2年1組からのトピック


大大大好き あんこちゃんといっしょ

☆あんこからもらった毛をだいじにするよ☆
猛暑の夏休みも、おうちの方と一緒に大事に羊たちのお世話をしてきました。2学期はまず、大好きなあんこちゃんの大事な毛がきれいになるように、洗って、干して、ほぐして、ゴミをとっての作業を繰り返しを行いました。そしてカーダーをかけてふわっふわになるまで何度もがんばりました。そしていよいよ糸紡ぎです。スピンドルというものを知り、編み棒や菜箸と段ポールを丸く切ったもの、おもりには5円玉やビーズを使って、マイスピンドルを作りました。スピンドルがくるくるくるくるっとコマのように回っただけでも、子どもたちは歓喜の声!しかし実際に糸を紡いでいくのは簡単ではありませんでした。でも、少しずつできるようになってくると、自然と子どもたちには教えたり教わったり学び合う関係ができてきました。みんなちょっとずつコツをつかんで楽しくなってきたところです。これからの作品作りに向けてがんばっています。

☆多摩川たんけん☆
多摩川には、3回出かけました。真夏から秋、冬と季節が変化したたまがわを体験することができました。グループでの活動もダイナミックになってきました。秘密基地作り、小魚取り、水切り、木登り、草滑り、シーグラス探し、色水づくりなどなどそれぞれ思い思いに楽しんでいました。今学期もお父さん先生やお母さん先生方にたくさん助けていただきました。ありがとうございました。

☆5年生、1年生ありがとう☆
5年生には、今学期も鬼ごっこやドッチボールでたくさん遊んでもらいました。お弁当も一緒に食べることができて子どもたちはとても喜んでいました。お手紙交換も毎回楽しみにしています。

1年生とは、一緒に12月に植木鉢はチューリップの球根を植えました。昨年は教わる立場でしたが、今年は1年生にやさしく教えてあげていました。4月の入学式できれいに咲く花々が新1年生を迎えてくれることでしょう。

1年3組からのトピック


だいすき

9月末には秋祭りをしました。3組はひもくじ屋と釣り屋さん、団扇屋さんをしました。「いらっしゃいませ~」と張り切って呼び込みする姿にこの半年の成長を感じました。また、山羊のゆめちゃん人形をのせた御神輿をみんなで元気よく担ぎました。

1学期から続けていたタンポポは順調に育ち、1つの植木鉢に3人分ではきつくなってきました。そこで、班で話し合って地面や大きい植木鉢に植え替えました。すると二人のタンポポが花を咲かせ、種になりました。種から種へ物語は続きます。

また、ヒマワリはたくさんの種をつけました。きれいで太った種を選び、運動会をがんばったカリタス幼稚園の年長さんにプレゼントしました。お返しに頂いた歌のプレゼントはとてもかわいかったです。

7月にやってきた山羊のゆめちゃんは食いしん坊。干し草以外にもいろいろな草や葉を食べることが分かりました。桜や桑の葉は大好物。驚いたのはオリーブの葉も大好きだということでした。ゆめちゃんが食事を楽しめるように『ゆめレストラン』の開店です。他にも茶殻やミカンの皮を干してあげました。その他にもゆめちゃんが食べられる葉物野菜の栽培にも挑戦しています。また、散歩が嫌いなゆめちゃんでしたが、数ヶ月のかかわりの中で信頼関係ができてきたのか今では校庭まで元気よく散歩に出かけるようになりました。少しずつですが、高いところに登れる脚力もついてきました。7月には嫌がっていた体重計での体重測定も今ではスムーズにできています。3組はこれからもゆめちゃんの夢を考えながら共に過ごしていきます。

1年2組からのトピック


だいすき

アイとの別れ アンとの出逢い
みんなの心に幾重もの思い出が重なった2学期でした。
仔羊のアイの死とアンとの出逢いがこの学期を象徴するできごとだったのです。

7月から暮らし始めたアイが散歩中に座り込んだり歩きたがらなかったりすることが増えたのは9月の下旬くらいからのことです。子どもたちはそのことを気にかけ、ゆっくり歩き、リードも外して見守ることでアイへの想いを深めていったのです。アイは体力を回復するために11月に入っていったん牧場にもどったのですが、その2日後に天国に旅立ってしまったのです。

子どもたちはその喪失感をもちつつも、命のこと、生と死について、アイへの想い、飼育の難しさや悦びなどを再考する日々を過ごしました。

羊さんとの生活が日常になっていたみんなは熟考したうえで3月まで2年生(現3年生)が飼育していたアンを迎えることになりました。アンと出逢いお世話を再開した子どもたちはアイがいる空を見上げながらその日々をゆったり紡いでいます。

多摩川探検、秋祭り、サツマイモの収穫、チューリップの球根植えなど活動が盛りたくさんの今学期を助け合いながら完走した子どもたちです。

1年1組からのトピック


だいすき

「羊さんとの二学期がスタート」
二学期の総合は多摩川探検、動物さんとの生活、秋祭り、ダンボール工作などいろいろ活動してきました。どの活動も盛りだくさんでしたが、今回は限られた文面の中で、「ふくちゃん」についてお伝えしていこうと思います。夏休みに入る前、ついに待ちに待った羊さんがやってきました。やってきた羊さんを見ると、「かわいい!」と、子どもたちにも素敵な笑顔が広がりました。みんなで考えたひつじさんの名前は「ふくちゃん」です。

「ふくちゃんの おはなに てを あてたら あたたかった」
保護者の方のご協力も合わせて、夏休みも順番でお当番をやってお世話してきました。そうした中で、自然と日常の生活の中でもふくちゃんについての話題がたくさん出てくるようになりました。ふくちゃんのことをクラスでも話していると、ある子が「ふくちゃんのおはなに手をあてたらあたたかった」と教えてくれました。虫さんたちとはまた違った命を感じる、とても貴重な体験をしていることを子どもたちから教わりました。

「ふくちゃんともっといっしょにいたい!」
総合の時間では、次にどんな活動をするかクラスで話し合いました。すると、「ふくちゃんともっといっしょにいたい」という意見がたくさん出されました。ふくちゃんとしてみたいことは…
・ふくちゃんとお泊りしたい
・リレーしたい
・一日全部過ごしたい
・パーティしたい
・あそびたい
・多目的ホールで写真をとりたい
などなど、たくさんの意見が出ました。話し合った結果、まず、ふくちゃんとの個人写真、集合写真をとることにしました。ところが、いざ写真をとろうとすると、なかなかうまくいきません。ふくちゃんと全員が写真をとれるのか?!ふくちゃんとお泊りするのか?!三学期もふくちゃんの気持ちを考えながら、子どもたちと話し合って決めていきたいと思います。

2年1組からのトピック


みんなでチャレンジ みんなとジャンプ  あんこといっしょ

☆あんこからもらった毛をだいじにするよ☆
子どもたちは羊のあんこが大好きです。4月に新しい小屋にお引っ越ししてからも、毎日お世話をがんばっています。あんこが毛刈りをされる時は、「がんばれ!もうちょっとだよ」とみんなやさしいまなざしを向けていました。あんこの毛を使って何をつくろうか、みんないろいろ夢がふくらんでいます。しかし、その前に、この油と草と糞まみれの毛をきれいにしなければなりません。時は夏。日射しが照りつける中、子どもたちは「ふわ~っと。やわらかくだよ。」「やさ~しくね。」と、一心に毛を洗っていました。少しきれいになりましたが、まだまだゴミをとって白くする作業は続きます。その一方で、羊毛ボール作りやフエルトを使って小物づくりをやってみました。子どもたちは楽しそうに取り組んでいて、できあがった作品を喜んでいました。さあ次はいよいよあんこの毛をふわふわにして物作りに挑戦です。

☆多摩川たんけん☆
多摩川には、5月と7月にでかけました。2年目になって準備、段取りもよくなりました。沼に入って小魚やエビを探したり、秘密基地を作ったり、水切り、木登り、草滑り、色水づくり…思い切り楽しんでいました。保護者の方の学習参加に支えられています。

☆お泊まり会大成功☆
6月末は待ちに待ったお泊まり会でした。クラスで4つのグループを作って、それぞれが工夫したレシピでカレーを作ることになりました。畑で育てた野菜をつかいました。スーパーに行って、お肉やカレールー、隠し味になるものを買いました。自分の家でよく練習していたからでしょう。とても手際よくカレーができあがりました。世界で一つだけのカレーの味は最高でした。みんなと一緒に体育館に広がって寝袋で眠ったのもいい経験です。翌日も朝から元気いっぱい。よく食べよく遊んで、振り返りをして帰りました。とても幸せな時間でした。

☆1年生、5年生ありがとう☆
今年は5年生と交流しています。5年生はいつもやさしくて、休み時間にもよく声をかけて遊んでくれます。交流会のドッチボールで投げるボールのスピードが速くて驚いています。みんなのあこがれです。

1年生との交流もしました。2年生はお兄さん、お姉さんにになって嬉しそうです。ひまわりの種をプレゼントしておにごっこで遊びました。体育の時間にはボールを使ったゲームをしたり、総合の時間には羊や多摩川のことについて話を聞いてもらったり質問を受け付けて答えたりしました。とても楽しい時間になりました。

6年3組からのトピック


(仮)見る人に伝わるコマ撮りに挑戦!

6年3組の総合は、5年生の総合の振り返りから始まりました。去年の劇づくりでは、様々な壁にぶつかりながらも、最後にはみんなで協力して本番の舞台を成功させ達成感を得られたことが伝わりました。また、その中で見られた友だちの長所や成長を素直に尊敬する姿もありました。「クラスみんなでやり遂げた総合」という充実感があったと思います。
 6年生の総合では「一人ひとりが意見を伝え合い、それぞれの違いを尊重しながら話し合って進めていきたい」という意見がたくさん出ました。このことから、「一人一人が意見を言い合える関係性作り」を子どもたちは求めていることが分かりました。
小学校最後の総合で何を追究するか。最後まで残った2つのテーマは、「動画制作」と「藍染」でした。動画制作では定義が広すぎるので「コマ撮り」としました。それぞれのテーマの喜びややりがいを考えました。「コマ撮り」では、みんなの特技を生かして役割分担し、試行錯誤しながら制作にあたり、最後に見た人から笑顔や反応をもらう喜び。「藍染」では、藍の命をお世話し、藍色を布にうつし出す研究を重ね、布に色が染まった瞬間や作品に残す喜び。どちらのテーマになっても良いという子も多く、投票の結果、「コマ撮り」で活動をスタートさせました。1学期は、7つのグループに分かれて、まずは1つの作品を作り上げてみようと活動してきました。「切り紙」、「人形」、「人間」、「黒板アート」など、班によって様々な素材の作品が完成しました。共通のめあては、「見る人を意識して」制作すること。見る人に伝わる作品になったのか、2学期に検証し、方向性を決めることから始めていきたいと思います。

6年2組からのトピック


あめ

子どもたちにとってカリタス小学校最後の総合は、「遊ぶときに手を抜く子はいない。楽しければ自然と一生懸命になる」という話から始まりました。これは、児童文学作家である石井桃子さんの「子どもたちよ、子ども時代を しっかりと楽しんでください。おとなになってから老人になってからあなたを支えてくれるのは子ども時代の「あなた」です。」という言葉から始業式に校長先生がお話ししてくださったことです。6年2組の総合はみんなが楽しんでできる総合。全員参加でできる総合にしていこう!とスタートしました。

6月23日、ついに総合のテーマが「あめ」に決まりました。
その日は、余った時間で、早速次の時間に一番簡単と言われているべっこう飴をつくる計画を立てました。当日は総合デーだったので、来ていただいた保護者のみなさんに手伝ってもらい、いよいよ実践!まず、8つの班に分かれてレシピ通りに作ってみたのですが、なんと早速失敗する班が多発します。
失敗してしまった班は、水と混ぜて溶けたはずの砂糖が(水が蒸発してしまったのか)結晶になってしまったり、成功したと思ったものの固まらなかったりと様々です。
失敗した班の半数ほどは、「上白糖」や「グラニュー糖」といった一般的な白砂糖ではない、「三温糖」や「きび砂糖」など、茶色の砂糖を使っていて、そこも失敗の原因なのでは、という話も出ました。
後日、クラスメイトが調べてきてくれた資料により、失敗した班で起きた現象は「再結晶化」だということ、そして、「三温糖」や「てんさい糖」など、茶色の砂糖はお菓子作りに向かない、ということが分かりました。
「結晶」について調べた後は、「砂糖の種類」についても調べてみようということになり、当日使った砂糖の味比べをして表にまとめました。「上白糖」などの白砂糖2種、「三温糖」などの茶色砂糖3種を、見た目、味、原材料などを調べてまとめたのです。すると、ほとんどが「てんさい(甜菜)」「さとうきび」から作られている事、茶色のものには糖蜜やミネラルが入っている事、がわかりました。
さらに、「飴を作るなら砂糖についても深めよう」という話になり調べてみると、なんと35種類も発見されました。ところが、砂糖ではなさそうなものや、名前が違うだけで同じっぽいものなど、怪しいものがたくさん。そこで、一人一種類ずつ調べました。
調べ終えて、原料ごとに「さとうきび」「さとうきびとてんさい」「てんさい」で分けていくため、ひとつひとつ取り上げていって調べた人に発表してもらいます。すると、芋づる式に、これとこれは同じ、これはこれに入っている栄養素、などとわかっていきました。けれど、いろいろとかなり複雑に関わっていたため、1学期だけでは終わらず、2学期に持ち越しになりました。(E.A)

6年1組からのトピック


(仮)思い出の校舎を残そう ミニチュア作り

小学校生活最後の総合ということもあって、どのようなテーマがいいか話し合いが始まりました。テーマ決めの前に、●一人でできるものはやめよう ●失敗できるものがいい ●危なすぎるものはやめよう ●場所やかかるお金について考える といった4つの条件に合ったテーマにすることになりました。
多くのテーマが出されましたが、「劇」「家」「昆虫食」「ダンス」「校舎のミニチュア」「黒板アート」「多摩川」の7つのテーマに絞り込まれ、4つの条件に合っているのはどれか皆で考えました。7つのグループのプレゼンテーションなども行って、投票をしたところ「校舎のミニチュア」「昆虫食」「黒板アート」の3つが残りました。しかし、黒板アートチームから「黒板アートに学びが見つけられなかった」と意見が出されました。4つの条件に加えて、●どんな学びがあるか(メリット、デメリット)で「昆虫食」「校舎のミニチュア」の2つのテーマについて調べ活動が続きました。
「昆虫食」では、インターネットでいくら調べても、安心して食べられる昆虫の育て方が分かりません。そこで販売店に行って聞いてきたり、大学などの専門家に電話やメールをしたりして安全性について確認しました。すると自分たちで育てた昆虫を食べることはやめた方がいいというアドバイスがいただけました。
「校舎のミニチュア」では、カリタス小学校の新棟工事に加えて今の校舎の改修工事が始まるので、私たちの思い出の校舎を残したいという願いがあり、改修場所の確認や模型の作り方などについて直接工事事務所に聞きに行きました。
そして、どうしても昆虫が食べられない子の気持ちに寄り添い、「(仮)思い出の校舎を残そう ミニチュア作り」 に決定しました。

5年3組からのトピック


ペットボトルで作るエコの世界

●「総合教育活動」って?
4月、クラス替えをしてまだ慣れない友だちとの話題は「今年の総合何にする?」でした。友だちと共通の話題で繋ぐ一役を担っていました。そこで、「総合教育活動」の大切な視点について問いかけました。すると、①楽しく一年間かけて探求、追求できるか。②みんなで協働の学びができるか。③みんなが納得できるテーマということがあげられました。そこからスタートし、総合のテーマでやりたいことの意見を出し合いました。そのうちに興味の持つ物同士でプレゼンの内容や資料製作が始まりました。しかし、何でも出していたため、消しゴムはんこ、映画、ペットボトルで作る、劇、トリックアート、縫い物、針金アート、千羽鶴、プログラミング、アレルギー除去食品の開発など12個ものテーマがあげられました。その理由で「今、やりたい事」ではなく「将来役に立つから」という言葉に違和感があり、もう一度問い直してみました。

●5年3組の総合は、「みんなでやればやるほどおもしろい!」が大事
学校でみんなと協力して一つの物を作り上げられる総合のテーマ探しになり、3つに絞ったのが「ペットボトルで作ろう」「映画」「劇」でした。
最初は、それぞれの提案者が説明をしていましたが、それをどのように受け止めているのか知るため、クラス一人ひとりから自分の考えを自分の言葉で話してもらいました。そうして友だちの言葉に耳を傾けていくと、自分の推しているテーマ以外のテーマの良さを認める空気がでてきました。そして、他者を否定するのではなく、意見を述べる言葉に変化がみられ、相手を尊重する話し合いの空気が生まれ、より発言しやすくなったようでした。3組が「学校でみんなと協力して一つの物を作り上げられる総合」に向けて動き出しました。

●相手を認め、尊重する空気が生まれる
最終的に「映画」と「ペットボトルで作ろう」に絞られました。「映画」は3人だったので、多数決で決めてしまえば「ペットボトルで作ろう」に決まるわけですが、「映画の人たちも頑張ってきたから、映画の人が納得する決め方をしてあげたい」と言う意見が出て、その3人にもう一度時間をあげることにしました。映画の3人の話し合いは、33対3と言う圧力に「負けた」では、ありませんでした。「やるだけやったし、4人から一度は増えて最後のここまで残ってきたから頑張ったと思う。みんなに自分たちの考え、映画の良さも伝わっていたのは嬉しかった。私たちも、「ペットボトルで作ろう」の良さも理解しているし、総合のテーマは、もう決めなければならない時期だから、残念だけれど次に進むために「ペットボトルで作ろう」の総合で頑張っていこう」と3人で気持ちを整理してみんなに伝えることができました。

5年2組からのトピック


みんなで仲を深めよう! 多摩川調査

 新学期が始まったとたん、総合のテーマとして、たくさんの案が出されました。総合のテーマ決めを通して、友だちを知り、互いに理解し合い、皆が楽しく生活していくための気遣いができるようになってきています。発表の仕方や聞き方も、高学年らしく上手になっています。何度もプレゼンをし、話し合いを重ね、体験をした結果、テーマが『多摩川』に決まりました。高学年らしく多摩川を調査し、来年入学してくる1年生に『多摩川』のことを伝えられるような『多摩川BOOK』の作成を目指します。クラス替えがあった学年なので、クラスの仲間の心が1つになれるようにと、テーマ名を決めました。7月5日に第一回多摩川調査が実施され、懐かしい多摩川で低学年の気持ちを思いだしたところで、1学期が終わりました。