2年1組からのトピック


おいしい!たのしい!わくわくランド

3学期は、3頭のための遊具作りの仕上げとホイップの羊毛を使った工作をしました。

遊具作りでは、頑丈なものに仕上げるため、薄いベニヤ板の裏に長くて硬い角材を力一杯打ち付けました。材木を重ねたり、打ち付けたり、はがしたりと試行錯誤の連続でしたが、みんなで協力して立派な6つの遊具が完成!完成後は、3頭の体重に耐えられるか、自分達で実際に乗って確かめてから遊ばせました。大事な3頭がけがをしたら大変ですから…。たくさん遊ばせた後は、釘抜きやバールを使い、材木と釘を完全に分けて解体。これでリサイクルもばっちりです。

羊毛工作のための毛は、春に毛刈りしたホイップの毛です。きれいな羊毛にするために、自分達でゴミを取り、洗って干し、ほぐしました。出来上がった羊は宝物です。

そして、3月16日(水)やっとポップコーンから育てたポップコーンを食べました。小さかった種からできた370gの収穫。調理すると大きなザル二杯分にもなりました。この1年の総合を思い出しながら美味しく頂きました。

1年3組からのトピック


だぁいすき!

☆多摩川たんけん だぁいすき☆
3学期は、1月26日、2月26日、3月14日の3回多摩川探検に出かけました。3回とも運良く中止も延期もなく実施できました。1月は寒くてブルブル…「もう帰りたい…」と言い出す子もいましたが、2月、3月は気温が上がり、春のような探検日和でした。

冬の多摩川は、昆虫や水中の生き物は少ないですが、それでも小さなクワガタを見つけたり、カマキリの卵を見つけたり、エビの皮を見つけたりできました。一番のみんなのお気に入りは、秘密基地作り!ススキや葦の枯れ枝や流木や木の切れ端や石を使って、思い思いのお家を作りました。

他にも、石をせっせと運んで、石の橋を作ったり…ひたすら川に石を投げて遊んだり…持参したロープやくずのつるを使ってブランコを作ったり…リース屋さんやジュエリーショップを開店したり…木登りをしたり、ロープで急坂を上り下りしたり…遠くの木を目指してススキや葦をかき分けながら探検したり…遊びながらみんなのアイデアでどんどん活動の幅が広がりました。

最後の探検では「楽しかったよーーー!ありがとうーー!」「また来るからよろしくねーー♪」と土手から多摩川にご挨拶をしていました。

☆植物 だぁいすき☆
タマネギもチューリップやビオラも、雪や霜で弱っていましたが、暖かくなると水やりをしたり、花がらをとってお手入れしたり…お世話を続けました。修了式前には、タマネギのペットボトル鉢を2年の教室前にお引っ越し。そして6月にお泊まり会ができることを祈って、畑にジャガイモの種芋を植えました。一人1個種芋を持ち帰り、家でも挑戦しています。

☆ひつじさん だぁいすき☆
ルンちゃんは、1月まで体重が減り続けていたので、えさを増やしました。みんなで野菜くずやおからを持ってきて、時々食べさせたりもしました。おかげで3月には体重も増加!うんちの状態も安定するようになりました。かわいいルンちゃんの絵を描こう…と挑戦してみましたが、なんだかヘンな生き物が…!毎日かわいい、かわいいと見ているのに…「ルンちゃーーん うまく描けなくてごめーーん!」と声が上がりました。もっともっとルンちゃんのことをよく見て、今度描いてみよう…ということになりました。他にも、ポンポンで大きなルンちゃんを作ろうと取り組みましたが、こちらも時間切れで途中で終わってしまいました。

☆1年間の総合を発表したよ☆
2月の学習発表会はオンライン開催でしたが、1年間の総合(図工)で発表したいことについて、皆自分で文章を組み立て、準備しました。直前に授業がオンラインになったときもあり、グループセッションで友だちと発表の練習をし、アドバイスをしあいました。たくさんの人が画面の向こうで見てくださっている中、ガチガチに緊張しましたが、友だちと一緒に頑張りました。

学習発表会後には、1年間の「総合カルタ」を作りました。

1年2組からのトピック


だぁいすき!

3学期も羊のラメとの毎日が続きました。1月のラメの体重が12月よりも減ってしまったことが心配です。干し草の他にラメの好きな食べ物はないか、にんじんやブロッコリーなど、あれこれ食べさせながら探していました。また、散歩をしてもラメが一頭だけすぐに帰りたがってしまうことについても、クラスみんなで話し合いました。「羊はみんなで一緒にいたがるみたいだけど、ラメちゃんはそうじゃないんだよね。」とラメの性格にも目を向け、理解に努めようとしている子どもたちでした。そこには、一頭の「羊」を飼っているのではなく、「ラメちゃん」として愛している子どもたちの姿を見ることができます。

そんなラメとも3月にはお別れを迎えようとしています。2組のみんなの気持ちは一つ。「2年生になってもラメちゃんと一緒にいたい」、そんな気持ちを牧場の福田さんや校長先生に伝え、来年度もラメと一緒に過ごせることになりました。けれど、春休みの間は牧場に帰ってしまうラメたち。トラックに乗っていったラメたちにいつまでも手を振っている子どもたちがいました。その姿には、ラメを思う気持ちがたくさん詰まっているようでした。

3学期の多摩川探検は、天気にも恵まれ3回行くことができました。行く度にいろんな遊びがどんどん生まれていきます。河原に落ちているたくさんのゴミにふと気がつく数人の子どもたち。気がつけば計画を変更し、そのままゴミひろいを始めていました。たばこの吸い殻から電源コードまで。「自分たちの力で多摩川が少しきれいになったよ」と大好きな多摩川のために嬉しそうな顔で頑張る子どもたちでした。2年生の多摩川探検も楽しみにしながら1年生の多摩川探検を終えました。来年度への期待がさらに高まっていく子どもたちです。

1年1組からのトピック


「だぁいすき!」

3学期に入って子どもたちは2月の学習発表会に向けて準備を始めました。オンラインによる開催でしたが、アン(羊)のなりきり詩や絵画などを自分の言葉で語る姿に成長を感じました。

多摩川探検へは年明けから毎月出かけました。極寒の河川敷を縦横無尽に歩き回り、基地づくりやお店やさんなど自然の素材を活かした活動が見られるようになりました。仲間と意見を交わしながら自由な発想で動いていると寒さも忘れるほどです。風や川の水、土の温かさからもこのフィールドにもやって来る春の足音を感じとっていた子どもたちです。学習参加のおうちの方の眼差しも何処までも暖かく、“みんなの思い出”を“みんなで分かち合うこと”ができました。

アンの飼育もカウントダウンが始まっていました。毎日のお世話や休日当番で命のリレーをしてきたみんなは、最後の日までアンを家族の一員として庇護していたのです。

そしてお借りしていた福田牧場さんに今月16日にいったんお返ししました。約束の期限であったにせよ、この日が迫るにつれてアンへの想いは深まる一方です。その存在そのものがみんなの支えになっていたのでしょう。トラックで迎えに来てくださった福田さんに飼育の継続を直接お願いし、手紙を渡し、許可を得たときのみんなの安心した顔がこの一年間の飼育活動の価値を映し出しているかのようでした。

授業の最終日には来年の宿泊活動でカレーに入れるジャガイモの種芋を土に埋めました。新1年生を歓迎するために2学期末に球根を植えたチューリップも一斉に芽を出しています。仲間の命、家族の命、お花や作物の命、多摩川べりの草花、昆虫、魚などの命、そして羊のアンの命と日々出逢い、対話をしてきた子どもたちは4月に2年生に進級します。

6年2組からのトピック


劇×民族楽器

2学期の2組の総合は、「劇」発表に向けて「台本づくり」と「大道具づくり」に終始しました。
子どもたちは1学期、劇のシナリオを作るグループと劇に登場する4つの地域の大道具を作るグループに分かれ活動を進めていました。描く劇とは、「世界を4つの地域に限定し、神から与えられた使命で主人公がその4つの地域を巡りながら、民族楽器を見つけてゆく」というお話です。
2学期のスタートは、新型コロナ対応による夏休み明けのオンライン授業からのものでした。オンライン授業で実際に登校しなくてもできる活動は何か?それは、「台本の手直し作業」ということに至り、グループに分かれ台本の手直しから始めていきました。
やがて登校が可能となってからは、「4つの地域ごとの大道具づくり」と「台本づくり」のグループに分かれ活動が始まっていきました。「台本づくり」の活動は、ベースが1学期中にできていたことと、オンライン授業でのクラス全体での手直しなどもあり、さほど時間をかけずに仕上げることができました。
子どもたちは、連日総合の時間を「大道具づくり」に費やすこととなりました。しかし、材料の段ボールや道具作りに必要な塗料などの不足が重なり、作業は遅延しました。この問題を解消するべく、数人の児童が「自宅のあるマンションには廃棄となっている段ボールがたくさんあるので、それをいただくことは可能です。」という提案をしてくれた。早速各地域で必要な段ボールの個数を伝え、届けていただくところまでこぎつけることができました。塗料についても、地域ごとに必要な色と量を出しまとめて購入し作業は順調に進んでいきました。
それでも、2学期末が近づくにつれ大道具づくりに終始していて、肝心の劇の「演技」や「楽器作り」や「演奏」に進まなくて大丈夫なのか?という新たな課題が浮上してきました。しかも、このまま2学期を終えた場合、3学期は多くのメンバーが外部受験で登校しなくなるという状況がやって来ます。今後の2学期の時間をどこに重点を置き、それぞれの活動を展開してゆけばよいのか・・・クラス全体が大きな壁に阻まれることとなりました。
この問題に光を与える意見を一人の児童が総合の「振り返り」に書いてくれました。その考えは「大道具づくりと演技をその日の総合の時間で、教室と舞台に分かれて地域ごとに順番に同時進行で取り組んでゆけばよい。」という案でした。この考えにクラス全員が賛同し、とにかく3学期少人数でも劇発表に向けて準備ができるように、大道具づくり・劇練習・楽器づくりの活動を進めていきました。

1年3組からのトピック


だぁいすき!

☆ひつじさん だぁいすき☆
2学期はオンラインでのスタートで、まずはみんなで羊さんの名前を考えました。たくさん提案された中から「わたしたちといっしょに ルンルン♪ と楽しい毎日を送って欲しい…」という思いを込めて『ルンちゃん』と名付けました。
毎日、中休みには、順番で小屋掃除とお散歩をし、休日には、家族の方と一緒に学校に来て、3クラスで協力してお世話をしています。ルンちゃんは、三頭の中でからだは一番大きいけれど一番臆病で、アンちゃんやラメちゃんが一緒でないとお散歩にいけません。お当番でないときにもルンちゃんのところに通って、もっともっと仲良くなろうとしていました。リードや柵についている毛を少しずつ集めて、ベッドを作りたい…と大きな夢をもっている子もいます。

☆多摩川たんけん だぁいすき☆
多摩川には、10月と12月に2回行くことができました。一面緑でチョウやバッタがたくさんいた多摩川とはがらりと変わって、茶色の世界。それでも、川の中に入ってエビを探したり、水切りに挑戦したり、川の中に石の橋を作ったり、くるみを拾ったり、木登りをしたり、秘密基地を作ったり…次々と楽しいことが出てきて、いつも「もっと時間が合ったらなぁ~」と思いながら帰ってきます。グループで相談したり、みんなで行動することがとても上手になりました。

☆工作 だぁいすき☆
例年は秋まつりをしていますが、今年は12月にクリスマスマーケットを開きました。11月の探検を生田緑地への親子遠足に切り替え、どんぐりや松ぼっくり、落ち葉、枝…たくさんのものを集めてきました。どんぐりケーキや松ぼっくりのツリー、リース…思い思いのクリスマスグッズをたくさん作りました。図工でも、空きビンを使ったペン立て、スパッタリングという技法を使ったカード、ペーパーウェイト、クラスで1つの大きなクリスマスツリーなどを作りました。
当日は、順番にお店屋さんとお客さんになってマーケットを楽しみました。3組のお店は、おみくじ屋さん(クリスマスグッズがもらえる)、松ぼっくりのけん玉屋さん(タネがもらえる)、イカつり屋さん(カードがもらえる)でした。

☆植物 だぁいすき☆
畑では、1学期に植えたサツマイモの葉っぱがもりもりと茂ってきました。長く伸びたツルは、クリスマスツリーに使いました。わくわくしながら掘ってみると…たくさんのサツマイモができていて、2学期の最後には、サツマイモご飯にしてお昼に味わうことができました。とても甘くておいしかったです。
教室前では、みんなが植えた枝豆、ピーマン、ストロベリーキャンドル、コスモス、びわ、アボカド、アサガオが、細々ですが育ちました。プランターのふうせんかずらとるこう草と四角豆は二階のベランダまで伸びて、たくさん花を咲かせたり、実をつけたりしました。
花壇のひまわりやふうせんかずら、るこう草、アサガオの種がたくさんとれたので、クリスマスマーケットでたね屋さんをすることにしました。ほかにも、オシロイバナや黄花コスモスなどたくさんの種を集めて、お客さんに喜んでもらうことができました。
11月にはタマネギの苗を植え、12月には、来年の1年生のためにチューリップの球根とビオラを鉢に植えました。土の入れ方や植え方は、2年生がペアになって教えてくれました。

6年1組からのトピック


Smile for World ~笑顔を地球のために~

9月オンライン期間も、Zoomを使って話し合いを重ねてきました。7月末の中間報告会でクラスの友達からもらったアドバイスを生かし、自分たちらしくSDGsの目標達成のためにできることを模索します。9月時点で「新SDGs」「KRAM(旧SDGs)」「演劇学生」「スタードーム」「ピタゴラスイッチ」「学校紹介」「全体統括」の7チーム。「クラスで1つの動画を作るには各チームを取材してまとめるチームが必要だと思います。やらせてください!」という声から「全体統括」が立ち上がりました。さすが6年生!先が見通せます。いじめや不平等を訴える劇、ポスターの作製、制服リサイクル等、それぞれ具体的活動を考えていきます。スタードームは、北九州市立大学の竹川教授に直接電話してアドバイスをいただき、竹材の使用を検討します。言葉遣いも丁寧に、積極的に行動する力を発揮しました。

そんな中、カリタス女子中学3年生から、一緒にSDGsについてのワークショップをやりませんかとお誘いがあり、10月23日(土)、オンラインワークショップに10名(+担任)が参加しました。中学生が企画した気候変動についてのワークショップは質が高く、大いに触発されました。

その後、スタードームやピタゴラスイッチを竹で作りたいという希望により、竹の入手方法について議論していきます。親戚の家、近所の地主さん、生田緑地や稲城めぐみの里、多摩区役所に聞きに行くなど様々な案がありましたが、旧2年3組だった人たちから2年生の総合で訪れた富士竹類植物園(元館長の柏木さんは竹の専門家)の情報が挙がり、お世話になることにしました。11月23日(祝日)、20名と引率教員2名、保護者有志で出かけ、竹を伐りました。そこで放置竹林の実態を学ばせていただいたことも、貴重な経験でした。

「環境問題PR」「学校紹介」「KRAM」「放置竹林問題」「SDGs動画作成」「SDGs情報発信」「スタードーム」「ピタゴラスイッチ」「全体統括」の9チームに編成替え、第2回中間報告会を開きました。今後も、仲間のアドバイスを生かして、活動の進展に励みます。 

5年1組からのトピック


レッツ手話 ~相手の気持ちを考えよう~

1学期は手話に親しむきっかけとして、「お話を手話で」と取り組みました。5人ずつのグループでそれぞれが選んだお話を手話で表現します。子ども達の吸収力はもの凄く、あっという間に手話での表現が出来るようになりました。大人はそのスピードにはついて行けない感じです。
そして2学期。1学期に自分たちが表現して動画に撮ったものをお互いに見てみました。すると「お話を簡単にし過ぎていて、お話が通じない」ということに気づきます。子ども達は自分たち委馴染み深い話を選んでいたので、頭の中で話の内容がわかっている分簡略化されてもて受け入れていたのでしょうが、改めて考えてみると?
そこで、2学期は「もう少し内容がしっかり伝わる形で」という目標を立てました。担任は「前の話を膨らませたら…」と考えていたのですが、子ども達の願いは別。「新たなお話でやりたい」ということで、そこから再スタートです。お話を膨らませると、5人という人数も手薄になるとなり、9人ずつのグループをつくりました。
う人数も手薄になるとなり、9人ずつのグループをつくりました。
グループ毎に選んだお話は、「ピノキオ」「マッチ売りの少女」「くまのプーさん」「浦島太郎」の4つ。1学期のもののふり返りを生かして「簡単にし過ぎない」と、本文は少し長めになりました。そうするとやはり覚えなくてはいけない手話が増え、「あれ?何だっけ?」と1学期より苦労する様子も見られました。それでも一緒に頑張る仲間と助け合い、少しずつ少しずつお話が流れるように手話を覚えます。
1学期同様、手にしているICT機器を上手に活用します。知りたい言葉を手話でどうやるかを調べたり、お話の背景を画像としてつくったり。さらに、自分たちの姿を撮りながら、流れがぎこちないところは撮り直して編集をするなんていう作業もし始めました。中には、映像としての仕上げに凝りだしたグループもありました。少し、当初の目標とは違う方向に行っている感じもしますが、ゴールが定められていないのが総合のよいところ。子ども達と試行錯誤しながら進んで行っています。
それでも、「そういう障害をもたれた方と直接出会って、何かをしてみたい」という願いは持ち続けているので、3学期は、そういう活動になっていけるよう模索中です。

1年2組からのトピック


だぁいすき!

9月末、まだ名無しだったひつじに名前がつけられました。名前は「ラメ」。ラメのようにキラキラかわいくて、みんなを優しい気持ちにしてほしいという願いをこめています。ひつじとであったときにはまだ動物に対して逃げ腰だった子も、今では散歩のときにも自然となでてあげる姿もあります。うんちのそうじやすのこ洗い、休日当番など、寒い日でも、雨の日でも、「ラメちゃんのためなら」と頑張っています。今ではすっかり、大切な学校生活の一部分として当たり前になっています。立派なラメちゃんのおとうさん、おかあさんになりつつあります。

多摩川たんけんも、二学期に二回行くことができました。冬の雰囲気を感じさせる多摩川からは、すっかり虫の姿もなくなり、冬らしい静かな多摩川でした。二組では、特に基地づくりがブームでした。石を積み上げる班、枝を組み合わせてお家のようにする班、わらをかぶせてテントのように作る班など、道具も使わずに自然のものだけでこれだけ多様なものを作れることにとても驚きます。自然の中で仲間と楽しさを共有することができました。

ほかにも、さつまいもほりやクリスマスマーケットなど、仲間と協力しながら活動する楽しさをたくさん感じています。また、二学期の終わりには来年度入学してくる一年生のためにチューリップの球根を植えました。二年生になる日もだんだんと近づいています。

6年3組からのトピック


映画制作~思っているだけでは始まらない~

2学期はオンライン授業でのスタートとなりました。話し合いの中で子どもたちが一番悩んだことは「全員で一つの映画を作るか、クラスの半数に分かれてそれぞれ映画を作るか」ということでした。皆の願いは「クラスの一人ひとりが夢中になって映画を作ること」です。できれば皆で一つの作品を作りたいけれど、一人一人が暇になることなく力を発揮する活動にしたい…そんな思いが交錯していました。
そのような中で「シナリオセンター」というシナリオ作りの学校の方に映画作りのアドバイスをいただけることになりました。映画制作の工程や役割分担などを教えてくださり、映画制作の流れや活動の方法が見えてきました。
同時に、企画案の検討も始めました。いくつかの案の中から「世界平和計画」という物語を映画化することに決めました。一度は二つに分かれて制作すると考えた子どもたちでしたが、魅力的な物語に出会い、クラス皆で「世界平和計画」の制作に取り組むことに決めました。その他の企画は、予告編として短い映画を作成して上映しようと考えました。
こうして、ようやく「世界平和計画」と「予告編」の制作が始まりました。活動に取りかかると子どもたちは勢いよく動き始めました。すぐに役割が決まりました。
この時、もう一度シナリオセンターの方に出前授業をしていただきました。「世界平和計画」の企画案を読んでいただき、その上でおもしろい映画にするためのコツを教えてくださいました。出だしの描き方、キャラクターの設定の仕方、絵コンテやシナリオの書き方…今まで知らなかった映画作りのコツをたくさん教えていただきました。
それらを生かして、早速キャラクターの性格を考えたり、脚本や絵コンテを描いたりと活動が進んでいきました。一学期の映画制作の経験を活かし、話し合いや意思の疎通を大事にして活動しています。2学期は撮影の途中で終わりました。映画の完成を楽しみにしています。

シナリオセンターのホームページで授業の様子を紹介してくださいました。
※10月1日 シナリオセンターの方との授業の様子
▼「みんなで映画を作るには /カリタス小学校6年生の映画作り」
※10月28日 シナリオセンターの方の出前授業の様子
▼「小学生がショートムービーを作るコツ/カリタス小学校6年生②」