5年2組からのトピック


(仮)ダンボール迷路

「今年のテーマは??」この声かけから5年2組の総合が始まりました。出てきたテーマ名は「ラジオ」「ボール作り」「カリタスパンフレット(小さい子向け)」「黒板アート」「ミニチュア」「植物標本」「発掘」「ダンボール迷路」。それぞれの代表の人が良さをアピールした後に少し話し合い後アンケートを・・・を数回繰り返して少しずつテーマ数を減らしていきました。最終的に総合のテーマは「迷路」になりました。

まず簡単にパーツを使って迷路をかいかたり、友だちがかいた迷路を楽しんだりしました。その後の活動は・・・?なかなか前に進む提案がクラスから挙がってきません。5年2組の子どもたちはどんなことを感じているのか、早速班で「現在の問題(3年生とダンボール利用が競合すること)解決方法」について話し合いをしました。グループで発表した後、最終的には「テーマを変える」「迷路を作る」という2つの案が残りました。子どもたちは総合について話し合うことは大好きなようで、真剣に向き合う気持ちに感謝です。でも、次の話し合いの流れによっては、「テーマ」が変わってしまうかもしれません。

当日、テーマとして挙がってきたのは、「ラジオ」「植物標本」「迷路」でそれぞれが気になるテーマをお試しで体験しました。その後代表の人がその総合のテーマに取り組む良さをアピールしてからアンケートをとりました。その結果、総合のテーマは「(仮)ダンボール迷路」に決まりました。

ここからは学年目標「Go for it !」(ともかくやってみよう)で、「ダンボール迷路」を遊んで、作って、発表して、体験して、工夫して・・・をクラスみんなで繰り返しました。始めは大型迷路と1チームのボード型迷路チームに分かれました。回を重ねるうちに、工夫したい迷路ポイントがそれぞれに出てきたようで、大型迷路といくつかの小型立体迷路チームができました。

小型迷路はロッカーの上にさっと片付けられる良さがあり、グループごとに違う「面白ポイント」があります。一方、大型迷路チームはオープンスペースで活動をしているのですが、総合の授業が終わる度に片付けないと次の授業が行えません。そのうちにどんどん片付け時間が短くなり上手になりました。

その上、他クラスの児童から「この前とちょっと違う!!」「5年生の力だけでここまで(完成)できるんだ!」「入ってみたい!!」と嬉しい声も届いています。2学期からは、いろいろ(人も物も)巻き込んで総合活動を進めていきたいと思います。

5年1組からのトピック


プラネタリウム(仮)

5年1組では、4月から総合のテーマについて話し合いを続けてきました。まず、それぞれが取り組みたいテーマをロイロノートに集約し、プレゼンをしました。その中で絞られた10のテーマについて紹介コーナーを作り、テーマ巡りをしました。お店屋さんのように賑やかでとても楽しそうでした。

その後の投票の結果、点字・プラネタリウム・ユニバーサルデザインが上位になりました。6月上旬、この3つのテーマで、それぞれどんな活動になりそうかプレゼン準備をしていたら、点字班とユニバーサルデザイン班が合体する動きがありました。

6月中旬、2班の発表を聴きましたが、どちらのプレゼンも説得力があり決断が難しいようでした。そこで、2つのテーマを体験してから決めることにしました。点字ユニバーサルデザイン班の体験では、目隠しをして過ごすこと・点字・ユニバーサルデザイン探しとデザイン作りをしました。プラネタリウム班の体験では、個人でミニプラネタリウム作りをしました。

体験後、それぞれのテーマでできることや難しいこと、自分たちの総合で目指していることを3時間話し合い、6月下旬、プラネタリウムに取り組むことに決定しました。決定後は、個人のミニプラネタリウムの改良した後、少し大きく映せるプラネタリウム作りを4人一組で挑戦しています。箱の形、穴の大きさ、ライトの種類や距離など、どうしたら広い空間にはっきりと星を映せるのか試行錯誤しています。最終的には、教室いっぱいの大きさのドームに星を映し、みんなに見てもらうことを目標にがんばっています。

4年3組からのトピック


木で色々なものを作ろう(仮)

持ち上がりクラス、二年目の総合。
「去年やりたくてできなかったから今年も…」
「去年みたいに最終締切日決めてやろう!」
など、昨年度の経験を生かした充実したやり取りで教室は賑わっています。

「大繩」「蚕「ミュージカル」「匂い袋&ウクライナ支援」など、候補は11個。各テーマの魅力を伝えようと、調べ活動や全体発表〈写真1〉に、みな前のめり。11あったテーマが減っていき、時には涙も流れる中で…3つにしぼられていきました。

最終候補は、「アニメ制作」「木で色々なものを作ろう」「スクラッチ(SDGsのプログラミング)」。元々、落選したテーマをやりたかった子は、どのテーマが最もふさわしいかと考えていくわけですが、話し合いを超えるのが、実際に「体験」してみること〈写真2&3〉。各テーマで体験をし、実感とともに、自分の考えを決めていきます。
最終投票。4年3組のテーマは『木で色々なものを作ろう』に決まりました。

元々、「倒れた木を使うなどして、環境を壊さないように、大切にしながら物作りをしたい」という願いがありました。昨年度のテーマ「みつろうラップ」に引き続き、SDGsに関係する総合となります。

改めて調べてみると、「体験のときにキットで作った“木のストロー”は、小学4年生の力では現実的に厳しいみたい」と、詳しい人から聴いたことを伝えます。早速、壁、出現。
仮のテーマ名も「色々なものを」というけど何作る?
材料となる木はネットに頼らずどう手に入れる?
去年出会った養蜂家の塩原さんみたいに近くに詳しい方、いらっしゃらないかなぁ?
作った後はどうする?使う?売る?
夏休みに体験できるものはないかなぁ?
など、一年間の学びの地図を描きます。翌日…は大げさですが、数日すると、「体験、申し込んだよ!」「区役所に電話して、多摩川の木をどういうときにとっていいのか聞いたよ!」という声が舞い込んできます。

この自分で切り拓く『行動力』が、総合教育活動の醍醐味、カリタスっ子の真骨頂!これからの活動に、乞うご期待!です。

4年2組からのトピック


みんなでハッピー!!042シアター

クラス替えなしの持ち上がりのクラス。そして担任も一緒に進級しました。昨年度のテーマで中心的な活動となっていた「ワークショップ」。人と交流する心地よさ、相手の喜びが自分の喜びに繋がる温もりが忘れられず、テーマ決めでも「もう一度ワークショップをやりたい」という子どもも少なからずいました。一方で、「新しいテーマで活動したい」という意見もあり、映画作り、ピタゴラスイッチ、タイムカプセル、劇、トリックアート、多摩川の植物を紹介する図鑑作りなどたくさんの意見が出されました。Jさんが自宅でピタゴラスイッチに挑戦し、その映像を撮影して皆に紹介してくれたことがきっかけで、自分の興味あるテーマに取り組み、体験して感じたこと、分かったことを積極的に伝え合いました。最終的に希望者の多かった①ピタゴラスイッチ、②劇&映画作り、③エコ活動の3つについて、クラス全員で体験してみることにしました。①ピタゴラスイッチは、グループに分かれ、家にある物を持ち寄り、しかけや道を作っていきました。「うまくいかないことがおもしろい」「作ったものをどこに置くかが課題」と良い点も悪い点も出されました。②劇&映画作りは、脚本作りからスタート。脚本、小道具、音楽などそれぞれがやりたい分野で活躍できる良さ、自分ではない役になって演じる面白さを子どもたちが感じるようになり、とても盛り上がりました。「劇をやってみたい」「お試しじゃなくて本当のテーマにしたい」という子どもが増え、③エコ活動の報告を聞いて、最終アンケートを実施。30名以上が劇&映画の表現活動を選びました。全員が一つの意見になるまで話し合いを進め、6月上旬に「表現活動」でテーマが決まりました。現在は自分たちのiPadで撮影の練習をしています。5グループに分かれて、撮影を開始。共通テーマは「ドラえもん」で道具は「USO800」です。このテーマで自由に脚本を描いているので、ストーリーは全てのグループで異なります。皆で見合い、意見を出し合って、2学期更に表現に磨きをかけていきたいです。

4年1組からのトピック


041の小さな世界、と蚕

【041の小さな世界】

3年生の時からやりたかったという子どもたちが試作していた「教室のミニチュア」。テーマとして他の候補が出ましたが、結局「ミニチュア」に決定し、全員で「教室そのままのミニチュアを作ること」に挑戦することになりました。その作品をカリタスに入りたい子たちに見てもらいたいのだそうです。

子どもたちの視点は、机、ロッカー、ランドセル、ロッカーの中の白いかご、そして教室全体に集まりました。班ごとに分かれての製作活動です。

あるときIさんがせっかく作ったランドセルやかごがロッカーの中に入るのだろうかと、気になりました。同じような割合で小さくしなければ本物そっくりにはなりません。そこで「スケール」という考え方にたどり着きました。同じ割合で縮めることです。けれども、4年生の算数では、まだ商が小数になる割り算は教わっていません。仕方なく、÷10…つまり1/10のスケールで製作することにしました。1回目の測定は、適当に測定した班が多く、やり直しとなりましたが、2回目は、どの班も慎重に測り、÷10をして製作開始です。
2班に分かれていた机班が一緒に活動するかどうかで、自分たちの想いを熱く語り合い話し合いました。そして、これから目指すことを考えた結果、お互いに納得して1つにまとまることになりました。すんなりとは行きませんが、それが総合の醍醐味だと、子どもたちは気づき始めています。

【蚕】

社会の都道府県の学習を兼ねて、Kさんが富岡製糸場に行った報告を聞き、担任の独断で蚕の卵を購入することにしました。それを伝えると、子どもたちも「蚕を飼ってみたい」と嬉しそうです。エサは、人工の物ではなく、桑の葉のみで頑張ります。これを何人もの子が近所の桑の木から集めてきました。5齢ともなると、450頭分の量を確保するのは本当に大変でした。学校の隣に住んでいるSさんのお宅にあった桑からもたくさんいただきました。それがご縁で、蚕が繭になる前に一度教室にお招きし、一緒にミニチュア作りの活動をしました。子どもたちも嬉しそうにお礼状を書いて、Sさんにお渡ししました。

子どもたちは、蚕がうちわに糸を張る写真を見て、是非それをやりたい、と言い出しました。そこで教室中に35本の骨だけのうちわを置いて蚕を乗せ、数日間かけてうちわに糸を吐いてもらいました。そして何とか全員分のうちわが白く輝きました。「このうちわを染めたい」という声もでましたが、ひとまず蚕の活動は区切りとしました。

3年3組からのトピック


めざせ!多摩川みたいなビオトープ(仮)

3年3組は総合でビオトープ作りをすることに決まりました。1学期の総合について、子どもたちに語ってもらいました。

私たちはビオトープを多摩川みたいにしたいので、多摩川に行って生き物をつかまえたり、ビオトープになくて、多摩川にあるものを探したりしました。多摩川では生き物をつかまえたから楽しかったです。その後、またみんなで話し合って、自分たちでつかまえた生き物のことを調べてポスターをかきました。つかまえた生き物で小さいビオトープを作ることにしたけれど、生き物が死んでしまいました。水槽や水草もくさってしまいました。

この前、3年2組と3年3組で教頭先生のお話を聞きました。教頭先生はあのビオトープを作ったクラスの担任の先生だったからです。どんな魚を入れたほうがいいか、形はくずしてもいいかなどを聞きました。教頭先生は、これからの人たちに引き継いでもらえるような形にしてほしいと言いました。魚は、自然の姿をこわす魚を入れることはやめたほうがいいと言っていました。前はアブラハヤを入れていたそうです。

他には、学校のビオトープに行って、雑草をぬいたり、石をどかしたりしました。そして、「ビオトープにゴミを入れないでね」ということや、「3年2組と3年3組でビオトープをつくっています」というポスターを作りました。

前のビオトープは大きくて管理が大変だったということや、周りの道が狭くて通りにくいことに気づいたので、大きさも小さくしようと話しています。そのために、工事の方に土をいただくことができないか、お願いしました。2学期も楽しみです。

3年2組からのトピック


ビオトープ

3年2組は総合でビオトープ作りをすることに決まりました。1学期の総合について、子どもたちに語ってもらいました。

2組は総合のテーマがビオトープに決まりました。今はビオトープに入れる生き物を調べています。登戸に「せせらぎかん」があって、そこは多摩川にいる生き物が展示されていることが分かりました。だからみんなでいってみることにしました。せせらぎかんでは多芸さんという方がお話してくれました。多摩川の堰のこととか、多摩川の魚のこと、二ヶ領用水のことなどを教えてくれました。せせらぎかんには、あゆとか、たまずんとか、おいかわとか、さわがにとか、かめとかがいました。多摩川にいる虫も展示されているかとおもいましたが、ありませんでした。多摩川のことを学んできました。

前のビオトープは大きくて管理が大変だったという話を教頭先生から聞いたり、ビオトープの大きさを測りに行った時に、道が狭くなっていることに気がつきました。持続可能なビオトープにするために、池を小さくしようと決まりました。そのために、幼稚園の工事現場に土があったので、工事の方にお願いをして土を入れてもらうことになりました。

3年1組からのトピック


町づくり

3年1組の総合のテーマが決まりました。その課程を子どのも声からもお届けしたいと思います。

「3年1組はテーマが「町づくり」にきまりました。話し合いをして、「ビオトープ」と「ひみつきち」と「ランプシェード」がのこりました。その中で多くの人が選んだのが町づくりでした。社会で町探検にいったので、中野島の駅とかを作ったり、東京タワーとかも作ったりしたいという意見が出ています。今は、グループを作ってお試しで建物を作っています。ぼくは、レストランを作っています。段ボールで2階立てを作っています。大きすぎるとダメだからミニチュアっぽくしています。グループの中で、大きく町をつくるのか、小さくミニチュアの町をつくるのかを話し合って作り始めました。」

テーマが決まったあとは、話し合いの中で生まれた、「まず、やってみたい!」という思いをもとに、活動しました。「海」を作ったり、カリタス小学校をつくったり、それぞれが思いえがく「町づくり」が見えてきました。また、作り方や材料という面でも、いろいろと分かってきたこともありそうです。活動したことを生かして、3年1組全員の思いのこもった町を完成させていきたいと思います。

2年3組からのトピック


もっともっと だぁいすき

☆ひつじのルンちゃん だぁいすき
春休みにいったん牧場に戻っていたルンちゃんが、4月22日にカリタス小学校に帰ってきました。みんなでルンちゃんのためのケーキを作って歓迎しました。ルンちゃんはさっそく毛刈りをしてもらって、小さなヤギさんみたいになりました。

「えぇっ!こんなに小さいの?」「ふわふわもこもこのルンちゃんもいいけれど、スマートなルンちゃんもかわいいなぁ…」

ルンちゃんはお腹もすっかり丈夫になって、モリモリ牧草や草を食べて成長しています。ときどき2年生が育てている大事な野菜も狙っているので、お散歩の時には「野菜を守るガードマン」が必要になりました。1年生のヤギさんとひつじのあんこちゃん、そらちゃんとも仲良くしていて、一緒にお散歩するのが大好きです。

ルンちゃんが初めて毛刈りをした羊毛を何に使うか…わくわくします。みんなで羊毛のことや洗い方を調べました。まずは、昨年2年生が飼っていたホイップとココアの毛で練習をさせてもらうことにして、少しベタベタする羊毛からゴミやわらを取り除きました。ザルに入れてふったり、白い紙の上でほぐしたり…二人一組の「工房」を作って、お互いの工房のやり方を参考にしながら進めてきました。7月20日になって初めて、ホイップの毛洗いにも挑戦しました。みんなで同じやり方でやったのに、ちぢれ麺みたいな部分とふわふわ部分ができてしまいました。ちぢれ麺もそれはそれで味わいのあるものになりそうですが、夏休みにはふわふわの仕上がりを目指して、ココアの毛をお家で洗ってみることにしました。

☆やっぱりだぁいすき 多摩川たんけん
多摩川には、5月と7月に2回行くことができました。1年生の頃から一度も雨が降ったことがない強運のみんなです。(7月は台風が来るかも…で延期になりましたが)リーダーを決めたり、計画を立てる話し合いも、とても上手に進めることができるようになりました。

「こんどはだれのお父さん先生、お母さん先生かな~たのしみ!」

チョウや虫を追ったり、エビや魚、アメンボをつかまえたり…秘密基地を作ったり、ブランコを作ったり…宝石屋さんをしたり、水切りの練習をしたり…時間いっぱい、グループで思い思いに過ごしました。7月は、曇っていたもののとても暑く、湧き水のある小川の冷たさが、長靴ごしでも気持ちよかったです。2年目になって、季節の大きな変化を感じることができました。

☆育てるのも だぁいすき
1年生の11月から玉ネギ、3月からはジャガイモを畑で育てていました。他にも育ててみたい夏野菜を調べて、発表して…畑にはきゅうり、中玉トマト、なす、とうもろこしを植えました。各自の菊鉢では、ミニトマト、ピーマン、こどもピーマン、ししとう、えだまめの中から育ててみたいものを選んで植えてみました。中には、どうしても挑戦したくて、とうもろこし、ラディッシュ、サニーレタス、ベビーリーフ、にんじん、キャベツ、青梗菜、小松菜を植えてみた子もいました。葉ものは、この時期は虫がつきやすく、あっという間に食べられてしまったり…気温がぐんぐん上昇した時には、鉢がカラカラになって枯れそうになったり…野菜を育てるのは毎日お世話を欠かさないことが大事と知りました。

6月には、念願の「お泊まり会」をすることができました。お泊まり会ができるように、筆算の練習を頑張ったり、もくもくと黙って作業をしたり、食べたり、カレーの作り方を調べて家で練習し…みんなの頑張りによって実現することができました。自分たちでスーパーで買い物をして、自分たちで育てたジャガイモと玉ネギを使って自分たちで分担して作ったカレーを食べて、自分たちで作ったランタンの明かりの中、みんなで寝袋に転がって寝て…最高の宿泊になりました。宿泊が終わってからキュウリやなすがたくさんとれ、順番に持って帰っておいしく食べました。

2年2組からのトピック


もっともっとだぁいすき

4月、初めての進級。教室の場所も変わり、いままで自分たちがいた教室にはピカピカの一年生が来ています。新二年生にとっては初めての下級生。朝の休み時間に嬉しそうにお世話に行くような微笑ましい姿があります。

昨年度3月に牧場に帰っていた三頭の羊も新学期の開始と共にカリタスへ戻ってきました。「ラメちゃん、元気だった?」と優しい声をかけながらみんなで再会を喜びました。

毛刈りのバリカンを怖がり手足をジタバタさせるラメちゃん。そんな中でも頑張って毛刈りをしてもらっている様子を2組の子どもたちは黙って、じっと見つめています。声を出すと、ラメちゃんがびっくりしてしまうのです。心のなかで「がんばってね」「だいじょうぶだよ」と応援していました。ふと誰かが、「ラメちゃんが泣いてる」とつぶやきました。よく見ると、毛刈りをされているラメちゃんの目に涙がうかんでいるように見えます。大人も気づかなかったラメちゃんの表情を、子どもたちはしっかりと見ています。

だぁいすきな多摩川にも、今学期は二回行くことができました。遊び方に迷うことなく思いっきり駆け回り、行くたびに新しい発見や体験を見つけています。すっかり多摩川のプロフェッショナルになっていますね。

6月には、初めてのおとまり会をすることができました。始めは少しだけ不安な顔が見え隠れしていた二年生でしたが、クラスのみんなが一緒だと大丈夫。カレーづくりや夜の活動などを通して、子どもたちがそれぞれの思い出をたくさんつくることができました。

二学期はおそらく、ラメちゃんの刈った毛を使った総合が本格的に進みます。総合を通して活動がどのように広がっていくのか、とても楽しみです。