摩川探検とともに、「ダンボール工作」にも励んできました。おうちを作ったり、遊園地をつくったりそれぞれがダンボールを使って思いおもいの作品をグループ、個人で活動してきました。学習発表会では、自分が作った作品の見どころ、工夫したところなど自分が伝えたいことを来てくださった参観者の方へ伝えました。振り返る中で、「聞いてもらえてうれしかった」「緊張したけど、楽しかった」などなどたくさんの感想がありました。
その中で、「想像よりすごかったとお母さんが言ってくれたのが嬉しかった」という発表がありました。子どもたちの中では「お気に入り」の作品でも、大人からは「遊び」と思われても仕方がありません。そんな中、子どもたちの作品へ大きな「価値」を見出してくださったたくさんの保護者の方がいらっしゃいました。子どもたちは、驚くとともに、「大きな自信と喜び」を手に入れ、一回りも二回りも成長したように思います。発表会後にも「作りたい」と作る作品はどれも工夫、作りたい気持ちが素晴らしく、珠玉の作品ばかりです。じっくり聞いてくださった方、すごいね、おもしろいねと、声をかけてくださった保護者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

そして、一年間、総合を支えてくださった保護者の皆様へ、本当にありがとうございました。

1年1組からのトピック


だいすき

「羊さんとの二学期がスタート」
二学期の総合は多摩川探検、動物さんとの生活、秋祭り、ダンボール工作などいろいろ活動してきました。どの活動も盛りだくさんでしたが、今回は限られた文面の中で、「ふくちゃん」についてお伝えしていこうと思います。夏休みに入る前、ついに待ちに待った羊さんがやってきました。やってきた羊さんを見ると、「かわいい!」と、子どもたちにも素敵な笑顔が広がりました。みんなで考えたひつじさんの名前は「ふくちゃん」です。

「ふくちゃんの おはなに てを あてたら あたたかった」
保護者の方のご協力も合わせて、夏休みも順番でお当番をやってお世話してきました。そうした中で、自然と日常の生活の中でもふくちゃんについての話題がたくさん出てくるようになりました。ふくちゃんのことをクラスでも話していると、ある子が「ふくちゃんのおはなに手をあてたらあたたかった」と教えてくれました。虫さんたちとはまた違った命を感じる、とても貴重な体験をしていることを子どもたちから教わりました。

「ふくちゃんともっといっしょにいたい!」
総合の時間では、次にどんな活動をするかクラスで話し合いました。すると、「ふくちゃんともっといっしょにいたい」という意見がたくさん出されました。ふくちゃんとしてみたいことは…
・ふくちゃんとお泊りしたい
・リレーしたい
・一日全部過ごしたい
・パーティしたい
・あそびたい
・多目的ホールで写真をとりたい
などなど、たくさんの意見が出ました。話し合った結果、まず、ふくちゃんとの個人写真、集合写真をとることにしました。ところが、いざ写真をとろうとすると、なかなかうまくいきません。ふくちゃんと全員が写真をとれるのか?!ふくちゃんとお泊りするのか?!三学期もふくちゃんの気持ちを考えながら、子どもたちと話し合って決めていきたいと思います。

1年1組からのトピック


だいすき

「おたまじゃくしとりたいな」
1年1組の総合はおたまじゃくしをとりたいという声からスタートです。しかし、捕まえるための道具などを何も準備していなかったので、なかなか捕まえることができず、1回目は1匹しかとれませんでした。2回目、網を用意したりペットボトルを用意したりして三角池へ。「とれた!」ついにおたまじゃくしを捕まえました。子どもたちからも自然に笑顔がこぼれます。その後は次々とおたまじゃくしを捕まえることができましたが、まだ道具が足りずにとれない子も多数いました。おたまじゃくしを捕まえた子は、どうやって飼うのか、調べて、早速自分で育てます。また、調べるではなく、「どうやって飼うの?」という友だちに聞いてみるというのもとても大切な方法です。すでに調べている子や育てている子から必要な物など、いろいろな情報を聞き、それぞれの方法で育て方を学びました。

「おたまじゃくしの足が生えたよ!」
おたまじゃくしを育てている子から、「足が生えた!」という報告がありました。飼っている生き物の成長が目に見えて分かるのがおたまじゃくしです。その変化は嬉しさにもつながり、クラス全体でも発表して伝えることになりました。育てているおたまじゃくしの発表がしばらく続く中で、「わたしはまだおたまじゃくしを捕まえてない!」そんな声が子どもからあがりました。それならと、もう一度、三角池におたまじゃくしを捕まえにいくことになりました。そして、捕まえていなかった、心残りがあった子も無事、おたまじゃくしを捕まえることができました。「はじめておたまじゃくしがとれた!」と喜ぶ子どもの姿は本当に輝き、生き生きとしています。

クラスで育てる動物さんは「ひつじ」になりました。「クラスみんなの気持ちを合わせる」ことを合言葉にたくさんの話し合いをして決まりました。おたまじゃくしという小さな「命」から「命」を育むことの大切さがあるということを振り返りながら、ひつじさんとの絆を深めていきたいと思います。