ダブルダッチを楽しもう!
6年3組の新しいメンバーでどんな総合にしていこう?最初の話し合いでは、「せっかくの女子クラスだから、女子っぽいテーマにしたいな」、「最高学年らしく、今まで一度もやったことがないテーマがいい」など、「らしさ」にとらわれた意見が多く出てきました。そんな中、ある子が「もっとしがらみなく、自分たちがやって楽しいと思えることを考えたらいいんじゃないかな?」と投げかけてくれたことがきっかけで、私たちの総合が本当に始まったように思います。
さまざまなテーマが出た中で、最後に3つ絞られたのは、「和菓子づくり、ギネスに挑戦、ダブルダッチ」でした。和菓子はこのコロナ禍で作っても食べることが出来ないかもしれないということが理由でなくなりました。またいろいろと調べた結果、ギネスに私たちが挑戦することは難しそうだが、カリタスの全校児童を巻き込んで「カリタスギネス」を運営してみんなに楽しんでもらうのはどうかと考えた子がいました。「コロナ禍のみんなを笑顔に…」という趣旨に多くの子が心動かされました。しかし、「私たちの原点である『自分たちが楽しんで活動して技を極めること』を、最後の総合だからこそ大事にしたい」という意見が決め手となり、すでに休み時間に流行っていた「ダブルダッチ」で1年間活動することに決まりました。テーマ決めの話し合いを通して、私たちのダブルダッチを通して、みんなを笑顔にしたり楽しませたりする願いを持つこともできました。
縄が2本あるので難しそう!と心配していた子たちも、ダブルダッチは縄を他の人が回してくれるので、案外簡単に跳べることが分りました。また、ジャンパーはとても華やかに見えますが、実はターナー(回し手)の方が実力が必要で、「ジャンパーを輝かせてあげる影の立役者である」と気がつきました。今はグループに分かれて色々な技を磨き、音楽をつけてパフォーマンスとして構成しようと取り組んでいます。夏休みにダブルダッチの大会を見に行って学んでくるなどして、2学期につなげていこうと思っています。