2年3組からのトピック


「ピース~あかり・マロ・ふわりといっしょ~ 命とともにいきる」

夏休みが明けて子どもたちは多摩川探検でかけ彼岸花や昆虫に出逢いました。
その後着手したのは2年生のおとまり会・・・。カレー作りの計画、各係の準備、食材の買い出しなど互いの経験と知恵を総動員して忘れられない校内での一泊を経験しました。
羊毛洗いにもチャレンジ。細かな汚れを落とし、たらいの中にみんなの手を重ねます。押し洗いをして乾かしました。この毛を使って羊毛ボールも楽しむことが出来ました。優しく丸めながるその小さな掌に三頭のヒツジへの想いが詰まっています。
そして、やがて別れを迎える羊たちに呼びかけるような詩と絵画にも取り組むことができました。
また、今学期から命を見つめる授業が始まっています。自分の命の誕生、みんなが出逢った奇跡、羊とのいとなみをこれまでの事実を拠に考え、一日一日を大切に過ごそうとクリスマスを迎える待降節にはいった子どもたちでした。クリスマスのメロディーに耳を傾ける羊さんの穏やかな表情が印象的な学期末でした。

2年1組からのトピック


「ピース~あかり・マロ・ふわりといっしょ~」

今学期も、①羊 、②多摩川探検、③幼稚園との交流を中心に進めてきました。羊は毛刈りをした羊毛を洗い、子どもたちが1年生から育て、宿泊活動に使った玉葱の皮を材料にして染め物を行いました。鮮やかな黄色に染まった羊毛を見て皆、喜んでいました。多摩川探検は9月末に実施しました。初秋の多摩川には鬼ぐるみの実が沢山落ちていたので、それを皆で拾い集めて学校に持ち帰りました。くるみを石で割る男子を見て「私たちもやりたい」とくるみ割りに挑戦しました。 校舎の2階から落としたり、トンカチで割ってみたり。グループごとに作戦を考え、実践しました。中身を取り出し、3学期にお菓子を作る予定です。煎って半分に割れたくるみの殻を半分は1年生にあげ、残りは粘土工作に使いました。幼稚園との交流では、くるみの絵に一言そえた絵手紙を渡したり、、園からスイートポテトを頂いた際に、カリンのハチミツ漬けを一緒に作ったりしました。クリスマスの時期に、カリンのハチミツ漬けを持って園を訪問し、クリスマスカードを園児さんに渡しました。3学期は計画を立てて、更に園児さんと交流を深めたいと思います。

1年3組からのトピック


「だいすき」

6年生との秋まつりを10月下旬に行うことになった子どもたちは、クラスで輪投げやさんの係をして、並んでもらったり輪投げを渡したり、いっしょうけんめい働きました。一緒に他のクラスのお店やさんやゲームを楽しみました。カリタス幼稚園の園児さんとも組んで、お店を優しく教えながら周りました。午後は6年生や園児さんと一緒に盆踊りを楽しみました。

12月、2回目の多摩川たんけんに行きました。台風15号と19号のために、多摩川の河原はすっかり変わってしまいましたが、河原に着くと川に入り、長靴に入る水を気にせず魚取りに熱中しました。石や木で秘密基地作りも楽しみました。

3学期も3回目の多摩川たんけんに行けることを楽しみにしている子どもたちです。

1年2組からのトピック


「だいすき」

~秋祭り~
1年生最大の年中行事、「秋祭り」がやってきました。お祭りのために神輿を作ったり、景品を作ったりしました。6年生や幼稚園生と一緒にミニミニ秋祭りも行い、交流を通して大きく成長した1年生です。

~サツマイモを育てよう~
2学期がはじまると、サツマイモ畑は濃いみどり色に覆われていました。その勢いは隣の梨畑まで広がるほど!!そのうちにサツマイモのツルの色が所々赤紫色(サツマイモ色)になってきました。そして休日当番に来た子から「サツマイモが土から出てるよ」との報告が・・・。畑を見に行き、収穫時期とわかり「いもほり」が行われました。どこにイモがあるのか『宝探し』のようです。ツルにいたイモ虫やつ土の中にいた幼虫にもみんな大喜び!!この喜びをいくつか作品として仕上げ、お腹にも心にもサツマイモがいっぱい広がったようです。

~○○○?を育てよう~ → ~きらら・ゆき・あかねを育てよう~ に!!~

2年生の羊たちが小屋の周辺の工事が終わり、1年生の小屋を去っていきました。2年生は気を遣って休み時間に散歩につれて来てくれるのですが、毎時間というかいつも羊の「う゛ぇ~」という声が聞こえていたので寂しさは募るばかり・・・。そこでやっと1年生みんなで動物たちを迎えることになりました。

 出会い生活を共に始めると「きらら」も「ゆき」も「あかね」もそれぞれの個性が豊かなことに気付き始める子どもたち。どんな個性があるのか「みっけ!」は続いていきます。「先生、なんか(口)もぐもぐ(動か)してるよ。」「シートの下にいつもいるよ。」「あかねレストランに行くんだよ。」毎日の交流?がそれぞれの新たな「みっけ!」を育てます。

1年1組からのトピック


「だいすき」

~楽しい秋祭りをしよう~
毎年9月に1年生は秋祭りをします。どんなお店やさんを開こうか、どんなお神輿を作ろうか・・・すべて自分たちで考え、作ります。1年1組は「つりぼり」と「しゃてき」のお店を担当しました。つりぼりにいる魚や生き物を作ったり、射的の割り箸鉄砲や景品を作ったりしました。全て、お客さんに喜んでいただけるように心を込めて準備しました。秋祭り本番は、父親の会のお父さまたちもサポートして頂き、楽しく素敵なお祭りになりました。10月には、6年生や幼稚園生を招待してミニ秋祭りを行いました。そこでも、お客さんのために自分たちで考えて進んで動く頼もしい子どもたちでした。

~きらら(羊)、ゆき(羊)、あかね(ヤギ)、だいすき~
10月、2頭の羊と1頭のヤギが学校にきてくれました。1年生が育てる動物たちです。動物たちにきてもらう前に「育てるってどういうこと?」という話し合いをしました。子どもたちは「お父さん、お母さんみたいにお世話をすること」「人間じゃなくても転んだら『大丈夫?』って思いやってあげること」など様々な考えが挙げられました。そして、みんなでヤギや羊のお父さんお母さんになると決めました。今は、毎朝の小屋の掃除、えさの準備も責任を持って取り組んでいます。休み時間や総合の時間にお散歩をしたり遊んだりして、動物たちの好きなもの、苦手なこと、特徴などをたくさん発見しています。どんどん動物たちと仲良くなっています。

~多摩川探検に行きました~
9月と12月に多摩川探検に行きました。9月は待ちに待った初めての多摩川探検で、虫取りや、木登り、土手滑りなどを思い切り楽しみました。12月は、台風によって大きく姿を変えた多摩川に行きました。その変わりように子どもたちも驚いていました。前回草原だったところには池があり、小さな魚が泳いでいました。その魚を捕まえようとみんな必死でした。学習参加して下さった保護者の方も、お父さん先生、お母さん先生として子どもたちを見守ってくださいました。

その他にもサツマイモを収穫したり、そのツルでリースを作ったり、野菜を育てたり・・・書き切れないほどたくさんのことに取り組みました。子どもたちがたくさんの思いを持って活動した2学期でした。

6年3組からのトピック


「砂絵」

「先生、総合係って決めないんですか?」
から始まったカリタス小学校最後の総合教育活動。この瞬間から、テーマ決めの進行を3名の子が引っ張っていってくれました。これが、素晴らしい仕切りでした。

挙げられたテーマは11個。
「身近な科学/レプリカ/錯視/ディズニーの世界/練り菓子/レインボー/砂絵/つまようじアート/習字/宮沢賢治の劇/舞台」
6年目最後の総合で初めて提案したという子もいました。惜しくも選外となり叶うことはありませんでしたが、やり切ったその表情はすがすがしいものがありました。
テーマをしぼる過程で、「私は、自分のテーマのことだけを考えようとする思考をやめようと思います」という感想を書く子が。友達同士を思いやる気持ちも芽生えていきました。

最後に残ったのは、「砂絵」「映画」「砂絵×映画」。
各テーマの魅力を友達に伝えるための準備は創意工夫に溢れていました。
本から情報収集。インターネットやiPadの動画から発想を得たり、実際に作ってみたり……。発表の仕方も様々で、相談内容を書いた画用紙をもとに発表する子、動画を電子黒板に直接流して伝える子、中にはパワーポイントにまとめて伝える子も。無所属チームの子たちは、友達にインタビューして分析した結果を伝えてみたり。最後には質疑応答に話し合い。総合係の進行のもと、論点を洗い出していきました。テーマ選びの視点として「(砂絵)一つのことを極められる」「(映画)(砂絵×映画)違う役割だけれど一つのものが完成させられる」という違いにも目を向けながら……頭に汗をかき、考えてきました。自分の立場でできることを考え、友達と話し合い、一人ひとりが活躍する毎日は密度の濃いものでした。

投票の結果、6年3組の総合は……僅差で「砂絵」に決定。
練りに練ったテーマ。あれ、でも、美術館ではほとんど目にしない気がする「砂絵」。
ここからどのように展開していくのでしょう。2学期からの総合を占うのは、夏休みでの研究です。一人ひとりの力をクラスの力に!夏明けは、砂絵展覧会が開催されるとかされないだとか……。

6年2組からのトピック


「It’s a パラスト world!」

6年2組総合は、パラパラ漫画とストップモーションに取り組むことになりました。子どもたちが決めたテーマ名は“It’s a パラスト world!”です。ゴールデンウィークに瀬戸内国際芸術祭に訪れ、そこで展示されていたパラパラ漫画をきっかけにして出されたテーマです。
「みんなで話し合って決めたい」、「多数決で決めることになってもみんなが納得して決めたい」と4月にテーマ決めが始まったときから望んでいた子どもたち。宇宙食を作る活動と最後まで話し合いが続きました。自分の意見を持ち、調べたり、どうしたら友だちに魅力が伝わるのか考えたりする姿が素敵でした。

iPadを使って写真や絵を繋げて動画(アニメ)にしていく活動が始まります。これからどんなストーリーを表現していくのでしょう。楽しみです。

6年1組からのトピック


「だまし絵」

6年1組の総合のテーマは「だまし絵」に決まりました。「ペットボトルキャップアート」「プラネタリウム」「チョコレート」「和菓子」「和紙」「地図」「ミニチュア」「ジオラマ」……たくさん出された候補の中から選ばれたのが「だまし絵」でした。最後は「ペットボトルキャップアート」と「だまし絵」の二つが残り、「どちらが6年生の総合に適しているか」、はたまた「どちらも6年生の総合に適していないのでは」「代案はないのか」、というところまで話しきって決めました。
「だまし絵」は実際にやってみた人からすれば、なかなか難しいものです。みんなが驚き、喜んでくれるものが作れるのか!?見る人の側に立って描かなければいいものはできないでしょう。全員が協力して、この難しさにチャレンジしていきます!
まずは夏休みに個人でできる作品をかいて、みんなでプチギャラリーが開けるといいかな。

5年3組からのトピック


「スポーツ・オリンピック」

「歴史の中の遊び」「からくり屋しき」「物理の実験」「スポーツ・オリンピック」この4つのテーマ候補を掲げ、5年3組では話し合いを始めました。ただ、話し出したはいいものの……教室でじっとしているばかりでは、もどかしい!集中力が続かない!何より活動のイメージが全然わかず、話し合い自体も平行線をたどって、いまいち決め手が見えない日が続いてしまいました。
そこでみんなで考えて、「実際にグループに分れて活動する」時間を取ることに。すると早速、折り紙でめんこやトントン相撲を作って遊ぶ人、ダンボールでからくり模型を作る人、遠心力の実験を始める人、手始めにみんなが未経験のスポーツを選んで挑戦する人と、どのテーマでもあっという間に活動が盛り上がっていきました。どうやら、活発で、行動力があり、やってみたいことのアイディアに溢れた子どもたちが、5年3組には集まっていたようです。
また、活動を進めていくうちに「こういうルールでやってみようよ」「ここは、○○ちゃんが得意だから、コツを聞いてみよう」と、教室でのいわゆる“話し合い”では生まれなかった、自然な関わり合いやコミュニケーションも自然と生まれていきました。おかげで、その後の“話し合い”では、以前よりも多く意見が出るようになりました。
票が大きく動き、「歴史の中の遊び」「スポーツ・オリンピック」の2択となった7月。「来年に向けて、今調べたらもっとオリンピックを楽しめるよ」「このテーマは今年やるのにピッタリ」「運動が得意じゃない人でも、楽しめるスポーツを作ろう」「これをきっかけに、運動が少し好きになるかもしれない」といった意見が人気を集め、結果、10対27で053の総合テーマは“スポーツ・オリンピック”に決定しました。無事にテーマが決まったことに、クラスのみんなは大喜び。そして、教師もひと安心で、1学期を終えることができました。
今後は、オリンピックやスポーツの歴史・特徴などを調べながら、誰のための、どんなスポーツ作りを目指すか、方向性を話し合いつつ、進めていきたいと思っています。エネルギッシュな5年3組の、行動力に期待大です!

5年2組からのトピック


「未定」

4月、5年生での総合活動がスタートしました。まず、クラスの中から総合係を決め、いよいよスタートです。
どんな総合をやりたいのか、クラスで話し合いが始まりました。「食べ物関係」「カフェ」「ロボット」「秘密基地」などの総合のテーマが出されました。ここで、クラスとしてどうやってテーマを決めていくのかを話し合うのも総合の大切な過程です。多数決を取ってみたり、図書室で調べて発表してみたり、話し合いを進めていきました。そうした中で、出てきたテーマの一つに「スライム」があります。
「スライム」は子どもたちにとってとても楽しいもので、総合の時間になると多くの子どもたちが「スライム作り」を楽しむようになりました。しかし、スライムには楽しいあまり、なかなか「やめられない」誘惑があります。没頭することは大切ですが、メリハリが無さすぎるのもいけません。そこで、担任から「メリハリがつけられないならテーマとして無くす」とういうことを伝えました。すると、子どもたちから「わたしたちの総合のテーマは先生には無くせない!」という言葉がありました。総合は失敗しても成功しても自分たちの力で追究していくもの。一番大切なことを意識できていることにとても嬉しく思いました。しかし、担任として安全性や授業への影響などを考えてできないこともあります。それも含めて「そこからどうするのか」が総合です。様々な場面で「スライムを触らない」というルールの意見を出す子たちを見ていて、素晴らしい姿勢だと感じました。
総合の話し合いが進められていくと、新しいテーマが出されたり、多数決で無くしたりしながらもなかなかテーマが絞り切れません。話し合いも煮詰まってきました。「何を極めるのか」ということが絞り切れず、話し合いが進まない場面も目立つようになってきました。話し合いがうまく進まない中で、「体験みたいにやってみて決めるのは?」という意見が出され、取り組むことに。いざ、取り組み始めると、どのテーマも楽しそうに時間があればあるだけ活動に取り組んでいます。
テーマを絞り切ることはできませんでしたが、「焦って決めないほうがいい」という自分たちの「考え」があって進めていることもさすが5年生だと感じます。実際にやってみるという活動を通して、テーマの深みも増してきた今、テーマ決めへの道も開きつつあるように感じます。